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ミスオ
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「天龍が人を乗せていたと……」
「はい。黒い兜を被っていたので、顔は確認出来なかったそうですが」
「光龍が治癒したのか、それともその人物がしたのか、凄まじい力だな。それでキサラギ殿は?」
「偵察隊から馬を借りて単身王都を目指したとのことです。王都に居る影には既に連絡しています。偵察隊の一人に王都までは追跡させる予定です」
「そうか、分かった。しかしキサラギ殿が言ったのは事実なのか?氷結の精霊術師が転生者であり、勇者達と同じ世界の人族だったかもしれないとのことだが」
フォーグは深く溜息を吐いた。
「直ぐに王都に向かってしまった為、何故キサラギ殿がそう言ったかは分かっていません。ただもしそれが本当だとすれば、タシロ殿の『結界』が破られた理由にはなるかと思われます。
あの『結界』は光龍も太鼓判を押していたそうですから。勇者達の世界の知識を氷結の精霊術師が持っているのなら、対抗策も直ぐに練れたでしょう」
フォーグの目の前には勇者に埋め込んだ発信魔力を受信する板がある。
二つの光は既に王都内に存在し、王都から少し離れた場所に一つ、そして砦内に一つ光が点灯している。
「ジンノ殿の様子は?」
「三人のことを聞いてかなり動揺していましたが、カルーを付き添わせていますので、王都に向かおうとは思ってないでしょう」
「ジンノ殿の『鼓舞』と『癒し』は我が軍で確保しておかねばならん」
「それは大丈夫でしょう。彼女は他の三人と比べて自分の欲に素直です。カルーも求められれば獣人ですから抗えないでしょうし、二人には最初から奥の個室を与えていますから時間の問題でしょう」
「ふっ、お前、そこまで管理してるのか。無粋だが優秀だ。よし、我が軍はこのまま砦に待機し、金山とミスリル鉱山周辺の魔物を駆逐しろ。村があったら村人は王都に向かわせろ」
「御意」
ミスオは敬礼し部屋を出る。ミスオにとってフォーグは恩人である。
下位貴族の三男として生まれたミスオは、生まれた時から穀潰し扱いを受けていた。
メイドであった器量良しの母親は無理矢理純潔を奪われた為に、ミスオを出産すると何処かに行ってしまった。
ミスオを育てたのは母親の同僚であったメイドのリンであった。
リンの左頬には縦に大きな傷があり、主人であるミスオの父親の目には醜く映った為、それがリンの身を守ることになるのだが、扱いが良いと言う訳では無かった。
メイドと言っても一番身体を酷使する仕事を任されることも多かったリンだが、ミスオにはとても優しかった。
長男と次男の揶揄いや虐めに負けなかったのもリンが居たからだ。
ある日リンと共にミスオは領内の市場へと来ていた。
通常、量の必要な食材は邸に直接運ばれるのだが、その日リンは長男から小麦粉、野菜、酒を大量に購入して来るように命じられた。
勿論荷車を使わずにだ。
そうなれば何度も市場と邸を往復しなければならず、それが出来なければリンは罰を受けなければならない。
ミスオは自分も手伝うことでリンを守ろうとした。
しかし10歳のミスオは力も乏しく、二度目の往復で疲れ切ってしまった。
そこに現れたのがフォーグだった。大柄で強面のフォーグにミスオは正直泣きそうになったが、じゃが芋の入った重い袋を軽々と二つ持ったフォーグが「手伝おう、何処に持って行くんだ?」と言った時にはその恐怖も無くなった。
フォーグに身元と事情を聞かれ、素直に話してしまった時は少し後悔した。フォーグの恐ろしい顔が更に恐ろしさを増したからだ。
フォーグは全ての買い物を済ませる様にリンに言い、フォーグの傍付きにも荷物を持たせ、邸へと向かった。
フォーグは荷物を運び入れると帰ってしまったが、長男に見られなくて良かったとも思った。名前しか聞けなかったが「又会おう」と言ったフォーグに心が暖かくなった。決して後から悔しそうな長男の顔を見れたからではない。
数日後、その腹いせにリンの右頬がミスオの目の前で切り裂かれた。
