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第九章
9-12 『黒神』
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堰を切ったように、フータさんは大粒の涙をポロポロと溢して泣いた。泣いて泣いて、そして、泣きながら僕らに語った。
生きながら食われた後も、意識だけはその神魔族の中で生き続けたこと。この体の中には同じく食われた仲間たちが居て、時に体の主導権を得ることができたのだと。あの岩屋のような部屋。あの部屋に籠りあの言葉を書きなぐったのは、その時のフータさんだったのだと。
獣人たちの中に混ざり、魔族であることを偽って生きる苦しみ。でも家族は守りたい。その為に死ねぬ体となった悲しみ。これが正しいことだったのか、問う相手も答えを求める術もない。自分はいったいどうしたらいいのか。
長い間、多分フータさんは苦しんでいたんだろう。
しばらく泣いてようやく落ち着いたのか、フータさんは泣き腫らして赤くなった目元を隠すようにフードを深く被り、立ち上がった。
「アリア様。貴女にお見せしたい物がこちらにあります。どうぞこちらへ」
フータさんは扉を開けて、僕らを廊下の先に誘った。彼は廊下で控えていた神官長のザネリーさんにも同行するように言うと、さらに神殿の奥へ進んだ。
灯りの少ない、狭く薄暗い廊下をさらに奥へ進む。その廊下の突き当り、大きな金属製の扉の前で先頭のフータさんは立ち止まった。
……なんだろう?
あれはただの扉じゃあない。そこに何かがある……?
そうだ。この感じはあの時……この村を守る結界を見付けた時と同じだ。
「これは、結界?」
僕の口から漏れた言葉に、フータさんが振り返った。
「わかりますか。流石、アリア様の従者ですね。この村の結界を抜けたのは、あちらの魔法使い様の御力でしょうか?」
そう言って、さらに後方のセリオンさんの方を見た。
どうやら僕はただの従者だと思われているらしい。
確かにあの3人に比べたら逞しさはないし、気も弱く見えるだろう。でもあの結界を抜けたのは本当は僕の力なんだけどな。
僕がそんなことを思い巡らせている間に、フータさんは金属の扉に手を翳して何やら呪文のようなものを唱える。すると結界の一部にぽっかりと穴が開いたのを感じた。
途端に、ぶわっと黒い魔力が噴き出してくる。
「くっ…… こいつは?!」
ジャウマさんたち3人は咄嗟に身構える。僕も慌ててアリアちゃんを後ろに庇った。
そのアリアちゃんが、静かに言った。
「ここにいるね」
フータさんは僕らの顔を見回すと、重そうに両手を掛けて扉を開いた。
扉の先に進み、まず目に入ったのは、赤い目を爛々と輝かせて蹲っている大きな『黒い魔獣』だった。
ここは部屋ではない。さっきの小部屋のように、四方を岩の壁に囲まれた、まるで大きな洞の様だ。
その洞の中央に居る、何本もの太い鎖で繋がれた『黒い魔獣』は、僕たちを睨みつけてグルグルと不快な唸り声を上げた。
顎から覗く鋭い牙、四肢には鋭い爪、頭上には牛のような二本の角もある。
「私どもは、この獣のことを『黒神』と呼んでおります」
フータさんは僕らの方を見もせず、黒い魔獣を見ながらそう言った。
「こいつは……でかいな」
ジャウマさんが見上げながら呟いた。見た目の大きさだけじゃあない。黒い魔力の大きさのことだろう。僕にでもわかる。今まで見た黒い魔獣のうちで、こいつの魔力が一番大きい。魔獣から漏れ出た黒い魔力は、この洞の中で渦巻きながら漂っている。
「奴隷たちにはこいつの世話をさせていたのか」
ヴィーさんの声で横を見ると、洞の隅で粗末な服を着た人間が5人、こちらの方を見ながら怯えたように震えている。
「ひでえな。この魔力に当てられてるじゃねえか」
