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いじめっ子・いじめられっ子@純粋な好奇心が1番怖い
しおりを挟むいじめっ子_ソラ×いじめられっ子_ダイチ
「おい、ダ・イ・チ、ちょっとツラかせや」
「ソラ!?いや~今日はちょっと…このあと用事があって…」
帰宅のチャイムが鳴り、いつものごとくこっそり教室から帰ろうとしたら、
下駄箱で運悪くソラに見つかった。
「ダイチ、4時までに俺ん家来いよ」
「でも…ひゃっ」
俯いて断り文句を探している俺の腰辺りを撫でながら、耳元で切り札のような脅しを出される。
「俺は別に、ここでやってもいいんだけどなぁダイチ」
見なくてとニヤニヤしてるのがわかる、意地悪してる時のソラの声。
「…わかった」
「よし、じゃあな~」
そんな爽やかな挨拶で彼は去っていった。
はあ…。
ため息をついて、靴を履き替えて時計を見る。
やばい、ちょっと急がないと遅れるな。
そんなことを思いながら、少し早足で帰宅する。
ダイチと一年の時に同じクラスになって、最初はなんか当たりが強いなと思ってたけど、運動も勉強もそこそこな俺が彼に逆らえるわけもなくて、
なんかだんだん彼のいいなりというか断れないことが増えた気がする。
でもその関係が一線を超えたのは、夏休みの激しく雨が降る日に偶然彼と鉢合わせた時だった。
俺はわけもわからないまま、ファーストキスもその先もダイチに奪われた。
ソラは同性の俺から引け目に見てもカッコいいし、運動部のグループと連んで、クラスの中心にいるようなタイプだ。
教室の隅っこにいる俺なんかと何も接点がないまま終わってもおかしくなかったのに、なぜこんな関係になったんだろうと時々思う。
それは違うクラスになった2年生の今も続いていた。
でもダイチの意地悪する時は本当に歯止め効かないの怖いし、
キスとか、する時はすごく優しい時もあるから、本当に彼がわからない。
急いで制服を着替えて、時計を見る。あと15分。
最寄りは同じでも中学の学区は違った彼の家へ少し駆け足で向かう。
遅刻したり、反抗したりするとソラは不機嫌になって、もっと意地悪になっちゃうからな。
◇◇◇◇
1分前にギリギリついて、息を少し整えてドアベルを鳴らす。
ガチャッ
「よー、やればできるじゃねーかダイチ」
「いや、結構走ってきたからね。」
「ほら、上がれや」
「お邪魔します…」
今日も彼しかいないからなのか、返事が返ってくることもなかった。
何も言われなくても、洗面所で手を洗って、彼の部屋へ向かう。
「昨日ケーキ貰ったから取っといたんだ、食おうぜ」
「わ~美味しそうっ!!」
彼が遅れて部屋に入ってきて、美味しそうな生クリームがたっぷりのロールケーキを2切れと麦茶を持ってきた。
甘いものに目がないから、ここが敵の本拠地でも少し心が緩んでしまう。
「ね、ダイチ。ちょっと試したいことがあるんだけど」
「えっ⁉︎ちょっ…」
そのままソラは俺のパーカーと中のシャツごとめくって、
彼のせいでむずむずする胸の敏感なところの絆創膏をペリッと容赦なく剥がされる。
そのまま背中に手がギュッと回されて、逃げれない体勢で捕食されるみたいな圧を感じる。
「んあっ、ソラっ!?」
「ねえ、ダイチ知ってる⁇ちゃんと開発したら、ここだけでもいけるようになるらしいよ。」
「…ヒッ」
ぬるぬると空気にさらされたそこを舐められる。
待って、とんでもないこと聞いた気がするんだけど!?
