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第三話 静かに動き出す絶望
しおりを挟む一週間後
ジリリリリリ
あすか「う。。。うーん。。。。」
飛鳥は目を擦りながら起きた
あすか「あれ、LINEが。。。」
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カストル「なぎさ これ」
渚とカストルがトランプをしていた
あすか「。。。なにやってるの?」
なぎさ「今日の朝な、緊急でトゥールから電話が来てな」
..............
.........
テレン
なぎさ「。。誰かから電話?もしもし」
『トゥールですが』
なぎさ「はん?なんでおめーが俺の電番知ってんだよ?」
『真咲さんに聞きました、緊急だったので』
なぎさ「あいつ。。。んで、なんだよ緊急って」
『カストルさんのストレスが爆発して、癇癪起こして髪の毛をむしったりしていたのでアレクさんが今対応していますが」
なぎさ「。。。怖いんだろ、だってここはマザーが作った星なんだろ?いつマザーが来るかわからないしマザーが来るってことはフローラってやつも来る。。。それがあいつにとって恐怖でストレスなんだろ」
『ですので今日から遊び相手になってほしいんです、もちろん授業が始まるまででいいので』
....................
.......
なぎさ「んで、こういうわけだ」
あすか「なるほど」
なぎさ「まぁ。。。こいつはみなと一緒にいた方が良かったかもと思うんだが」
渚は愛美がいる部屋を見つめた
なぎさ「。。。5時だからな」
あすか「5時に起きてる私たちも異常だけどね」
なぎさ「んな、きららも寝てるし」
飛鳥と渚はカストルと遊びながら駄弁っていた
ガチャ
なぎさ「お、みな」
みなは不機嫌そうな顔で渚を見た
スタスタスタ
みな「なにやってんの?」
渚はこれまでの経緯を話した
みな「。。。。。カストル」
みなは一旦部屋に戻り、ぬいぐるみを持ってきた
みな「ぬいぐるみを抱くことによってストレスが軽減される、試してみなさい」
カストルはぬいぐるみをギュッと抱きしめた
みな「。。。今はこれで我慢して、それでも無理ならばいつでも呼んで」
みなはリンゴジュースを渡した
カストル「。。。みな」
みな「じゃあ、私は保健室の準備をするから。。。あ、そういえば」
みなは立ち止まった
みな「。。。シノブが起きたわ、けど。。。。昨日の記憶がないらしいの」
なぎさ「記憶が?」
みな「愛美ちゃんにも言ってあるんだけど、起きて第一声が「ここはどこでござるか?地球は?」って言っていたからね」
渚の指輪からはフェレナが出てきた
フェレナ「それはおかしいわ、あの歴史馬鹿は私達と同じところに乗っていたのだもの」
みな「だから、誰かに記憶を消されてるのか。。。。強いショックで本人が忘れているだけかって思ったけど」
フェレナ「それはありえないわ、彼女は妖精の中で強い精神力の持ち主なの」
なぎさ「あ、だから愛美が黒妖精にはならなかったと言っていたのか」
フェレナ「そうね、だから考えられるとしたら。。。」
コユキ「あ、みなさん」
コユキが遠くからみなを呼んだ
カストル「!」ビクッ
コユキ「あら、カストルさんも一緒ですか?」
カストル「なぎさ かえる」
なぎさ「。。。。おー?なんだトイレか?」
渚は何かを察したように答えた
カストル「トイレ」
なぎさ「おーそうかそうかぁ」
渚はカストルを抱いてトイレ方面へ消えた
コユキ「。。。。みなさん少し話があります」
みな「なにかしら?」
コユキ「どうぞ、こちらへ」
コユキはみなを連れてさっていった
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-----
なぎさ「よかったな、カストル女子トイレ入れるの今回だけだぞ」
カストル「トイレ?」
なぎさ「んで。。。なんかあったのか?」
カストルは怯えた表情で渚をみた
カストル「コユキ きけん」
なぎさ「コユキってやつはどんなやつなんだ?」
カストル「。。。こわい」
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--------------
みな「。。。。あなた方の言い分はわかりました、マザーに囚われの身だから助けてくれと、しかし私はこの件に関してあまり深く動かないようにしてます」
コユキ「それはなせですか?」
みな「私も監視の目を向けられているからです、だからこの件に関してあまり雅人の行動に反することをしたくないです」
コユキ「私達を助けることはいけないことなんですか?」
みな「雅人は貴方達をよく思っていません、そんな貴方達を助けることを私がすれば疑いの目がかけられるのはこっちですよ」
みなはため息をついた
コユキ「そうですか。。。。」
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---------------
まさと「では、本日の授業を始める」
雅人は黒板に文字を書いていった
なぎさ「なぁ、愛美」ヒソヒソ
まなみ「。。。。」
愛美は紙になんですか?と書いた
なぎさ「今日の朝さ、カストルがコユキのこと怖いって言うことをみなにいったんだけどさあいつなんかコユキを擁護する発言してたのが気がかりなんだよな」ヒソヒソ
愛美は紙に擁護する発言というのはどんな発言ですか?と書いた
なぎさ「「あの子は雰囲気はこわそうに見えるけどあの子もマザーに囚われている人間。。。。カストルは勘違いをしてるかもしれない」って」ヒソヒソ
愛美はしばらく考えた
なぎさ「おかしくね?」ヒソヒソ
あすか「そういえばコユキさんに呼ばれてたよね朝」ヒソヒソ
飛鳥が愛美の隣からヒソヒソと話した
なぎさ「あいつまた洗脳されたか?」ヒソヒソ
愛美はそんなことはないとは言い切れませんと紙に書いた
なぎさ「あいつ物語だったら姫だよな確実に」ヒソヒソ
あすか「なんで姫?」ヒソヒソ
なぎさ「物語の姫ってよく拐われたり洗脳されたりすんじゃん?」ヒソヒソ
愛美はなるほどと紙に書いた
まさと「。。。というわけや、じゃあここの問題をさっきから雑談してる黒澤凪乃に答えてもらおうか」
なぎさ「とぅえ!?」
まさと「答えろ」
渚は黒板を見た
なぎさ(ハッハーン?これは漢字の読みの問題だな?さてさて。。。これは病気()が悪化()する。。。)病気が悪化するだろ?」
まさと「それは前に言ったことや、さっき言ったことは黒板には書いてない」
雅人は鼻で笑った
なぎさ「ぐぬぬ。。。。」
まなみ「他種族の違い。。。。ですよね?」
まさと「そうや、答えがわかるのか?」
まなみ「変幻族はそれぞれ(胸 足 首 耳)のアクセサリーの宝石に触れると動物に変幻したり人間に戻ったりできる」
まさと「。。。ほう」
まなみ「悪魔は悪魔の中でも種族が多くてサキュバスは他人の精気を奪うことで生きることができる。。。。ドラキュラは他人の血を吸うことで生きることができる」
まさと「そうや、よく聴いてたな」
なぎさ「愛美ずりぃぞ!」
まなみ「私がなぜ紙対応だったのか、口に出すと考えたことを忘れるからですよ」
愛美は渚の頭をポンポンとした
まさと「。。。。。。では、次の問題」
まなみ「あ、雅人先生」
まさと「なんや?」
まなみ「気分悪いので保健室行っていいですか?」
まさと「いいぞ」
------------------
----------
ガチャ
あむ「まなみん!どったの?」
まなみ「みなさんっていますか?」
あむ「みーくん?体調悪いって言って寝てるけど。。。」
あむの後ろでみながゆっくりと体を起こした
みな「まな。。。みちゃん?」
まなみ「みなさん!」
みな「どうしたの?」
まなみ「いえ、今朝コユキさんに何言われたのか気になって」
みな「大したことじゃないわ」
まなみ「でも、渚さんがコユキさんを擁護する発言をしてたって」
みな「。。。。。これ以上巻き込むわけにはいかない、それに。。。。」
みなは窓の外を見た
みな「貴方達が変に動くと巻き込まれるわよ」
まなみ「そんなこと。。。!」
みな「貴方は一般人。。。それに子供わかってるでしょ?」
まなみ「。。。。。」
みな「前みたいに無理やりにでもわからせましょうか?」
あむ「みーく。。。」
まなみ「。。さんの」
みな「?」
まなみ「みなさんのわからずや!!」
ポコッ
愛美はみなの胸を軽くグーで叩いた
あむ「まなみ。。。。」
まなみ「無理してるの。。。わかってるんですよ!本当はマザーが作ったこの星に来るのがこわいことも全部!」
みな「な。。。なんで」
まなみ「ずっと目が泳いでるんですよ!なのに貴方はヘラヘラして。。。。。貴方の!画仮面はいつになったらとれるんですか!?」
愛美は泣きながらみなを軽く殴った
まなみ「いやだと。。。なぜ、言えないんですが?助けてって。。なぜ言えないんですか!?」
あむ「。。。そーだそーだ」ボソ
まなみ「わたしはもう。。。貴方が傷つくのは見たくない」
愛美は泣きじゃくりながら手を止めた
みな「。。。。。。。私は雅人から監視されている、お前はどうせマザー側からの揺さぶりがあればコロッと寝返るだから監視する。。。。。。私には何もできることはない」
みなは愛美の頭をゆっくり撫でた
まなみ「。。。。。。。」
みな「でも。。凄く怖いのはたしか、また失敗するんじゃないか。。。。。もし私達の中に内通者がいたら。。。。失敗したら。。。。って」
まなみ「誰でも揺さぶられたら寝返りますからね、私だって寝返る可能性はゼロではありません」
あむ「。。。。ねぇ、ひとついいかな」
あむが口を開いた
あむ「内通者って言ってたけど誰?」
みな「。。。ここ最近私たちの行動を理解した動きをあちら側がしてるのよ」
あむ「確かにまっくんがみーくんを監視してるのなぜがアメリアさんが知っていたからね」
みな「そう」
まなみ「だから、内通者がいるってことですか?」
ドンドン
ガチャ
なぎさ「。。。。ボイラー室の管理って誰がしてる?」
みな「ボイラー室はだれも管理してないはずよ」
なぎさ「。。。血生臭いがすんだけど」
渚の声にみなは眉間にシワを寄せた
みな「。。。。ボイラー室って空調管理してるところよね?なんでそんなこと」
なぎさ「。。。。。。今って昼前だよな?」
みな「そうね」
渚の後ろからカストルが出てきた
みな「カストル?なんで」
なぎさ「今部屋に一人らしいんだ」
みな「トゥールとアレクは?」
カストル「。。。。かえってこない」
みな「帰ってこない?」
なぎさ「俺がカストルを部屋まで送った時トゥールもアレクもいなかったんだ、んでおれが昼までに帰ってこなかったら連絡してくれってトランシーバーを渡したんだ
みな「トランシーバー?」
なぎさ「軍人とかがよく使うやつだ、ほらこれ」
あむ「これでなにするの?」
渚は外に出た
カストル「なぎさ」
『....ジジ..カストル...ジジ』
みな「なにこれ。。。すごい」
ガチャ
なぎさ「だろ?だってお前カストルにスマホ持たせてねえじゃん」
カストルはハテナを浮かべた
みな「それはカストルが悪い言葉を覚えるのを避けるため、カストルはあくまで預かり人全てが終わったら自身の国へ返す。。。。その時に悪い言葉を覚えてたら保護者のあたしに苦情が行くでしょ」
なぎさ「。。。。苦情じゃなくて首切りの刑だと思うけどな」
みな「。。。。。。私もそう思う」
あむ「んで、ボイラー室みにいかないの?」
みな「そうだった。。。。けど、ボイラー室って鍵がかかってなかったっけ?」
あむ「そういえばまなみんとトイレに向かっていた時ボイラー室に施錠されてたね」
なぎさ「。。。。。。ボイラー室。。。。空いてたぞ?」
渚は息を飲むように発した
あむ「中で誰か捌いてたんじゃない?」
あむは失笑しながら言った
みな「そんなことはないわ、よく考えて食品を扱ってるのは雅人よ」
まなみ「確かに雅人さんみたいなしっかりしてる人が厨房以外で何かを捌くことは考えられない」
みな「。。。。雅人をよんでくる、これはよくない予感がするの」
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--------------
まさと「ボイラー室から異臭?」
みな「血生臭い匂いがするようなの」
まさき「。。。。血生臭い」
まさと「鍵はかかってなかったのか?」
なぎさ「空いてたぞ?」
雅人はボイラー室へ走った
カストル「。。。。。。」
カストルは血を拭き取ったような跡を見ていた
--------------------
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みな「うっ。。。なにこの臭い」
まなみ「。。。。他の人たちは疑問に思わなかったのですか?」
まさと「口止めされてるか。。。あるいは臭いに慣れているかやな」
雅人はマスクをして中へ入っていった
数分後
みな「雅人?なにがあったの?」
みなの問いかけに雅人が出てきた
まさと「。。。。。肉の塊を詰めたゴミ袋が見つかった」
なぎさ「。。。。。は?」
終
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