彼らは皆、土気色な顔をしている。こんな異様な魔力の中で過ごしていたら、体調を崩すのも当然だ。だから……、定期的に奴隷を買う必要があったのだろう。
「魔力が高い者ほど黒い魔力の影響を受ける。魔力の低い人間の奴隷を選んでいたのは、そういう理由か?」
セリオンさんの質問に、少しだけ間をおいてフータさんは答えた。
「それもあります。それに彼らは仲間ではありませんので」
「仲間?」
「はい。この世界の人間や獣人たちの持つ魔力は、元は我ら同胞の物です。多くの魔力を持つ者はそれだけ我ら同胞の血を多く継承しています。逆に魔力が低いほど人間の血が濃い、ということです」
「だから、使い捨てても構わない、と?」
「……はい」
フータさんの最後の返事は、やけに冷たく感じた。
「姫様」
フータさんは、今度は僕の後ろにいるアリアちゃんに言葉を向けた。
「『あの御方』は今は眠っているだけなのだと、グラニソ様は言いました。『あの御方』が目覚めれば、また我らの仲間も目覚めます。その為には姫様、貴女の御力が必要なのだと。そして、この『黒神』は貴女の御力の為に必要なのだと聞いております。どうぞ『黒神』を貴女に捧げましょう。どうか我らに力をお貸し下さい。そして我らが王を――」
「うわああああ!!!!」
フータさんの言葉を遮るように、金属の鎖が擦れる音と大きな叫び声が上がり、皆がそちらの方を見た。
『ガルルルルルル!!!』
さっきまで蹲っていた黒い魔獣が立ち上がり、唸り声を上げながら暴れ出した。自身を繋いでいる鎖を振りほどこうと、身を左右上下に振る。
「いけない! お前たち、『黒神』様を抑えなさい!」
ザネリーさんが、奴隷たちに『命令』した。奴隷たちは怯えながらも黒い魔獣を繋いでいる鎖に駆け寄った。
奴隷たちは暴れる魔獣を抑えようと、四方から精一杯に鎖を引く。しかし黒い魔獣の力に敵わず、張った鎖はぶるぶると震えている。
「俺たちも手伝おう!」
ジャウマさんの声に3人が奴隷の引く鎖に向けて駆けだそうとしたその時。
ガシャーーン!!
「うわあああああ!!!」
金属の鎖が千切れる音と、奴隷たちの叫び声。そして、引っ張られた鎖を掴んでいた奴隷が一人、自由になった黒い魔獣の目の前に転げだした。
黒い魔獣は目の前に転げた奴隷に襲いかかろうとしている。
「いけねえ!」
それに気づいたヴィーさんが、転げた奴隷の方に走る方向を変えようとする。
そうだ。僕が結界を張ればあの人を助けることができるかもしれない。でも間に合うか……
結界魔法を使おうとした僕の視界の前に、何かが飛び出した。
生きながら食われた後も、意識だけはその神魔族の中で生き続けたこと。この体の中には同じく食われた仲間たちが居て、時に体の主導権を得ることができたのだと。あの岩屋のような部屋。あの部屋に籠りあの言葉を書きなぐったのは、その時のフータさんだったのだと。
獣人たちの中に混ざり、魔族であることを偽って生きる苦しみ。でも家族は守りたい。その為に死ねぬ体となった悲しみ。これが正しいことだったのか、問う相手も答えを求める術もない。自分はいったいどうしたらいいのか。
長い間、多分フータさんは苦しんでいたんだろう。
しばらく泣いてようやく落ち着いたのか、フータさんは泣き腫らして赤くなった目元を隠すようにフードを深く被り、立ち上がった。
「アリア様。貴女にお見せしたい物がこちらにあります。どうぞこちらへ」
フータさんは扉を開けて、僕らを廊下の先に誘った。彼は廊下で控えていた神官長のザネリーさんにも同行するように言うと、さらに神殿の奥へ進んだ。
灯りの少ない、狭く薄暗い廊下をさらに奥へ進む。その廊下の突き当り、大きな金属製の扉の前で先頭のフータさんは立ち止まった。
……なんだろう?
あれはただの扉じゃあない。そこに何かがある……?
