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鐘
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「して、大公は二人が平民であることでペリエ嬢に非がないと仰られるのですね?むしろクレイン辺境伯へ非があると」
「ああ、ない。私をわずわらせた罪は重い。たかが平民と何度も云わせるなっ」
「分かりました。それでは今からワイバーンをお借りします」
ガタンと立ち上がって扉へ向かう。
宰相になぜと問われて足を止めた。
「陛下へご報告致します。謝罪に来られた大公が多大な功績のある二人への加害についてたかが平民と侮り、姪であるペリエ嬢の非を認めない。それが王家の意思と断言されたと」
「息子に言って何になる?私はあれの父親だ」
私が言えば言う通りにすると一段と気色ばんで口早に捲し立てた。
「…父だからと私情を挟まれた場合はやむを得ないと受け止めましょう。ですが、私の尊敬する陛下は肉親の情で大局を見誤る方ではありません。必ず公平な判断をされます。だからお二人は陛下を出し抜いてここにいらっしゃるのでしょう?」
顔色の変わった二人に口角を上げた。
やはり陛下に黙ってここへ来たのだ。
陛下の判決が出る前に解決する心積もりで。
陛下も王宮も、クレインの功績と武力の前で強気には出られない。
拗れたことを伝えれば、おそらくペリエ嬢ひとりの処分では収まらない。
大公と宰相の地位や財産の剥奪まで及ぶ。
振り返って外の扉に近づくと走ってきた気配と背中にしがみつく手に足を止めて大仰に振り返る。
「待て!待つんだ!カリッド殿!」
「何か?宰相」
「な、何が望みだ?」
身長差から見下げれば、下から宰相はきょときょとと目を泳がせて額には汗が滲んでいる。
「と、申しますと?」
「き、君からの要求は、何もない。何が望みだ?」
「何もございません。ただ陛下から公平な采配をいただきたいだけです」
「か、金は?」
「金で部下の傷は治りませんから。報告した通り、後遺症が危ぶまれるほどの扱いを受けました。私の部下が受けた扱いは納得していません。何より今現在の戦況で彼らの能力を必要としています。他の追随を許さない大幅な探知、術式の扱い、大型を専門とした陸上と水性魔獣の討伐能力ですよ。二人のたぐいまれなる能力は戦局の要でした。なのに使えなくされてしまった。金でどうにかなりますか?彼らほどの業績と能力を持つ者がすぐに見つかりますか?彼らは金には変えられません」
陛下に采配いただきたいと強く言うと青ざめて震えながら大公へと視線を向ける。
顔を赤くしていら立った大公は歯ぎしりしながら私を睨み付ける。
「…許さんぞ」
留まれと命令されたが、軽く頭を下げて否と答えた。
「王都兵団団長の私に命令出来るのは陛下のみですから」
エヴへ手を指し示して、彼女もですと告げる。
まだぽやっと叩いた頬に手を当てて首をかしげていた。
きゅっと唇を結び少し目が潤んでいる。
叩かれたショックが大きかったと目に見えて分かり、後悔した。
「陛下より地位を賜った私共に大公の意思は関係ありません」
「ごもっとも」
ジェラルド伯はパン、パンと手を叩き、直ぐ様叫びそうな大公を制する。
「大公、我がクレイン辺境伯領も同様です。我らが仕えるは陛下おひとり。大公ではありません」
それとこちらですけど、と懐から書類を一枚出して見せる。
「やはり私共も陛下のご英断をお待ちしようと思います」
びっ、びっと。
真ん中から破りまた重ねて破り、千々に細かく裂く。
「金で横っ面を叩かれるのは性に合いません。払えば済むという態度、功績のある娘や部下への中傷、腹に据えかねました。こちらは誠心誠意の反省と謝罪を求めます」
テーブルにはらはらと紙を落としながら席についたままのジェラルド伯はさっぱりした顔でそう告げた。
言葉少なく事の成り行きを見つめていたロバート殿が父親の様子に納得しつつ首肯した。
ただ、ペリエ嬢にだけすまなそうに眉を下げて軽く頭を下げて見せる。
「残念ですね。ペリエ嬢は心を入れ換えて、私共と二人へ誠意を込めた謝罪の手紙を毎日、何枚も書いておられたのに。お心遣いが水の泡になってしまった。ペリエ嬢、こんなことになって心中お察しします」
テーブルに寄りかかりながら、何が起きたのかペリエ嬢は理解が追い付かず茫然と立ち尽くす。
「ならばその事は陛下に口添えいたします」
「はい、お願い致します。これではあまりにもペリエ嬢が気の毒なので」
「カリッド殿、わ、私のことも、私は謝罪の意を述べました!中傷など、何もしておりません!賠償もクレイン辺境伯の要望通り粛にお受けします!娘に、処罰が必要とされるなら如何様にもお受けするとお伝えください!娘の行き過ぎた恋慕のせいで事が起こり、大公の改めぬ態度のせいでございます。どうか口添えを!」
