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第五十四話 セレネからの告白
しおりを挟む風呂から3人が出て来た。
今日は、いつもより長く入っていた。
そして、セレネの顔が、少し赤かった。
俺は、3人が風呂から出たので、風呂に入ろうとすると、セレネが、俺のことを呼び止めた。
「どうしたんだ、セレネ?」と、聞いた。
「えっと、その、お風呂、入ったら、温室に、来て、欲しい。着いたら、後ろを、向いていて」と答え、セレネは、2階に上がって行ってしまった。
俺が、不思議に思っていると、アリスとクメリが、話しかけて来た。
アリスが、「レオクさん、セレネちゃんのことは、私に任せて、早くお風呂に入って来てください」
クメリが、「そうそう。そして、温室に着いたら、絶対に後ろ向いていてね」
そう言い2人は、俺をお風呂の方に向かって、背中を押して来た。
俺は、気になったが、特に聞かず、お風呂に入った。
お風呂を出た後は、約束した通り、温室に向かった。
温室の中には、誰も居なかった。
温室の中は、青色の花だけが、咲き誇っていた。
庭にも花が咲いてるが、色や種類は、様々だ。
基本的に、庭や温室に咲いている花などは、セレネが管理している。
俺達も花の手入れや植えるのを手伝ってたり、しているが、やっぱり、セレネには、負ける。
俺は、セレネをここに連れて来て良かったと思っている。
この家に住む者なら、セレネのことを忌子とは、誰も言わない。
人間というのは、人と違うものに恐怖する。
そういう生き物だ。
常に大多数の人間達が優先され、少数の人間達は、後回しにされる。
それは、歴史が証明して来ている。
元いた世界でもアルビノやオッドアイなどは、医学進んでも未だに差別が存在している。
この世界で、アルビノとオッドアイを認知させるのは、後どれぐらいかかる?
俺は、どうしたら、セレネに、普通の女の子としての生活を歩ますことが出来る?
俺の職業は、ガンスミス。
銃を出せる職業だ。
魔物を倒すことが出来るが、武力でしか人を救うことしか出来ない。
俺は、どうするべきなのだろうか?
俺が、そのことを考えていると、後ろから人の気配を感じた。
この気配は、多分、セレネだな。
後ろから、セレネが、「レオク、こっち、向いて、大丈夫」
俺は、後ろを振り向いた。
俺は、セレネに見惚れてしまった。
セレネは、高そうな生地を使った黒色のドレスを着て、軽く化粧していた。
「レオク、どう?」と、セレネが、聞いて来た。
「とても似合っていて、美しいよ」と、答えた。
「あ、ありがと」と言い、セレネは、少し顔を赤くした。
セレネは、覚悟を決めた顔をした。
「レ、レオク、聞いて。私は、レオクの、ことが、大好き。私の、ことを、普通の、女の子、って、言って、貰えて、嬉し、かった。これからも、一緒に、生きていき、たい」と言い、セレネは、顔を真っ赤にして、告白して来た。
「へ、返事は、明日で、良いから」と言い、セレネは、逃げように温室から出て行こうとした。
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