次男に身体を拘束されたミスオは泣き叫ぶことしか出来ず、リンは右頬に続き胸元をはだけさせられ、そこに大きなバツ印を付けられた。
リンの白い肌が赤色で塗れた頃、
「遅くなった、すまん」
と、声がした。
「貴様誰だ!ここが何処か知ってるのか!?」
「ノッパ男爵家だろ?最近まで知らなかったがな」
大柄な男はスラリと剣を抜くと一瞬で長男の喉元二剣先を当てる。
「ヒッ!」
「男爵とは話が付いている。そこの女性とミスオは貰って行くぞ」
「な、馬鹿なこ……ヒイイイアアア!」
長男の首筋が薄く斬られ少量の血が流れるが、恐怖を感じた長男の股は濡れていく。
そしてフォーグに睨まれた次男は顔を青くさせてミスオから離れた。
「リン!」
ミスオの予想以上にリンの出血は酷く、長男と次男に対して殺意がグングン上がって行く。「殺してやる!」と思ったミスオにフォーグから声が掛けられた。
「ミスオ、これを彼女に飲ませろ」
渡されたのはポーションであり、ミスオも市井で売られているのを見たことがあるが、それは明らかに上位のポーションだった。
「戸惑うな。早くやれ」
慌ててミスオがリンに飲ませると、長男に付けられた傷が見る見るうちに塞がっていった。
「リン!」
「坊っちゃま……」
「そのポーションでは古傷は治せんが、仕方あるまい。さぁ、行こうか」
何処に行くと言うのか、疑問に思ったが聞かなくても自分達は安全な場所に行けると本能的に分かった。
上着を掛けられたリンと共に、ミスオはフォーグに保護されたのだ。
後から分かったことだが、フォーグも元々下位貴族の次男であったが剣のスキルがあることを知り、軍部を任されているバイロス侯爵家に養子にしてくれと自ら交渉したらしい。
子供の居なかったバイロス侯爵に後妻を勧める貴族は多かったが、亡くなった妻を愛していたバイロス侯爵は首を縦に振らなかった。
フォーグはその日、侯爵家の私設部隊をなぎ倒し、喜んだ侯爵は直ぐに養子にする手続きをした。
そしてフォーグにもう一つスキルがあることを知ると、人材育成も任せる様になった。
もう一つのスキルとは『観察眼』である。『鑑定』とは違い『観察眼』は観察する経過を短縮することで物や相手の資質を測れるのだ。
フォーグがミスオを『観察眼』で見た時、彼が信頼した者に対して絶対の忠誠を誓い、忠誠を誓った相手の力を底上げ出来ることも分かった。
神野が持つ『鼓舞』に似たスキルで『絶対支援』である。
ミスオがこのスキルを持っていることをバイロス公爵に伝え、ミスオの今の状況を問題視した。
バイロス侯爵はアンドリュースに真の忠誠を掲げた上位貴族であり、バリバリの実力主義でもあった為、ミスオの父親を半ば脅す様に養子手続きを済ませる。バイロス侯爵に睨まれた貴族は社交界でも爪弾きにされる為、男爵家の長男と次男の将来も容易に想像出来るものとなった。
リンと共にバイロス侯爵家に引き取られたミスオはフォーグに忠誠を誓う。
今現在もミスオにとっての勇者は田代達では無く、フォーグ一人だ。
フォーグの為ならばどんな事でもやるのがミスオである。
ミスオの傍に影が一人現れた。
「ジンノ殿とカルーは事を済ませました。その上で砦から動かない様に言わせております」
「分かった。そっちの方はもう良いだろう。王都内の影からの報告はあったか?」
「勇者達は個別に囚われている様ですが、拷問等は受けていないようです。又情報が入り次第報告に参ります」
「分かった。君もちゃんと休憩取るように。情報の要は君達にかかっているからね」
「は!有難きお言葉、痛み入ります」
ミスオは影が消えるのを確認すると、部隊の報告を聞きに会議室にした広い部屋へと向かった。
「ねぇ、本当に私と結婚してくれるの?」
「はい、もう貴女を離しません。俺は平民ですから勇者の貴女とこうなることを固辞しておりましたが……」
「私は元の世界でも平民だし、ここでも平民よ。爵位は無いもん」
「それでも貴女は勇者であり、帝国のアイドルです。でもそんな貴女をどうしても俺のものにしたかった」
「嬉しい!やっと貴方が手に入った!」
神野が再び素肌をカルーに擦り寄せると、カルーもそれに答える様に舌を這わせる。
「俺の傍に居て下さいね」
「ええ、大好きよ、カルー」
―――――――――――――――