報告するなら大公と娘の非にしてくれと泣きつく。
「宰相!お前は、払えぬと泣きついて私を頼ったくせに、この風見鶏め!」
「何を仰られる!払えぬからこそ陛下へ上申しようとしたのに!私を妨げた上に無理にワイバーンに乗せたのは大公です!違うとは言わせません!警護の男を使って私を拘束したのですから!私は何度も諌めました!」
宰相からの今までにない強い反論に大公は目を剥いた。
「お前は娘が可愛くないのか?!情のないあれに言えば厳しい処分を下すというのに!それでも父親か!」
「たとえそうなっても陛下の判断に委ねるべきです!私もお仕えするのは陛下おひとりなのですから!」
「宰相!お前まで私に逆らうのか?!その地位につけたのは私が引き立ててやったからだというのに!この恩知らずめ!」
「何とでもどうぞ!大公にはこれが何より優先すべき政治的なことだとお分かりにならないのですから!この広がる魔獣を自領ひとつで押さえつけるクレインの武力の前に今は王宮は戦々恐々と見守っているんですよ!カリッド殿まで立ち位置を変えられたこの状況で、これ以上私も従うことは出来ません!特にその!」
ばっとエヴへ手をさして怒鳴った。
「そこにおられるご令嬢は、王国一の剣豪であるカリッド殿と対等かそれ以上と目される御仁です!わざわざ小娘などと侮り辱しめるなど恐れ知らずにも程がございます!」
突然の名指しに、はっと振り向きエヴがぴょんと肩を揺らす。
「他にも従う三名の猛者がいるのに。この四人で王都兵団に匹敵する武力だと王宮では知らぬものはいない。もとの武力と合わせて国を覆すほどの、そんなクレインに対して激しく感情を揺さぶり対立を煽り、王家と仲違いさせる真似をされているのです。そうでなくても、伯の采配ひとつでここで繁殖した魔獣を近隣に溢れさせることが出来るのに、近隣からの陳情が山のように届いているんですっ」
「宰相殿、人聞きの悪いことを申されますな。それは意図と関係なく人手不足のせい、仕方のないことですよ」
泰然と手を上げ宰相を制する。
「ご息女の行いに、同じ親として察するものがあります。金銭で解決できるならと思いましたが、かような結果になり、」
「ならば、今しばらく憂慮いただけませんか?我が公爵家は非を認め、逆らう気持ち気は毛頭ございません。それよりも、その矜持に溢れたやりようは王家へ仇なすと誤解されかねません。周囲へ私が必ずや取りなし致しますので、どうか、ひっ!」
次の瞬間、外から甲高い鐘の音が鳴り響き宰相と大公は音に恐れて慌てた。
「…鐘の音が。…襲撃です。お話の続きは明日に。ロバート、お三方の避難を」
「ああ、ない。私をわずわらせた罪は重い。たかが平民と何度も云わせるなっ」
「分かりました。それでは今からワイバーンをお借りします」
ガタンと立ち上がって扉へ向かう。
宰相になぜと問われて足を止めた。
「陛下へご報告致します。謝罪に来られた大公が多大な功績のある二人への加害についてたかが平民と侮り、姪であるペリエ嬢の非を認めない。それが王家の意思と断言されたと」
「息子に言って何になる?私はあれの父親だ」
私が言えば言う通りにすると一段と気色ばんで口早に捲し立てた。
「…父だからと私情を挟まれた場合はやむを得ないと受け止めましょう。ですが、私の尊敬する陛下は肉親の情で大局を見誤る方ではありません。必ず公平な判断をされます。だからお二人は陛下を出し抜いてここにいらっしゃるのでしょう?」
顔色の変わった二人に口角を上げた。
やはり陛下に黙ってここへ来たのだ。
陛下の判決が出る前に解決する心積もりで。
陛下も王宮も、クレインの功績と武力の前で強気には出られない。
拗れたことを伝えれば、おそらくペリエ嬢ひとりの処分では収まらない。
大公と宰相の地位や財産の剥奪まで及ぶ。
振り返って外の扉に近づくと走ってきた気配と背中にしがみつく手に足を止めて大仰に振り返る。
「待て!待つんだ!カリッド殿!」
「何か?宰相」
「な、何が望みだ?」
身長差から見下げれば、下から宰相はきょときょとと目を泳がせて額には汗が滲んでいる。
「と、申しますと?」
「き、君からの要求は、何もない。何が望みだ?」
「何もございません。ただ陛下から公平な采配をいただきたいだけです」
「か、金は?」
「金で部下の傷は治りませんから。報告した通り、後遺症が危ぶまれるほどの扱いを受けました。私の部下が受けた扱いは納得していません。何より今現在の戦況で彼らの能力を必要としています。他の追随を許さない大幅な探知、術式の扱い、大型を専門とした陸上と水性魔獣の討伐能力ですよ。二人のたぐいまれなる能力は戦局の要でした。なのに使えなくされてしまった。金でどうにかなりますか?彼らほどの業績と能力を持つ者がすぐに見つかりますか?彼らは金には変えられません」
陛下に采配いただきたいと強く言うと青ざめて震えながら大公へと視線を向ける。