「んはぁ…ソラそこばっか…だめぇ」
毎回いじられるそこは、最初くすぐったいだけだったのに、
最近じゃあ、ちょっと触っただけでも背筋がゾクゾクする。
「…こっちも弄って欲しいのか」
「ンッちがっ」
反対側を絆創膏越しで指先でカリカリとやられる。
「あ~あ、結構赤くなっちゃったね」
今度は反対の絆創膏も剥がして、そっちをぬるぬるとされる。
赤く敏感なそこに、その刺激は気持ちよかった。
「んやっ…左のそれいやぁ」
さっきまで舐めれられていた方は今度は少しぬるぬるしたまま指でつままれたり、弾かれたりで、だんだん下半身も後ろも反応し始めた。
「ははっ、かわいい~ダイチ腰揺れてるよ」
「…いやっ…ちが…」
「あっ!ここに生クリーム飾ったら、もっと美味しくなりそう!」
「…えっ!?」
あっさりと解放してくれたかと思ったら、
そのままベットに寝かされる。もちろん服はめくったまま。
「動くなよ、ベット汚れちゃうからな」
なら、やらなければいいと思うけれど、聞き入れてくれるわけもなく、
ロールケーキの真ん中のクリームをスプーンから僕の赤い両方の飾りに移される。
「ンッ冷たっ…」
「すごい似合ってんじゃん」
「…っんん…やっ」
そのまま片方ずつを丁寧に舐めとられる。
ああ、やばい。触らなくてもわかるくらい、下もズボンを押し上げていた。
恥ずかしいけど、このままこれ以上されたら、服が汚れちゃうと思って、
下を脱ごうとしたら、その手を掴まれて阻まれる。
「ダイチ、今日はこっちだけで頑張ってみよ」
そのまま一瞬痛みが走って、甘噛みされたあとさっきより少し激しくいじられる。
「んんっ…ズボンよごれちゃ…ソラっ」
「あー、しょうがないな」
そう言って、遠慮なく、ズボンを全て脱ぎ取られる。
「あ、ちょっとこっちも飾ってみようか」
「えっ…」
また彼はスプーンに生クリームを乗せてきて、ひんやりしたそれをとろとろと溢れてしまっている先端に垂らす。
「んやっ…ぁ…ソラ…」
スプーンの冷たさのせいか、期待のせいか、そこは勝手に跳ねる。
「ああ、溢れちゃう、もったいない」
ソラはまた優しくそれを舐めとっているようだった。
恥ずかしくてそれ以上何をされてるか見れなかった。
「んんあ…やばい、もう…」
そのままぬるぬると温かいものに包まれて、高められる。
やばい、ソラの口に出しちゃいそう。
そのまま腰が勝手に動いて、自分でも気持ち良くなろうとする。
「ソラ…でちゃうっ…」
あと少し、そう思うと腰がさっきより少し早く動き始めた時、彼はそれを突然止めた。
「可哀想だけど、今日はこっちでいかせないよ」
1人でしないように手を取られて、しっかり逃げれないように腰の上に乗られて、また、胸の赤い突起を食まれる。
「や…なんで、ソラっ…いや、つらい」
「大丈夫、ダイチなら出来るって」
「ん…そんなっ、んん」
そう言われて仕舞えば、気のせいか、そこからだけ快感を拾おうと集中すると、
なんか絶頂感の波が少しずつ大きくなってくる。
「自分から突き出しちゃって、かわいい」
「ちがっ…ソラぁんん」
時々甘噛みされたり、また優しくぐりぐりとされて、もう訳がわからないくらい気持ち良くなってきた。
「んやぁああぁああっ」
ガリって少し強めに噛まれた時、
目の前が真っ白になってチカチカしたあと、すごい脱力感と気持ちいいくらいの疲労感が広がった。
「やればできるじゃん」
過ぎた快感に溢れた涙を甘い口づけと共に拭われる。
「んん…ふぁ…んっ」
ソラはキスもうまくて、本当に気持ちいい。
サワサワと耳を撫でまわされ、少し引っ張られて、耳元で死刑宣告をされる。
「まあ、今日はこれで終わらせる気はないけどな」
気持ちいいだけだった快感が一気にサッと怖さに冷えた感じと少し期待で熱をはらんだ感じが耳からゾワゾワと広がった。
嘘でしょ…。
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