8 / 16
8話
しおりを挟む
……………………
………………
……………
………
…朝…
「っ~よし!今日も頑張りますか!」
と朝のそよ風を浴びながら背伸びをして俺はそう言って服を着替えて部屋を出る。
外にでて顔を洗い食堂に向かう。俺のこの宿の飯でオススメなのは日替わり定食だな!
魚が出る時があったり肉が出る時があったり、具沢山の野菜スープが山盛りで出たりするからな!
おっ?今日はワイバーンの肉と豆のスープとパンだ。
ではいただきます…
やっぱり美味いなぁ~ここの飯は、城の飯は何時も同じ味ばっかりで飽きてくるから嫌だったんだよなぁ~今はその心配も無いけどな!
………………
………
……
…ごちそうさまでした…
「今日も美味しかった!オヤジ!ありがとな!」
と厨房にいる筋肉モリモリのオヤジにお礼を言ってから食堂を出るのが俺の日課だな
オヤジは片腕を挙げて合図を返してくる。
「さて…ギルドにでも行きますか」
と俺はギルドに向けて歩き出す。
~~~~~~
「カイさん!昨日の素材の換金できてますよ」
とギルドに入るな否やリズが受付所の窓口から身を乗り出してそう言ってきた。俺はおはようと言って近づいていく。
「よいしょっと…えっと金貨が200枚と銀貨240枚です。」
とリズは言って重たそうなお金の入った皮袋を受付板の上に置く。
「ありがとな」
俺はそれを受け取った。
カランカラン…
「カイさん!おはようございます!」
とヴィレがギルドに入ってくるなりそう挨拶をしてくる。
「おぅ、おはよう 早いな」
「そうですか?普通ですよ、それより今日は何をするんですか?」
「そうだなぁ…ヴィレの特訓がてら討伐依頼を受けるとして…後は珍しい薬草を採りに行くくらいだな」
「僕の為にありがとございます!ではどんな討伐依頼を受けるんですか?」
俺は“そうだなぁ~”と言って掲示板に近づいて討伐依頼を探す。
「おっ?これなんてヴィレのランクには丁度いいんじゃないか?」
と俺は一つの依頼書を掲示板から取ってヴィレに見せる。
その紙には
_____________________________
~Dランク討伐依頼~
レッドボア五体討伐
討伐の証
牙
銀貨3枚
_____________________________
と書いてある。
「大丈夫だと思います!」
「良し!後はまだ終わってない指名依頼をくつか終わらせるか」
と俺は持っていたバックから紙の束を出してどれをするか決める。
「さて…リズこれとこれとこれ受けるぞ。」
と依頼書をリズがいる受付板の上に並べる。
リズは“分かりました、ギルドカードの提示を”と言って来るので俺のとヴィレのを渡すと紙と一緒に持って行って奥に入っていく。
暫くすると戻ってきてギルドカードを渡しながら“頑張って下さい”と言ってきたので“まぁ頑張ってくるよ”と俺は言ってヴィレを連れてギルドを出た。
カイとヴィレがギルトを出てから一時間後…
「すみません、ここにカイと名乗る者はいませんか?」
とセバーヌがリズに言った…
「カイさんですか?一時間程前に依頼で出ていかれましたよ」
とリズも普通に質問に答える。
「そうですか…いつ戻ってくるか分かったりしますか?」
「そうですねぇ…夕方には帰ってくると思いますけど…」
「では…ここで待たせてもらいましょうか」
とセバーヌは言って休憩スペースまで歩いていって椅子に座り本を読み始めた。
リズは誰なんだろう…と思いながらも話していたせいで止まっていた仕事をまたし始めた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月は週二話更新出来るよう頑張ります(笑)
………………
……………
………
…朝…
「っ~よし!今日も頑張りますか!」
と朝のそよ風を浴びながら背伸びをして俺はそう言って服を着替えて部屋を出る。
外にでて顔を洗い食堂に向かう。俺のこの宿の飯でオススメなのは日替わり定食だな!
魚が出る時があったり肉が出る時があったり、具沢山の野菜スープが山盛りで出たりするからな!
おっ?今日はワイバーンの肉と豆のスープとパンだ。
ではいただきます…
やっぱり美味いなぁ~ここの飯は、城の飯は何時も同じ味ばっかりで飽きてくるから嫌だったんだよなぁ~今はその心配も無いけどな!
………………
………
……
…ごちそうさまでした…
「今日も美味しかった!オヤジ!ありがとな!」
と厨房にいる筋肉モリモリのオヤジにお礼を言ってから食堂を出るのが俺の日課だな
オヤジは片腕を挙げて合図を返してくる。
「さて…ギルドにでも行きますか」
と俺はギルドに向けて歩き出す。
~~~~~~
「カイさん!昨日の素材の換金できてますよ」
とギルドに入るな否やリズが受付所の窓口から身を乗り出してそう言ってきた。俺はおはようと言って近づいていく。
「よいしょっと…えっと金貨が200枚と銀貨240枚です。」
とリズは言って重たそうなお金の入った皮袋を受付板の上に置く。
「ありがとな」
俺はそれを受け取った。
カランカラン…
「カイさん!おはようございます!」
とヴィレがギルドに入ってくるなりそう挨拶をしてくる。
「おぅ、おはよう 早いな」
「そうですか?普通ですよ、それより今日は何をするんですか?」
「そうだなぁ…ヴィレの特訓がてら討伐依頼を受けるとして…後は珍しい薬草を採りに行くくらいだな」
「僕の為にありがとございます!ではどんな討伐依頼を受けるんですか?」
俺は“そうだなぁ~”と言って掲示板に近づいて討伐依頼を探す。
「おっ?これなんてヴィレのランクには丁度いいんじゃないか?」
と俺は一つの依頼書を掲示板から取ってヴィレに見せる。
その紙には
_____________________________
~Dランク討伐依頼~
レッドボア五体討伐
討伐の証
牙
銀貨3枚
_____________________________
と書いてある。
「大丈夫だと思います!」
「良し!後はまだ終わってない指名依頼をくつか終わらせるか」
と俺は持っていたバックから紙の束を出してどれをするか決める。
「さて…リズこれとこれとこれ受けるぞ。」
と依頼書をリズがいる受付板の上に並べる。
リズは“分かりました、ギルドカードの提示を”と言って来るので俺のとヴィレのを渡すと紙と一緒に持って行って奥に入っていく。
暫くすると戻ってきてギルドカードを渡しながら“頑張って下さい”と言ってきたので“まぁ頑張ってくるよ”と俺は言ってヴィレを連れてギルドを出た。
カイとヴィレがギルトを出てから一時間後…
「すみません、ここにカイと名乗る者はいませんか?」
とセバーヌがリズに言った…
「カイさんですか?一時間程前に依頼で出ていかれましたよ」
とリズも普通に質問に答える。
「そうですか…いつ戻ってくるか分かったりしますか?」
「そうですねぇ…夕方には帰ってくると思いますけど…」
「では…ここで待たせてもらいましょうか」
とセバーヌは言って休憩スペースまで歩いていって椅子に座り本を読み始めた。
リズは誰なんだろう…と思いながらも話していたせいで止まっていた仕事をまたし始めた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月は週二話更新出来るよう頑張ります(笑)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる