4 / 5
第4話 悪夢
しおりを挟む
みな「。。。。。だれなの?」
まさと「。。。。。近くに兵士のバッチが落ちていた」
渚はカストルの耳を塞いだ
カストル「なぎさ なにもきこえない」
渚はカストルの耳を塞ぎながらその場を離れた
まさと「しかもトゥールのツノらしきものが落ちていた」
みな「。。。。。だれなの?」
まさと「は?」
みな「トゥールとアレクを殺したのはだれなのって聞いてんの!!」
みなは声を張り上げた
まさと「おちつけ、殺した犯人はもう明白やろ」
まなみ「。。。。コユキさんですか?」
まさと「そうや、しかし。。。。この殺され方はフローラの可能性が高い」
みな「フローラもきてるの!?」
まさと「当たり前やろ、たとえコユキがマザーのお気に入りだったとしても奴隷と共に入ってきた新参者をフローラの監視対象にならないわけない」
みな「じゃあ。。。。。」
まさと「おそらくアレクトゥールとカストルが同じ部屋なのをコユキがフローラに伝えフローラがなんらかの方法で二人をボイラー室に呼び出し殺害した」
みな「。。。。どうやってボイラー室まで呼んだの?」
まさと「。。。そりゃあ、2人が行ったんやろ」
みな「なんで?ボイラー室になにも用事ないじゃない」
まさと「。。。なんでやろう」
まさき「もしかしたら協力者がいたのかも」
まさと「。。。協力者か」
みな「。。。。。。」
まさと「それぞれのアリバイを確認しよう、まずはわいは授業がある日はなるべく子供達を外に出さないように見張っていた、証言は高宮さん達や」
みな「あたしは保健室にいたわ。。。。証言はいない、あむは体調が悪いっていって部屋に篭っていたしね」
まさと「まさきは?」
まさき「僕はここの廊下の清掃をしていたで、証言は普段通らないところを掃除してたから多分だれもいないと思う」
みな「。。。。。。。」
みなは真咲の言葉に違和感を覚えた
まさと「。。。今のところ怪しいのはお前とみなだけか」
みな「あの。。。。」
まさき「まだ、他の人の意見も聞いてへんと思うから」
みなの言葉を遮るように真咲が発した
まさと「そうやな」
みな「。。。。。。。」
-------------------
---------------
-------
あむ「。。。。私は一日中布団で寝てたよ、証言はゆっくん」
ゆうと「あ。。そうっすね、あむさんは一日。。。家にいていました」
---------
-----
かなと「つまんないからこいつと一緒にいた、証言はこいつ」
トイ「あ。。。はい、ずっといました」
------------------
----------
クロエ「クロエはね!!クロエは遊んでた!」
ミヤビ「私は、クロエちゃんと遊んでました」
まさと「この子らは監視カメラのある部屋で過ごしてたから大丈夫やろう」
---------------
-----------
-----
ガチャ
なぎさ「。。。。は?なんでお前いんの?」
アレク「は?いちゃ悪いか」
なぎさ「だっておま。。。ボイラー室に。。。まさか幽霊!?」
アレク「ボイラー室?あぁ、トゥールが呼ばれたって言ってたな」
なぎさ「は?へ?だれにだ」
アレク「。。。。。………だ」
なぎさ「!?」
-------------------
--------------
まさと「ということはボイラー室に行ったのはトゥール。。。アレクは何してた?」
アレク「朝のカストルの状況を見てなにか娯楽になるものを探してましたが、売ってるものは食料と飲料ばかりで。。。。諦めて帰ってきたらあの女の子がいて」
雅人は これまでの経緯を話した
アレク「そうか、トゥールが」
まさと「偉いあっさりしてるな」
アレク「まぁな、俺たちの国では日常茶飯事だそれに。。。」
まさと「それに?」
アレク「なんでもねえ」
まさと「ともかくアレクは無事なら良かった、カストルを見張るやつがいなくなるところやった」
