第1王子だった私は、弟に殺され、アンデットになってしまった

竹桜

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第十五話 突然の告白

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 私は、2本の大剣をしまい、リタに近付いた。

 リタの前で、片膝を着き、「どこか怪我とかして無いか?リタ」と、聞いた。

 「こ、怖かったです。ニースさん」と答え、涙を流しながら、私に抱きついてきた。

 私は、リタを安心させるために、抱きしめ返した。

 抱きしめているときに、リタに傷が無いかを目視で確認した。

 目視の確認で、リタに擦り傷1つも見つけられなかった。

 良かった。

 怪我無くて。

 そんなことを考えていると、リタは、顔を上げ、上目遣いで、私のことを見てきた。

 リタは、顔を赤くしてから、覚悟を決めた表情を浮かべ、「リ、リタは、ニースさんと結婚します」

 私は、慌てながら、「えっ、ち、ちょっと待ってくれ、リタ。そうゆうのは、よく考えて言うべきだ」

 「嫌です。リタは、ニースさんと結婚するんです。絶対です」と言い、私の体を更に抱きしめた。

 リタは、離れないだろう。

 私は、セレリアの方を見て、無言で、聞いた。

 セレリアは、嬉しそうな表情を浮かべ、頷いて答えてくれた。

 この世界では、重婚は、普通だ。

 なんなら、結婚している女性が多い程、いい男とされる。

 ちなみに、父上は、母上以外を娶ってない。

 私も弟に殺されなければ、元婚約者だけを娶っていただろう。

 私は、複数人の女性を娶るのに、少し抵抗は、あったが、魔界を追い出され、行くあてが無い悪魔の少女からの好意を無下には出来ない。

 それに、私もリタに、好意を持っている。

 だから、受け入れよう。

 「分かった、リタ」と言い、リタから離れた。

 私は、リタの前で、片膝をついた。

 私は、リタの顔をじっと見て、「リタ、私と結婚してくれ」

 「はい、リタと結婚して下さい」と言い、リタは、私に抱きついてきた。

 「良かったね、リタ」と言い、セレリアは、リタに微笑んだ。

 リタは、セレリアの方を向いた。

 「はい、セレリアさん。それと、リタのことを受け入れてくれて、ありがとうございました」と言い、リタは、セレリアに微笑んだ。

 リタは、私の方を向いた。

 「ニースさんもリタのことを受け入れてくれてありがとうございました。大好きです」と言い、リタは、頬擦りをしてきた。

 リ、リタのいい匂いがする。

 リタの方を見ないようにするために、セレリアの方を見ると、セレリアが、少し嫉妬した視線を私に向けていた。

 後で、されるだろうな。

 リタに頬擦りされ、セレリアから少し嫉妬された状況の中をどうしようかと思っていると、救世主達が、やってきた。

 ゴブリンの殲滅を終えたシャドーソルジャーとシャドーアサシンが、やって来た。

 私は、リタから、離れた。

 リタは、名残惜しそうにしていた。

 私は、「ご苦労。だが、これ以上の失態は、私を不快にさせるものと知れ。お前達に、改めて、命令する。シャドーソルジャー、シャドーアサシン、私の恋人のリタを護衛しろ」

 すると、シャドーソルジャーとシャドーアサシンは、頭を下げ、影と一体化し、消えた。

 「こ、恋人」と言い、リタは、顔を真っ赤になっていたが、嬉しそうだった。

 「じゃあ、帰るか」と言い、セレリアとリタの方を見た。

 「「はい」」と言い、セレリアとリタは、微笑んだ。


 
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