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闇のきざはし 15 狼の山城 と 薔薇の館 の 物語
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満の回想 2
高校からは香月が潟森地区に戻ってきた。入学してすぐ俺を3年の教室に訪ねてきてくれた。抱きついてきた香月を 抱きしめ 香月の香に包まれて、なぜか胸が騒がしくなった。
香月をバスケットボール部に入れて、大概一緒に帰るようにした。
香月とは兄弟のように育ち、いままでは弟のように思ってきたが、俺の心も体も 兄弟以上、友達以上を求めていた。正直に 香月に告白して 受け入れられたときは、天にも昇る心地だった。夜も俺の部屋に泊まったり、薔薇の館に俺が出向いたりしていたので、2階の香月の部屋の窓の鍵は いつも開けておいてくれた。夜、香月だけを訪ねるとき、玄関に立つことなく、2階の窓から出入りしていた。
5月のはじめ、香月から 兄が薔薇の館に来るので、滞在中、夜は会えないと言われた。
ふたりの付き合いは、一応秘密にしていたので、しょうがないと頷いた。が、胸騒ぎがして、これは嫉妬なのかとも疑わないでもないが、そんな不安定の気持ちのせいか、夜には薔薇の館から香月の悲鳴が聞こえたような?空耳までおきた。
そして、ゴールデンウイーク明け登校したが、香月が欠席だった。次の日も、その次の日も、香月は登校してこなかった。
やっと香月が登校してきた。約束したわけではないが、一緒に帰ろうと 俺は、昇降口で、香月を待っていた。香月の香が近づいてきた途端、遠ざかってゆく。見れば 香月が裏門に向かって走っていた。
高校からは香月が潟森地区に戻ってきた。入学してすぐ俺を3年の教室に訪ねてきてくれた。抱きついてきた香月を 抱きしめ 香月の香に包まれて、なぜか胸が騒がしくなった。
香月をバスケットボール部に入れて、大概一緒に帰るようにした。
香月とは兄弟のように育ち、いままでは弟のように思ってきたが、俺の心も体も 兄弟以上、友達以上を求めていた。正直に 香月に告白して 受け入れられたときは、天にも昇る心地だった。夜も俺の部屋に泊まったり、薔薇の館に俺が出向いたりしていたので、2階の香月の部屋の窓の鍵は いつも開けておいてくれた。夜、香月だけを訪ねるとき、玄関に立つことなく、2階の窓から出入りしていた。
5月のはじめ、香月から 兄が薔薇の館に来るので、滞在中、夜は会えないと言われた。
ふたりの付き合いは、一応秘密にしていたので、しょうがないと頷いた。が、胸騒ぎがして、これは嫉妬なのかとも疑わないでもないが、そんな不安定の気持ちのせいか、夜には薔薇の館から香月の悲鳴が聞こえたような?空耳までおきた。
そして、ゴールデンウイーク明け登校したが、香月が欠席だった。次の日も、その次の日も、香月は登校してこなかった。
やっと香月が登校してきた。約束したわけではないが、一緒に帰ろうと 俺は、昇降口で、香月を待っていた。香月の香が近づいてきた途端、遠ざかってゆく。見れば 香月が裏門に向かって走っていた。
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