影「覗きじゃないです。任務です」
「はい。黒い兜を被っていたので、顔は確認出来なかったそうですが」
「光龍が治癒したのか、それともその人物がしたのか、凄まじい力だな。それでキサラギ殿は?」
「偵察隊から馬を借りて単身王都を目指したとのことです。王都に居る影には既に連絡しています。偵察隊の一人に王都までは追跡させる予定です」
「そうか、分かった。しかしキサラギ殿が言ったのは事実なのか?氷結の精霊術師が転生者であり、勇者達と同じ世界の人族だったかもしれないとのことだが」
フォーグは深く溜息を吐いた。
「直ぐに王都に向かってしまった為、何故キサラギ殿がそう言ったかは分かっていません。ただもしそれが本当だとすれば、タシロ殿の『結界』が破られた理由にはなるかと思われます。
あの『結界』は光龍も太鼓判を押していたそうですから。勇者達の世界の知識を氷結の精霊術師が持っているのなら、対抗策も直ぐに練れたでしょう」
フォーグの目の前には勇者に埋め込んだ発信魔力を受信する板がある。
二つの光は既に王都内に存在し、王都から少し離れた場所に一つ、そして砦内に一つ光が点灯している。
「ジンノ殿の様子は?」
「三人のことを聞いてかなり動揺していましたが、カルーを付き添わせていますので、王都に向かおうとは思ってないでしょう」
「ジンノ殿の『鼓舞』と『癒し』は我が軍で確保しておかねばならん」
「それは大丈夫でしょう。彼女は他の三人と比べて自分の欲に素直です。カルーも求められれば獣人ですから抗えないでしょうし、二人には最初から奥の個室を与えていますから時間の問題でしょう」
「ふっ、お前、そこまで管理してるのか。無粋だが優秀だ。よし、我が軍はこのまま砦に待機し、金山とミスリル鉱山周辺の魔物を駆逐しろ。村があったら村人は王都に向かわせろ」
「御意」
ミスオは敬礼し部屋を出る。ミスオにとってフォーグは恩人である。
下位貴族の三男として生まれたミスオは、生まれた時から穀潰し扱いを受けていた。
メイドであった器量良しの母親は無理矢理純潔を奪われた為に、ミスオを出産すると何処かに行ってしまった。
ミスオを育てたのは母親の同僚であったメイドのリンであった。
リンの左頬には縦に大きな傷があり、主人であるミスオの父親の目には醜く映った為、それがリンの身を守ることになるのだが、扱いが良いと言う訳では無かった。
メイドと言っても一番身体を酷使する仕事を任されることも多かったリンだが、ミスオにはとても優しかった。
長男と次男の揶揄いや虐めに負けなかったのもリンが居たからだ。
ある日リンと共にミスオは領内の市場へと来ていた。
通常、量の必要な食材は邸に直接運ばれるのだが、その日リンは長男から小麦粉、野菜、酒を大量に購入して来るように命じられた。
勿論荷車を使わずにだ。
そうなれば何度も市場と邸を往復しなければならず、それが出来なければリンは罰を受けなければならない。
ミスオは自分も手伝うことでリンを守ろうとした。
しかし10歳のミスオは力も乏しく、二度目の往復で疲れ切ってしまった。
そこに現れたのがフォーグだった。大柄で強面のフォーグにミスオは正直泣きそうになったが、じゃが芋の入った重い袋を軽々と二つ持ったフォーグが「手伝おう、何処に持って行くんだ?」と言った時にはその恐怖も無くなった。
フォーグに身元と事情を聞かれ、素直に話してしまった時は少し後悔した。フォーグの恐ろしい顔が更に恐ろしさを増したからだ。
フォーグは全ての買い物を済ませる様にリンに言い、フォーグの傍付きにも荷物を持たせ、邸へと向かった。
フォーグは荷物を運び入れると帰ってしまったが、長男に見られなくて良かったとも思った。名前しか聞けなかったが「又会おう」と言ったフォーグに心が暖かくなった。決して後から悔しそうな長男の顔を見れたからではない。
数日後、その腹いせにリンの右頬がミスオの目の前で切り裂かれた。
次男に身体を拘束されたミスオは泣き叫ぶことしか出来ず、リンは右頬に続き胸元をはだけさせられ、そこに大きなバツ印を付けられた。
リンの白い肌が赤色で塗れた頃、
「遅くなった、すまん」
と、声がした。
「貴様誰だ!ここが何処か知ってるのか!?」