そうだ。この感じはあの時……この村を守る結界を見付けた時と同じだ。
「これは、結界?」
僕の口から漏れた言葉に、フータさんが振り返った。
「わかりますか。流石、アリア様の従者ですね。この村の結界を抜けたのは、あちらの魔法使い様の御力でしょうか?」
そう言って、さらに後方のセリオンさんの方を見た。
どうやら僕はただの従者だと思われているらしい。
確かにあの3人に比べたら逞しさはないし、気も弱く見えるだろう。でもあの結界を抜けたのは本当は僕の力なんだけどな。
僕がそんなことを思い巡らせている間に、フータさんは金属の扉に手を翳して何やら呪文のようなものを唱える。すると結界の一部にぽっかりと穴が開いたのを感じた。
途端に、ぶわっと黒い魔力が噴き出してくる。
「くっ…… こいつは?!」
ジャウマさんたち3人は咄嗟に身構える。僕も慌ててアリアちゃんを後ろに庇った。
そのアリアちゃんが、静かに言った。
「ここにいるね」
フータさんは僕らの顔を見回すと、重そうに両手を掛けて扉を開いた。
扉の先に進み、まず目に入ったのは、赤い目を爛々と輝かせて蹲っている大きな『黒い魔獣』だった。
ここは部屋ではない。さっきの小部屋のように、四方を岩の壁に囲まれた、まるで大きな洞の様だ。
その洞の中央に居る、何本もの太い鎖で繋がれた『黒い魔獣』は、僕たちを睨みつけてグルグルと不快な唸り声を上げた。
顎から覗く鋭い牙、四肢には鋭い爪、頭上には牛のような二本の角もある。
「私どもは、この獣のことを『黒神』と呼んでおります」
フータさんは僕らの方を見もせず、黒い魔獣を見ながらそう言った。
「こいつは……でかいな」
ジャウマさんが見上げながら呟いた。見た目の大きさだけじゃあない。黒い魔力の大きさのことだろう。僕にでもわかる。今まで見た黒い魔獣のうちで、こいつの魔力が一番大きい。魔獣から漏れ出た黒い魔力は、この洞の中で渦巻きながら漂っている。
「奴隷たちにはこいつの世話をさせていたのか」
ヴィーさんの声で横を見ると、洞の隅で粗末な服を着た人間が5人、こちらの方を見ながら怯えたように震えている。
「ひでえな。この魔力に当てられてるじゃねえか」
彼らは皆、土気色な顔をしている。こんな異様な魔力の中で過ごしていたら、体調を崩すのも当然だ。だから……、定期的に奴隷を買う必要があったのだろう。
「魔力が高い者ほど黒い魔力の影響を受ける。魔力の低い人間の奴隷を選んでいたのは、そういう理由か?」
セリオンさんの質問に、少しだけ間をおいてフータさんは答えた。
「それもあります。それに彼らは仲間ではありませんので」
「仲間?」
「はい。この世界の人間や獣人たちの持つ魔力は、元は我ら同胞の物です。多くの魔力を持つ者はそれだけ我ら同胞の血を多く継承しています。逆に魔力が低いほど人間の血が濃い、ということです」
「だから、使い捨てても構わない、と?」
「……はい」
フータさんの最後の返事は、やけに冷たく感じた。
「姫様」
フータさんは、今度は僕の後ろにいるアリアちゃんに言葉を向けた。
「『あの御方』は今は眠っているだけなのだと、グラニソ様は言いました。『あの御方』が目覚めれば、また我らの仲間も目覚めます。その為には姫様、貴女の御力が必要なのだと。そして、この『黒神』は貴女の御力の為に必要なのだと聞いております。どうぞ『黒神』を貴女に捧げましょう。どうか我らに力をお貸し下さい。そして我らが王を――」
「うわああああ!!!!」
フータさんの言葉を遮るように、金属の鎖が擦れる音と大きな叫び声が上がり、皆がそちらの方を見た。
『ガルルルルルル!!!』
さっきまで蹲っていた黒い魔獣が立ち上がり、唸り声を上げながら暴れ出した。自身を繋いでいる鎖を振りほどこうと、身を左右上下に振る。
「いけない! お前たち、『黒神』様を抑えなさい!」
ザネリーさんが、奴隷たちに『命令』した。奴隷たちは怯えながらも黒い魔獣を繋いでいる鎖に駆け寄った。
奴隷たちは暴れる魔獣を抑えようと、四方から精一杯に鎖を引く。しかし黒い魔獣の力に敵わず、張った鎖はぶるぶると震えている。
「俺たちも手伝おう!」
ジャウマさんの声に3人が奴隷の引く鎖に向けて駆けだそうとしたその時。
ガシャーーン!!
「うわあああああ!!!」
金属の鎖が千切れる音と、奴隷たちの叫び声。そして、引っ張られた鎖を掴んでいた奴隷が一人、自由になった黒い魔獣の目の前に転げだした。
黒い魔獣は目の前に転げた奴隷に襲いかかろうとしている。
「いけねえ!」
それに気づいたヴィーさんが、転げた奴隷の方に走る方向を変えようとする。
そうだ。僕が結界を張ればあの人を助けることができるかもしれない。でも間に合うか……
結界魔法を使おうとした僕の視界の前に、何かが飛び出した。
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