突然異世界に来ましたが、自分が好きな銃と共に好きに生きます

竹桜

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第三十四話 手合わせ

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 テレポート石の前にテレポートした俺は、クメリと素材の分配に関して話そうと思い、声を掛けた。

 俺は、「クメリ、この後は、素材の分配をしてから、解散にしよう」

 「その前に、1ついいかな?」と、クメリが、聞いて来た。

 「大丈夫ですよ」と、答えた。

 クメリが、「この後、時間があるなら、僕と手合わせして欲しい」

 「時間はあるので、ぜひ、しましょう」と、返した。

 「そっか、それなら良かったよ」と言い、クメリは、嬉しそうに微笑んだ。

 「じゃあ、直ぐに、36階層のセーフティエリアに行こう。そこで、やろ」と言い、クメリは、俺の手を取って、テレポート石に触れた。

 テレポート石は、俺達を36階層にテレポートさせた。

 テレポートした場所から直ぐに、36階層のセーフティエリアに向かった。

 クメリが、「じゃあ、5分後に手合わせを開始しようか」

 俺は、「ああ、わかったよ。じゃあ、5分後に」

 俺とクメリは、一旦別れ、自分の体を整えることにした。

 俺は、ストレッチをしながら、考えていた。

 彼女と戦うことは、俺の力になる。

 この35階層までの道中の魔物は、はっきり言って、ナイフだけで対応出来たが、36階層からは、通じない魔物が出て来る可能性が高い。

 だから、格闘術を少しでも慣れる必要がある。

 1番の近道は、同じ系統の人と戦うことだ。

 故に、この手合わせを了承したのだ。

 それに、銃が効かない魔物が出て来た時にも手札を増やすことが出来るから、鍛えておいて、損は無い。

 そんなことを考えていると、5分が経ち、手合わせの時間になった。

 俺とクメリは、向き合って、構えた。

 俺は、1ゼネを出し、上に投げた。

 俺とクメリは、1ゼネが地面に落ちるまで、微動だにせず、セーフティエリアの中には、静寂が訪れた。

 1ゼネが、地面に音と共に落ちた時、俺とクメリは、動いた。

 先に攻撃したのは、クメリだった。

 クメリは、俺の腹に拳を入れようと攻撃して来た。

 俺は、その攻撃を手で受け流し、クメリの腹の辺りに張り手で、攻撃した。

 クメリは、その攻撃を手で受け流し、反撃して来た。

 互いに攻撃し、互いにその攻撃を受け流したため、手合わせは、10分以上続いた。

 俺とクメリは、埒が開かないので、一旦、距離を取った。

 クメリは、見られない構えを取った。

 俺は、膝を曲げず腰を落とさずに、立っている。

 クメリは、その構えから、飛び出し、俺の方に向かって来た。

 その動作は、辛うじて目に追えるくらいだった。

 多分だが、普通の格闘術では、あの攻撃を受け流すことは出来ないだろう。

 だから、この構えを取ったのだ。

 この待ちで、1番活かせるこの構えを。

 俺は、俺の腹を狙ったクメリの拳を持ち、クメリを空中に上げ、地面に叩きつけた。

 クメリは、無意識に受け身を取っていた。

 俺は、クメリの顔に拳を振り下ろし、ギリギリのところで止めた。

 俺は、「俺の勝ちだ、クメリ」

 「そ、そうだね、僕の負けだね」と言い、クメリは、驚いた表情を浮かべていた。

 
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