アレク「なんか嫌な言い方っすね」
まさと「当たり前や、わいはカストルをまだ監視の目から外してないぞ」
アレクは何かを言いたそうに雅人をみた
まさと「とにかく、この話はもうおしまいや」
なぎさ「は?まだ終わってねえぞ!」
まさと「わいらが下手に探って次の被害者が出たら困る」
雅人は自分の部屋に戻っていった
なぎさ「。。。。。。」
-----------------
--------------
コユキ「どうやらバレていないようです」
フローラ「あら、それはよかったわ」
コユキ「ただ、勝手な行動はおやめください」
フローラ「別にいいじゃないの」
コユキ「あまり目立つことをすれば」
フローラはコユキの頬を刃物でなぞった
フローラ「調子に乗るなよ?ど新参者が、私がマザー様の一番のお気に入り。。。。それを理解しているの?」
コユキの頬から血が流れた
コユキ「。。。。。ええ、理解しています」
フローラ「なら、そんな寝言は言わないことね。。。。死にたくなければ」
ガチャ
アメリア「。。。。。ドラゴンは排除できましたが、オーク族のやつがうまく逃げていたみたいで」
フローラ「。。。。1人じゃなかったのね、残念せっかくカストルを手に入れるチャンスだったのに」
アメリア「しかし、あの子が関わっていることはまだだれも知らないわ」
コユキ「そりゃあ、監視カメラがない限りあの人達はあの子が協力者と内通者ってことは知らない」
フローラ「まぁ、せいぜいマザー様の計画の妨げにならないようにね」
フローラはコユキの血を舐めた
フローラ「。。。。まっず、相変わらずね」
フローラは水で口を濯いだ
アメリア「あの子は?」
コユキ「次の指示があるまであの人たちと一緒にいますよ」
アメリア「なら、次の指示を渡すわ」
アメリアはあむの写真を取り出した
アメリア「。。。。この人、マザー様が最も嫌う人物です」
フローラ「あいつがいなければ今頃カマウサギはマザー様の忠実な最恐兵器となっていたっていつも呟いていたわ」
コユキ「では、またあの子に協力してもらうことにするわ」
アメリア「いえ、今回は私達だけで実行するとしましょうか」
コユキ「。。。。。わかりました」
---------------------------------
-----------------
--------
あむ「。。。。。ゆっくん」
ゆうと「どうした?」
あむ「少し外の空気吸ってくるね」
ゆうと「俺も一緒に」
あむ「1人になりたい」
あむはふらつきながら扉を開けた
バタン
ゆうと「。。。。。。。」
-------------------------
あむ「。。。。。空は青いのに世界は黒い。。。不思議だな」
?「。。。。。。。ごめん」
あむ「っ!?」
バッシャァーン
-------------------
-----------
-----
ゆうと「。。。。ということなんだ、少し様子みてくれないか?」
『。。。。貴方はいかないの?』
ゆうと「。。。お前の方がいいと思ってな」
『なにそれ、まぁ。。。。少し外を見回ってくる』
ゆうと「あぁ、頼んだ」
ピッ
ゆうと「。。。。もし、お前が俺より早くあむさんと出会っていたら。。。。あむさんはあんな小さな姿にならなくて済んだのかな」
--------------
--------
みな「あむー?」
みなは警戒しながら外回りをしていた
ピチャ
みな「。。。。濡れてる?」
みなは水たまりを辿っていった
みな「あむ!?」
あむがうつ伏せの状態で倒れていた
みな「なんで!あむ!」
みなはあむの体を譲った
あむ「。。。。。みー。。くん?」
あむはゆっくり目を開けた
みな「なんでこんなことに。。。」
みなはあむの体が濡れてることに気づいた
みな「。。。。。これは」
-----------------
