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第八話 後処理

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 演習を終えた後は、いつものようにレミアは、過ごした。

 俺との会話の時は、演習についての話が多かった。

 そして、いつもの1時間が経ち、俺は、レミアの護衛に戻り、レミアが完全に寝てから、影に護衛を任せ、影移動を使って、大司教様の部屋に向かった。

 俺は、大司教様に、レミアの1日を報告した。

 大司教様は、その報告を嬉しそうに聞いていた。

 全てを報告し終わった後に、俺は、声色を変え、「大司教様、1つ大切な報告があります」

 大司教様は、俺の声色が変わったことに気付き、真剣な表情を浮かべながら、「何だ?」と、聞いてきた。

 「襲撃未遂がありました」と、答えた。

 大司教様は、短く、「ほぉ」

 「レミアは、気付いているか?」と、大司教様が、聞いてきた。

 「いいえ、気づく前に、処理しました。全ての情報を手に入れたので、直ぐにでも殲滅可能です」と、答えた。

 大司教様は、「そうか。なら、命令だ。ラルク、全て処理しろ」

 俺は、頭を下げ、影移動を使用した。

 着いた場所は、魔王教のアジトだ。

 さて、1時間以内に片付けるぞ。

 俺は、ナイフを手に持ち、アジトの前にいる見張りの首を飛ばした。

 見張りは、何されたわからないまま、命を落とし、そのまま、地面に倒れた。

 アジトの中に入ると、影で、入り口を塞いだ。

 さて、処理するか。

 俺は、片っ端から、部屋を捜索し、人がいた場合は、直ぐに殺す。

 それが、例え、寝ている場合だろが、未成年だろうが、女だろうが。

 俺は、一切の慈悲を持たず、淡々と魔王教の者達を殺した。

 殺していると、魔王教の指導者を発見した。

 魔王教の指導者は、お楽しみ中だった。

 俺は、その部屋に影で侵入し、指導者の大事な部分を切り落とした。

 指導者は、悲鳴を上げた。

 女も悲鳴を上げようとしたが、俺が、直ぐに殺した。

 指導者は、俺を見ると、醜くも命乞いを始めた。

 俺は、命乞いに夢中になっている指導者の首を無言で、切り落とした。

 切り落とされた首は、何が起きた理解していない表情を貼り付けていた。

 俺は、特に気にせずに、処理を続けた。

 大体1時間ぐらいで、魔王教の者達を処理することができた。

 俺は、影で、アジトごと喰らった。

 情報も死体も全て消す。

 2度と魔王教という宗教が、復活しないように。

 全て無くなったことを確認した後は、影移動で、大司教様の部屋に戻った。

 「終わったか?」と、大司教様が、聞いて来た。

 「はい、終わりました。全て、処理してまりました」と、答えた。

 大司教様が、「そうか、ならいい、レミアの護衛に戻れ、ラルクよ」

 俺は、頭を下げ、レミアの元に戻った。

 レミアのことを確認してから、家に戻り、直ぐに、寝た。

 ちなみに、夜中に、レミアが、俺のことを呼ぶと、影から俺にそれが届くようになっている。

 そのため、レミアが、呼んだら、俺は、即座に、黒いフードを被り、レミアの元に行く。

 

 
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