顔を赤くしていら立った大公は歯ぎしりしながら私を睨み付ける。
「…許さんぞ」
留まれと命令されたが、軽く頭を下げて否と答えた。
「王都兵団団長の私に命令出来るのは陛下のみですから」
エヴへ手を指し示して、彼女もですと告げる。
まだぽやっと叩いた頬に手を当てて首をかしげていた。
きゅっと唇を結び少し目が潤んでいる。
叩かれたショックが大きかったと目に見えて分かり、後悔した。
「陛下より地位を賜った私共に大公の意思は関係ありません」
「ごもっとも」
ジェラルド伯はパン、パンと手を叩き、直ぐ様叫びそうな大公を制する。
「大公、我がクレイン辺境伯領も同様です。我らが仕えるは陛下おひとり。大公ではありません」
それとこちらですけど、と懐から書類を一枚出して見せる。
「やはり私共も陛下のご英断をお待ちしようと思います」
びっ、びっと。
真ん中から破りまた重ねて破り、千々に細かく裂く。
「金で横っ面を叩かれるのは性に合いません。払えば済むという態度、功績のある娘や部下への中傷、腹に据えかねました。こちらは誠心誠意の反省と謝罪を求めます」
テーブルにはらはらと紙を落としながら席についたままのジェラルド伯はさっぱりした顔でそう告げた。
言葉少なく事の成り行きを見つめていたロバート殿が父親の様子に納得しつつ首肯した。
ただ、ペリエ嬢にだけすまなそうに眉を下げて軽く頭を下げて見せる。
「残念ですね。ペリエ嬢は心を入れ換えて、私共と二人へ誠意を込めた謝罪の手紙を毎日、何枚も書いておられたのに。お心遣いが水の泡になってしまった。ペリエ嬢、こんなことになって心中お察しします」
テーブルに寄りかかりながら、何が起きたのかペリエ嬢は理解が追い付かず茫然と立ち尽くす。
「ならばその事は陛下に口添えいたします」
「はい、お願い致します。これではあまりにもペリエ嬢が気の毒なので」
「カリッド殿、わ、私のことも、私は謝罪の意を述べました!中傷など、何もしておりません!賠償もクレイン辺境伯の要望通り粛にお受けします!娘に、処罰が必要とされるなら如何様にもお受けするとお伝えください!娘の行き過ぎた恋慕のせいで事が起こり、大公の改めぬ態度のせいでございます。どうか口添えを!」
報告するなら大公と娘の非にしてくれと泣きつく。
「宰相!お前は、払えぬと泣きついて私を頼ったくせに、この風見鶏め!」
「何を仰られる!払えぬからこそ陛下へ上申しようとしたのに!私を妨げた上に無理にワイバーンに乗せたのは大公です!違うとは言わせません!警護の男を使って私を拘束したのですから!私は何度も諌めました!」
宰相からの今までにない強い反論に大公は目を剥いた。
「お前は娘が可愛くないのか?!情のないあれに言えば厳しい処分を下すというのに!それでも父親か!」
「たとえそうなっても陛下の判断に委ねるべきです!私もお仕えするのは陛下おひとりなのですから!」
「宰相!お前まで私に逆らうのか?!その地位につけたのは私が引き立ててやったからだというのに!この恩知らずめ!」
「何とでもどうぞ!大公にはこれが何より優先すべき政治的なことだとお分かりにならないのですから!この広がる魔獣を自領ひとつで押さえつけるクレインの武力の前に今は王宮は戦々恐々と見守っているんですよ!カリッド殿まで立ち位置を変えられたこの状況で、これ以上私も従うことは出来ません!特にその!」
ばっとエヴへ手をさして怒鳴った。
「そこにおられるご令嬢は、王国一の剣豪であるカリッド殿と対等かそれ以上と目される御仁です!わざわざ小娘などと侮り辱しめるなど恐れ知らずにも程がございます!」
突然の名指しに、はっと振り向きエヴがぴょんと肩を揺らす。
「他にも従う三名の猛者がいるのに。この四人で王都兵団に匹敵する武力だと王宮では知らぬものはいない。もとの武力と合わせて国を覆すほどの、そんなクレインに対して激しく感情を揺さぶり対立を煽り、王家と仲違いさせる真似をされているのです。そうでなくても、伯の采配ひとつでここで繁殖した魔獣を近隣に溢れさせることが出来るのに、近隣からの陳情が山のように届いているんですっ」
「宰相殿、人聞きの悪いことを申されますな。それは意図と関係なく人手不足のせい、仕方のないことですよ」
泰然と手を上げ宰相を制する。
「ご息女の行いに、同じ親として察するものがあります。金銭で解決できるならと思いましたが、かような結果になり、」
「ならば、今しばらく憂慮いただけませんか?我が公爵家は非を認め、逆らう気持ち気は毛頭ございません。それよりも、その矜持に溢れたやりようは王家へ仇なすと誤解されかねません。周囲へ私が必ずや取りなし致しますので、どうか、ひっ!」
次の瞬間、外から甲高い鐘の音が鳴り響き宰相と大公は音に恐れて慌てた。
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