---------
----
まさと「トリカブトやな」
みな「トリカブト?」
まさと「毒。。。。成分はそれほど強くない、ただ来るのが数分遅れていたらあむさんは今頃天に行っていたやろうな」
雅人の言葉にみなは驚いた
みな「トリカブトって。。。。」
まさと「。。。。。」
みな「あたしが。。。。地球から持ち出したもの」
まさと「じゃあ犯人はお前か?」
みな「なわけないじゃない、あたしがトリカブトを持ち出したのはいつ襲われてもいいように砕いて液状にしたものをティッシュで染み込ませようとしたの」
まさと「じゃあ。。。。液状にしたトリカブトを上からかけても」
みな「意味ないわ、口に入っていたら痙攣・嘔吐の症状があったのだけれど」
みなはあむをみた
みな「あむは口を閉じてる。。それに何か鈍器のようなもので殴られた跡がある、おそらくあむは鈍器で殴られたあと上からかけられた可能性があるわ」
みなはあむの頭の出血をタオルで止めながら言った
まさと「じゃあ犯人はトリカブトの扱いでさえもわからんかったということやな」
みな「そうね。。。。ねぇ、貴方んとこってトリカブトとかそういう毒性の植物ってあるの?」
まさと「トリカブトよりもっと強い毒性のものはたくさんある」
みな「そう」
まさと「お前は?」
みな「一応。。。。あるわよ」
みなは目を逸らした
まさと「なんで目を逸らす?」
みな「。。。。犯人に心当たりがあるかもしれない」
みなは雅人にすべてを話した
変幻の里の毒性を持つ植物の取り扱いは
王国関係者の中ではみなしか知らないこと
上からかけるという行為は素人がやりがちだということ
そしてこんなところにトリカブトはなく
みなが持ってきたものしかないこと
そして
まさと「。。。。じゃあ、コユキ辺りが持ち出したのか?」
みな「鍵はあたしが持ってるわよ、だからそんなことありえない」
まさと「保健室に誰か出入りしたことは?」
みな「あむはあたしと一緒にいるし。。。あとは。。。」
みなは口を閉ざした
まさと「。。。。昨日、真咲が清掃用具を持って保健室に入っていくところを見た」
雅人はみなを睨んだ
まさと「何を知ってる?」
みな「。。。さぁね、あたしはその時うたた寝していたからわからないわ」
まさと「。。。あむさんの証言によるとお前はうたた寝なんかしない、もし真咲を庇っているのならお前も然るべき対応を取る」
みな「。。。。。。真咲くんは何もしてない」
まさと「そうか」
-------------------------
---------------
あむ「ん。。。。。ここは?」
まさと「ここはシェルターの中です」
あむ「まっくん?」
まさと「気分はどうですか?鈍器で殴られたようですが」
あむ「まだ気分がすぐれないけど。。。。。。。ここにいるのはまっくんだけなの?」
まさとは反対方向を向いた
そこにはみなと愛美がいた
あむ「みーくん、まなみん?どうしたの?」
まなみ「あむさん、大丈夫ですか?」
愛美はあむのお腹を撫でた
あむ「大丈夫だよありがとう」
まさと「あむさんを鈍器なようなものでなぐったのはだれですか?」
あむ「。。。。。最初言い合いになったの」
みな「誰?」
みながあむに近づいた
あむ「。。。。。。。言えない」
まさと「なぜですか?」
あむ「言ったら。。。。傷つくから」
みな「あたしのことはいいわ、あたしは真相が知りたいの」
あむ「。。。私にトリカブト入りの液体を最初にかけたのはフードを被った男の人だった、それで液体を飲ませることを知った男の人は私の口を無理やり開けて手に付着した液体を舐めさせようとしたの」
まさと「。。。。。それで?」
あむ「だからもみ合いになった時にフードが外れたの、それを焦った男の人は持っていたオカリナで私の頭を殴ったの」
みな「オカ。。。リナ?」
みなは目を見開いた
まさと「。。。。。。」
あむ「オカリナを持ってるのはあの人しかいない。。。殴られた衝撃で顔を忘れると思ったんだろうけど私はちゃんと覚えてる。。。。。私にトリカブト入りの液体をかけてオカリナで殴ったのは。。。。マッキーだよ」
まさと「。。。。みな、なにか反論はあるか?」
あむ「え?」
まさと「実は昨日清掃具を持った真咲が保健室のところへ入っていくのをわいは見ていたんです」
あむ「そうなの?」
みな「。。。。。。。なんで」
みなは膝から崩れ落ちた
まさと「。。。。真咲がこれ以上暴走して他の奴らに危害を加える前に拘束する」
みな「。。。。。。」
まさと「。。。。お前も意見はないな?」
みなは静かに頷いた
あむ「まっきーにも何か理由があるんだよ、例えば利用されたとか」
みなは静かにあむの方を見た
その目は沈んでいた
あむ「だってさ、まだ被害者は私しかいないんでしょ!あの兵士さんもフローラが殺したっていうし」
まさと「。。。。真咲の弁護も一応聞いておくか」
------------------
--------------
フローラ「。。。。。あの王子全く役に立たないじゃない、最初の方も上手くやれたと思ったけど結局オークの方は見逃してたんでしょ?」
こゆき「。。。。そうね」
フローラ「そうね、じゃないのよ殺されたいの?明らかな人選ミスよ責任取りなさい」
こゆき「。。。。。まだ、手はあります」
ガチャ
アメリア「。。。。。あの子の行動があの人たちにバレたわ」
アメリアの言葉にコユキは親指を噛んだ
こゆき「。。。。なんで!」
フローラ「あーあ、これがマザー様にバレたら貴方達は今夜の晩餐になるわね」
こゆき「。。。それでアメリアさん、あのこの状況は?」
アメリア「それが空き部屋にマサトの監視付きで軟禁状態。。。。あの子だけを引き連れることは無理でしょう」
こゆき「別の方法を考えるしかなさそうですね」
「それはもう無理だ」
終
まさと「。。。。。近くに兵士のバッチが落ちていた」
渚はカストルの耳を塞いだ
カストル「なぎさ なにもきこえない」
渚はカストルの耳を塞ぎながらその場を離れた
まさと「しかもトゥールのツノらしきものが落ちていた」
みな「。。。。。だれなの?」
まさと「は?」
みな「トゥールとアレクを殺したのはだれなのって聞いてんの!!」
みなは声を張り上げた
まさと「おちつけ、殺した犯人はもう明白やろ」
まなみ「。。。。コユキさんですか?」
まさと「そうや、しかし。。。。この殺され方はフローラの可能性が高い」
みな「フローラもきてるの!?」
まさと「当たり前やろ、たとえコユキがマザーのお気に入りだったとしても奴隷と共に入ってきた新参者をフローラの監視対象にならないわけない」
みな「じゃあ。。。。。」
まさと「おそらくアレクトゥールとカストルが同じ部屋なのをコユキがフローラに伝えフローラがなんらかの方法で二人をボイラー室に呼び出し殺害した」
みな「。。。。どうやってボイラー室まで呼んだの?」
まさと「。。。そりゃあ、2人が行ったんやろ」
みな「なんで?ボイラー室になにも用事ないじゃない」
まさと「。。。なんでやろう」
まさき「もしかしたら協力者がいたのかも」
まさと「。。。協力者か」
みな「。。。。。。」
まさと「それぞれのアリバイを確認しよう、まずはわいは授業がある日はなるべく子供達を外に出さないように見張っていた、証言は高宮さん達や」
みな「あたしは保健室にいたわ。。。。証言はいない、あむは体調が悪いっていって部屋に篭っていたしね」
まさと「まさきは?」
まさき「僕はここの廊下の清掃をしていたで、証言は普段通らないところを掃除してたから多分だれもいないと思う」
みな「。。。。。。。」
みなは真咲の言葉に違和感を覚えた
まさと「。。。今のところ怪しいのはお前とみなだけか」
みな「あの。。。。」
まさき「まだ、他の人の意見も聞いてへんと思うから」
みなの言葉を遮るように真咲が発した
まさと「そうやな」
みな「。。。。。。。」
-------------------
---------------
-------
あむ「。。。。私は一日中布団で寝てたよ、証言はゆっくん」
ゆうと「あ。。そうっすね、あむさんは一日。。。家にいていました」
---------
-----
かなと「つまんないからこいつと一緒にいた、証言はこいつ」
トイ「あ。。。はい、ずっといました」
------------------
----------
クロエ「クロエはね!!クロエは遊んでた!」
ミヤビ「私は、クロエちゃんと遊んでました」
まさと「この子らは監視カメラのある部屋で過ごしてたから大丈夫やろう」
---------------
-----------
-----
ガチャ
なぎさ「。。。。は?なんでお前いんの?」
アレク「は?いちゃ悪いか」
なぎさ「だっておま。。。ボイラー室に。。。まさか幽霊!?」
アレク「ボイラー室?あぁ、トゥールが呼ばれたって言ってたな」
なぎさ「は?へ?だれにだ」
アレク「。。。。。………だ」
なぎさ「!?」
-------------------
--------------
まさと「ということはボイラー室に行ったのはトゥール。。。アレクは何してた?」
アレク「朝のカストルの状況を見てなにか娯楽になるものを探してましたが、売ってるものは食料と飲料ばかりで。。。。諦めて帰ってきたらあの女の子がいて」
雅人は これまでの経緯を話した
アレク「そうか、トゥールが」
まさと「偉いあっさりしてるな」
アレク「まぁな、俺たちの国では日常茶飯事だそれに。。。」
まさと「それに?」
アレク「なんでもねえ」
まさと「ともかくアレクは無事なら良かった、カストルを見張るやつがいなくなるところやった」
アレク「なんか嫌な言い方っすね」
まさと「当たり前や、わいはカストルをまだ監視の目から外してないぞ」
アレクは何かを言いたそうに雅人をみた
まさと「とにかく、この話はもうおしまいや」
なぎさ「は?まだ終わってねえぞ!」
まさと「わいらが下手に探って次の被害者が出たら困る」
雅人は自分の部屋に戻っていった
なぎさ「。。。。。。」
-----------------
--------------
コユキ「どうやらバレていないようです」
フローラ「あら、それはよかったわ」
コユキ「ただ、勝手な行動はおやめください」
フローラ「別にいいじゃないの」
コユキ「あまり目立つことをすれば」
フローラはコユキの頬を刃物でなぞった
フローラ「調子に乗るなよ?ど新参者が、私がマザー様の一番のお気に入り。。。。それを理解しているの?」
コユキの頬から血が流れた
コユキ「。。。。。ええ、理解しています」
フローラ「なら、そんな寝言は言わないことね。。。。死にたくなければ」
ガチャ
アメリア「。。。。。ドラゴンは排除できましたが、オーク族のやつがうまく逃げていたみたいで」
フローラ「。。。。1人じゃなかったのね、残念せっかくカストルを手に入れるチャンスだったのに」
アメリア「しかし、あの子が関わっていることはまだだれも知らないわ」
コユキ「そりゃあ、監視カメラがない限りあの人達はあの子が協力者と内通者ってことは知らない」
フローラ「まぁ、せいぜいマザー様の計画の妨げにならないようにね」
フローラはコユキの血を舐めた
フローラ「。。。。まっず、相変わらずね」
フローラは水で口を濯いだ
アメリア「あの子は?」
コユキ「次の指示があるまであの人たちと一緒にいますよ」
アメリア「なら、次の指示を渡すわ」
アメリアはあむの写真を取り出した
アメリア「。。。。この人、マザー様が最も嫌う人物です」
フローラ「あいつがいなければ今頃カマウサギはマザー様の忠実な最恐兵器となっていたっていつも呟いていたわ」