「ノッパ男爵家だろ?最近まで知らなかったがな」
大柄な男はスラリと剣を抜くと一瞬で長男の喉元二剣先を当てる。
「ヒッ!」
「男爵とは話が付いている。そこの女性とミスオは貰って行くぞ」
「な、馬鹿なこ……ヒイイイアアア!」
長男の首筋が薄く斬られ少量の血が流れるが、恐怖を感じた長男の股は濡れていく。
そしてフォーグに睨まれた次男は顔を青くさせてミスオから離れた。
「リン!」
ミスオの予想以上にリンの出血は酷く、長男と次男に対して殺意がグングン上がって行く。「殺してやる!」と思ったミスオにフォーグから声が掛けられた。
「ミスオ、これを彼女に飲ませろ」
渡されたのはポーションであり、ミスオも市井で売られているのを見たことがあるが、それは明らかに上位のポーションだった。
「戸惑うな。早くやれ」
慌ててミスオがリンに飲ませると、長男に付けられた傷が見る見るうちに塞がっていった。
「リン!」
「坊っちゃま……」
「そのポーションでは古傷は治せんが、仕方あるまい。さぁ、行こうか」
何処に行くと言うのか、疑問に思ったが聞かなくても自分達は安全な場所に行けると本能的に分かった。
上着を掛けられたリンと共に、ミスオはフォーグに保護されたのだ。
後から分かったことだが、フォーグも元々下位貴族の次男であったが剣のスキルがあることを知り、軍部を任されているバイロス侯爵家に養子にしてくれと自ら交渉したらしい。
子供の居なかったバイロス侯爵に後妻を勧める貴族は多かったが、亡くなった妻を愛していたバイロス侯爵は首を縦に振らなかった。
フォーグはその日、侯爵家の私設部隊をなぎ倒し、喜んだ侯爵は直ぐに養子にする手続きをした。
そしてフォーグにもう一つスキルがあることを知ると、人材育成も任せる様になった。
もう一つのスキルとは『観察眼』である。『鑑定』とは違い『観察眼』は観察する経過を短縮することで物や相手の資質を測れるのだ。
フォーグがミスオを『観察眼』で見た時、彼が信頼した者に対して絶対の忠誠を誓い、忠誠を誓った相手の力を底上げ出来ることも分かった。
神野が持つ『鼓舞』に似たスキルで『絶対支援』である。
ミスオがこのスキルを持っていることをバイロス公爵に伝え、ミスオの今の状況を問題視した。
バイロス侯爵はアンドリュースに真の忠誠を掲げた上位貴族であり、バリバリの実力主義でもあった為、ミスオの父親を半ば脅す様に養子手続きを済ませる。バイロス侯爵に睨まれた貴族は社交界でも爪弾きにされる為、男爵家の長男と次男の将来も容易に想像出来るものとなった。
リンと共にバイロス侯爵家に引き取られたミスオはフォーグに忠誠を誓う。
今現在もミスオにとっての勇者は田代達では無く、フォーグ一人だ。
フォーグの為ならばどんな事でもやるのがミスオである。
ミスオの傍に影が一人現れた。
「ジンノ殿とカルーは事を済ませました。その上で砦から動かない様に言わせております」
「分かった。そっちの方はもう良いだろう。王都内の影からの報告はあったか?」
「勇者達は個別に囚われている様ですが、拷問等は受けていないようです。又情報が入り次第報告に参ります」
「分かった。君もちゃんと休憩取るように。情報の要は君達にかかっているからね」
「は!有難きお言葉、痛み入ります」
ミスオは影が消えるのを確認すると、部隊の報告を聞きに会議室にした広い部屋へと向かった。
「ねぇ、本当に私と結婚してくれるの?」
「はい、もう貴女を離しません。俺は平民ですから勇者の貴女とこうなることを固辞しておりましたが……」
「私は元の世界でも平民だし、ここでも平民よ。爵位は無いもん」
「それでも貴女は勇者であり、帝国のアイドルです。でもそんな貴女をどうしても俺のものにしたかった」
「嬉しい!やっと貴方が手に入った!」
神野が再び素肌をカルーに擦り寄せると、カルーもそれに答える様に舌を這わせる。
「俺の傍に居て下さいね」
「ええ、大好きよ、カルー」
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影「覗きじゃないです。任務です」
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