コユキ「では、またあの子に協力してもらうことにするわ」
アメリア「いえ、今回は私達だけで実行するとしましょうか」
コユキ「。。。。。わかりました」
---------------------------------
-----------------
--------
あむ「。。。。。ゆっくん」
ゆうと「どうした?」
あむ「少し外の空気吸ってくるね」
ゆうと「俺も一緒に」
あむ「1人になりたい」
あむはふらつきながら扉を開けた
バタン
ゆうと「。。。。。。。」
-------------------------
あむ「。。。。。空は青いのに世界は黒い。。。不思議だな」
?「。。。。。。。ごめん」
あむ「っ!?」
バッシャァーン
-------------------
-----------
-----
ゆうと「。。。。ということなんだ、少し様子みてくれないか?」
『。。。。貴方はいかないの?』
ゆうと「。。。お前の方がいいと思ってな」
『なにそれ、まぁ。。。。少し外を見回ってくる』
ゆうと「あぁ、頼んだ」
ピッ
ゆうと「。。。。もし、お前が俺より早くあむさんと出会っていたら。。。。あむさんはあんな小さな姿にならなくて済んだのかな」
--------------
--------
みな「あむー?」
みなは警戒しながら外回りをしていた
ピチャ
みな「。。。。濡れてる?」
みなは水たまりを辿っていった
みな「あむ!?」
あむがうつ伏せの状態で倒れていた
みな「なんで!あむ!」
みなはあむの体を譲った
あむ「。。。。。みー。。くん?」
あむはゆっくり目を開けた
みな「なんでこんなことに。。。」
みなはあむの体が濡れてることに気づいた
みな「。。。。。これは」
-----------------
---------
----
まさと「トリカブトやな」
みな「トリカブト?」
まさと「毒。。。。成分はそれほど強くない、ただ来るのが数分遅れていたらあむさんは今頃天に行っていたやろうな」
雅人の言葉にみなは驚いた
みな「トリカブトって。。。。」
まさと「。。。。。」
みな「あたしが。。。。地球から持ち出したもの」
まさと「じゃあ犯人はお前か?」
みな「なわけないじゃない、あたしがトリカブトを持ち出したのはいつ襲われてもいいように砕いて液状にしたものをティッシュで染み込ませようとしたの」
まさと「じゃあ。。。。液状にしたトリカブトを上からかけても」
みな「意味ないわ、口に入っていたら痙攣・嘔吐の症状があったのだけれど」
みなはあむをみた
みな「あむは口を閉じてる。。それに何か鈍器のようなもので殴られた跡がある、おそらくあむは鈍器で殴られたあと上からかけられた可能性があるわ」
みなはあむの頭の出血をタオルで止めながら言った
まさと「じゃあ犯人はトリカブトの扱いでさえもわからんかったということやな」
みな「そうね。。。。ねぇ、貴方んとこってトリカブトとかそういう毒性の植物ってあるの?」
まさと「トリカブトよりもっと強い毒性のものはたくさんある」
みな「そう」
まさと「お前は?」
みな「一応。。。。あるわよ」
みなは目を逸らした
まさと「なんで目を逸らす?」
みな「。。。。犯人に心当たりがあるかもしれない」
みなは雅人にすべてを話した
変幻の里の毒性を持つ植物の取り扱いは
王国関係者の中ではみなしか知らないこと
上からかけるという行為は素人がやりがちだということ
そしてこんなところにトリカブトはなく
みなが持ってきたものしかないこと
そして
まさと「。。。。じゃあ、コユキ辺りが持ち出したのか?」
みな「鍵はあたしが持ってるわよ、だからそんなことありえない」
まさと「保健室に誰か出入りしたことは?」
みな「あむはあたしと一緒にいるし。。。あとは。。。」
みなは口を閉ざした
まさと「。。。。昨日、真咲が清掃用具を持って保健室に入っていくところを見た」
雅人はみなを睨んだ
まさと「何を知ってる?」
みな「。。。さぁね、あたしはその時うたた寝していたからわからないわ」
まさと「。。。あむさんの証言によるとお前はうたた寝なんかしない、もし真咲を庇っているのならお前も然るべき対応を取る」
みな「。。。。。。真咲くんは何もしてない」
まさと「そうか」
-------------------------
---------------
あむ「ん。。。。。ここは?」
まさと「ここはシェルターの中です」
あむ「まっくん?」
まさと「気分はどうですか?鈍器で殴られたようですが」
あむ「まだ気分がすぐれないけど。。。。。。。ここにいるのはまっくんだけなの?」
まさとは反対方向を向いた
そこにはみなと愛美がいた
あむ「みーくん、まなみん?どうしたの?」
まなみ「あむさん、大丈夫ですか?」
愛美はあむのお腹を撫でた
あむ「大丈夫だよありがとう」
まさと「あむさんを鈍器なようなものでなぐったのはだれですか?」
あむ「。。。。。最初言い合いになったの」
みな「誰?」
みながあむに近づいた
あむ「。。。。。。。言えない」
まさと「なぜですか?」
あむ「言ったら。。。。傷つくから」
みな「あたしのことはいいわ、あたしは真相が知りたいの」
あむ「。。。私にトリカブト入りの液体を最初にかけたのはフードを被った男の人だった、それで液体を飲ませることを知った男の人は私の口を無理やり開けて手に付着した液体を舐めさせようとしたの」
まさと「。。。。。それで?」
あむ「だからもみ合いになった時にフードが外れたの、それを焦った男の人は持っていたオカリナで私の頭を殴ったの」
みな「オカ。。。リナ?」
みなは目を見開いた
まさと「。。。。。。」
あむ「オカリナを持ってるのはあの人しかいない。。。殴られた衝撃で顔を忘れると思ったんだろうけど私はちゃんと覚えてる。。。。。私にトリカブト入りの液体をかけてオカリナで殴ったのは。。。。マッキーだよ」
まさと「。。。。みな、なにか反論はあるか?」
あむ「え?」
まさと「実は昨日清掃具を持った真咲が保健室のところへ入っていくのをわいは見ていたんです」
あむ「そうなの?」
みな「。。。。。。。なんで」
みなは膝から崩れ落ちた
まさと「。。。。真咲がこれ以上暴走して他の奴らに危害を加える前に拘束する」
みな「。。。。。。」
まさと「。。。。お前も意見はないな?」
みなは静かに頷いた
あむ「まっきーにも何か理由があるんだよ、例えば利用されたとか」
みなは静かにあむの方を見た
その目は沈んでいた
あむ「だってさ、まだ被害者は私しかいないんでしょ!あの兵士さんもフローラが殺したっていうし」
まさと「。。。。真咲の弁護も一応聞いておくか」
------------------
--------------
フローラ「。。。。。あの王子全く役に立たないじゃない、最初の方も上手くやれたと思ったけど結局オークの方は見逃してたんでしょ?」
こゆき「。。。。そうね」
フローラ「そうね、じゃないのよ殺されたいの?明らかな人選ミスよ責任取りなさい」
こゆき「。。。。。まだ、手はあります」
ガチャ
アメリア「。。。。。あの子の行動があの人たちにバレたわ」
アメリアの言葉にコユキは親指を噛んだ
こゆき「。。。。なんで!」
フローラ「あーあ、これがマザー様にバレたら貴方達は今夜の晩餐になるわね」
こゆき「。。。それでアメリアさん、あのこの状況は?」
アメリア「それが空き部屋にマサトの監視付きで軟禁状態。。。。あの子だけを引き連れることは無理でしょう」
こゆき「別の方法を考えるしかなさそうですね」
「それはもう無理だ」
終
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる