幼女と執事が異世界で

天界

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第2章

28,お買い物 Part,3

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 色々と思うところもあったが、広場に戻ったオレ達は買い物の続きをすることにした。
 あれこれ悩んでもオレに選べる選択肢などあまりないのだ。

 広場の出口の一角に集まっていた野次馬達はそれぞれの食事の一時に戻っている。人が1人死んだというのに何事もなかったかのように談笑しているのは違和感がありすぎるが、これがこの世界での日常なのだろう。
 平和な世界で生きてきたオレの感覚とはあまりにも違うが、もうあの世界には戻れないのだ。慣れなければいけない。
 まぁ実際のところ血や臓物が残っているというわけでもない。解体で消滅した死体は血も残らないのだから。
 返り血を浴びた熱血イケメン君もその血を拭わなかったのは解体で消滅することがわかっていたからだろう。
 便利だとは思うが、その反面死体の隠蔽が容易であると言うことでもある。だがこの世界で科学的な捜査は期待できないだろうから、魔法的な何かで対処しているのだろうか。
 でなければ死者が出ても簡単に行方不明で終わってしまう。もしかしたら行方不明者は死者とイコールなのかもしれないが。

 やはり胸糞悪い出来事を見てしまったからだろうか。思考が暗い方向にいってしまう。
 これではいかん。オレ達は楽しい楽しい異世界ライフ2日目なんだ。
 自分達の生活を快適にする為の買い物の最中なのだ。切り替えなければいけない。


「アル、お昼ご飯はもうこれくらいにして次のお店いこっか」

「畏まりました。次の店は冒険者用の日用品などを販売している鳶という店になります」

「なんだか空を自由に飛びまわってる感じがするいい名前だね」

「答え是。この街でも時折見かける鳥類の名称にございます」

「あ、こっちにも鳶いるんだ。そっかー名前も一緒なのか。
 あ、ていうか翻訳されてるから鳶っていうだけか」


 アルに手を引かれながら気を紛らわす為にちょっとした雑談をしながら道を戻っていく。
 目的の店は人垣の出来ていた広場の出口からは反対方向にあった。
 冒険者用の日用品が売られているという話だが、冒険者ギルドと門の位置関係からすると微妙な位置だ。
 冒険者ギルドから延びる大きな通りを外れてさらに角を曲がらないといけない。近道しようにも当然別のお店や資材やらゴミやらで路地が塞がれているようなので普通にこの店にくるなら迂回しないといけない。
 冒険者用のお店なら冒険者ギルドの近くか門沿いに店を構えた方が売れ行きもあがるというものだ。
 まぁ単純に考えて立地条件が悪いところしか余っていなかったのか、坪単価が高すぎたのか。
 それでもお奨めされているのだ。そう悪い店でもあるまい。

 リューネの雑貨屋のように店先が小奇麗にされているというわけでもないが、それなりに大きなお店だ。
 生前の世界での標準的なコンビニエンスストアをちょっと広くしたくらいの大きさはある。
 ショーウィンドウには本や瓶詰めの液体なんかが並べられている。
 直射日光に当たるような位置に本や液体を置くなんてどうかと思うが、ここは異世界。きっと魔法的な何かがあるんだろう。

 大きな店構えだけあって両開きの下半分がスモークガラスのような曇ったガラスが嵌められているドア。最早当たり前のようにアルが扉を開けてくれる。
 中に入るとたくさんの棚と色取り取りの瓶詰めの液体や何の効果があるのかわからないような草の束。本も大量に置かれているし、小さな刃物も取り扱っているようだ。
 リューネの雑貨屋には刃物の類は置いていなかったので、こちらの管轄なのだろうか。
 お客もそれなりにいて、全員が冒険者然としたような人ではなく街中に普通にいるような人が半分以上を占めている。
 冒険者用の日用品といっても普通の人も扱う物が多いんだろうか。
 小さな刃物なんかは果物ナイフサイズから包丁程度のサイズまであるが、それ以上の大きさの物はないようだ。
 瓶詰めの液体はたくさん種類があり、色ごとに分類されていて小さな初心者ポーションサイズの物から少し大きめの三角フラスコサイズの物まである。
 内容量の違いなのだろうか。
 遠目にみているので棚につけらているポップのような物の内容までは読めない。


「ねぇアル。ここでは何買うつもりなの?」

「こちらでは野営用のセットや調理用の刃物など様々な物を購入する予定にございます」

「おー……。野営セット……寝袋とか?」

「答えは否。寝具はすでに飛翼洋服店で厚手の布を購入しております。
 野営セットとは簡単な治療器具や簡易テントなどの野営に必需品となる物をまとめて販売している物のことを指します」

「ほー、そうなんだー。テントなんて売ってるんだねぇ。
 なんだかワクワクしてくるねぇ」

【ですが、冒険者用の道具は日用品と違い値が張るものが多くございます。今回の購入で恐らく私が所持している分は尽きるかと愚考致します。ご容赦を】

【ありゃ……そうなの? 今いくら持ってたっけ? えっと、3000ラードくらい?】

【答え是。2916ラード所持しております】

【おっけーおっけーそれくらいで済むなら大丈夫じゃないかな】

「では購入してまいります」


 結構気軽にOKを出してしまったが、海鳥亭で1泊2食付きで200ラード。14日分だ。
 まぁ服でも1500ラード使ってるし、日用品でもいくら使ったのかは細かく聞かなかったけど残金からして1000ラードぎりぎり近くまで使ったみたいだな。リュックはその後買ったから1000ラードの予算には入っていないようだし。
 1日で結構な額使っていると思うが、これも必要経費だ。まだお金はあることだしこの辺は仕方ない。
 大きな買い物をするのは恐らく次にいくだろう武具店だからな。
 でもすでに武器は桁が違うのが手に入っている。防具もあまり動きづらいような全身を覆うタイプは付けたくないし、せいぜいいっても金貨数枚程度で足りるだろう。

 アルを見送ってから適当に店内をぶらつく。
 結局買い物のほとんどをアルに任せているような気がするが、オレがいちいち口を出すよりは彼に任せた方が確かだろう。日用品を買った時も率先して買い物してたし。
 きっとオレがメインで買い物をしたら買い忘れがたくさんでるだろうしな。

 適当にそんなことを思いながらたくさんの色の液体の入った瓶詰め――ポーションを見ていく。
 各ポーションの棚にはポップが付いていて " 擦過傷 " とか " 坐創 " とか " 切創 " とか書かれている。Lvなんかも書かれていてLvが高くなるごとに値札の数字も跳ね上がっている。
 怪我の度合いや種類に応じて効能が違うのだろう。
 ゲームのように1種類のポーションで何でもかんでも傷が治りますってわけにはいかないようだ。初心者ポーションの効果はどれに属する物なんだろうか。

 怪我系のポップから今度は毒や麻痺などの状態異常系のポップに切り替わる。
 やはりここにもLv表示がある。でも毒や麻痺なんかは統一されているのか種類はないようだ。
 それにしても麻痺も大別すれば毒じゃないのか? それに毒っていうのは結構種類があると思うんだけど……。
 まぁこれもファンタジー。怪我のポーションはたくさんあるのに毒には種類がないっていうそういう世界なんだろう。うん、深く考えたら負けだ!

 状態異常系だけでもたくさんの種類がある。ぱっと見ただけで毒、麻痺、睡眠、石化、呪い、鈍化、狂気、etcetc。
 スキルで取れた分だけでは到底追いつかないほどの状態異常の数だ。
 ポーションで呪いが解けるのかっていう不思議な違和感はあるが、深くは突っ込まない方がいいだろう。所謂デバフなんだし。
 しかも面白い名前の状態異常もあった。 " 蟹歩き " と " 猪突 " だ。
 名前からして前者は横移動しかできなくなるとか? 後者は逆に直進しか出来なくなるとかだったら笑える……。
 いや……実際戦闘中になったら恐怖だな……恐ろしい。

 これだけあるとどれがどれだか覚えるのだけでも一苦労なんじゃないだろうか。オレは鑑定があるからまだましだけど……。
 あ、よく見ると瓶に薄っすらとポップに書いてある効果が刻んであるし、栓にもそれぞれ違う紋様みたいな物が刻まれている。あれなら見なくても触って確かめればすぐにわかるかもしれない。
 なるほどちゃんと対策されてるのね。でも瓶入れ替えたらわかんなくなるんじゃ……。
 まぁ……その辺もきちんと見極められてこそ1人前の冒険者ってことなのかな……。

 でもこれだけ状態異常があるなら各種Lv1くらいは……いやある程度対応する為にもLv3くらいは揃えておいた方がいいのだろうか。
 魔物や敵対する相手がどの程度使ってくるのかもポイントだろうけど、揃えておいて損はないはずだ。
 アイテムボックスの容量はまだまだあるわけだし。

 おっと、またもやうっかり忘れていたけれど鑑定を使って調べておくべきだろう。
 ポーションなんだし色々わかるかもしれない。
 さっそく手近の棚の解呪のポーションLv1を鑑定してみる。



        ■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 解呪のポーションLv1
 軽い呪いを解除できるかもしれないポーション。
 解除成功率は軽い呪いなら5割程度。それ以上の呪いにはほとんど効かない。
 冷却期間は3分程度かかる。

        ■□■□■□■□■□■□■□■□■□


 なんとも首を傾げたくなる説明文だ。
 そもそも軽い呪いってどんな呪いだ。何もないところで転ぶ呪いとか、鳥の糞が直撃するような呪いか?
 いや後者は軽くなかったな。呪いも要調査だ。

 だがわかったこともある。Lv1では軽い物なら半分の確率で解除できる。でもそれ以上だと意味がない。その上クールタイムが3分ときたもんだ。解除失敗したら3分は我慢しなきゃいけないということだ。
 しかしなんだこの冷却期間って……どこぞの頭の悪い翻訳エンジンにかけたかのような訳し方だなぁ……。

 いやそんなことより、やばい呪いだったらアウトじゃないのか?
 ポーションは安物じゃなくてそれなりにLvが高い物を買わないと意味がないってことだろう。まぁ全種類揃えておくのがベストだろうけど、さすがにそこまですると金貨が数枚飛んでいってしまう。
 このポーション君。結構お高めなのだ。
 冒険者っていうのはお金のかかる職業だったんだな……。
 確かにこれじゃぁ子供はやれないわ。

 異世界物のラノベとかなら、子供でも才能があるやつならバンバン活躍してるんだけどこういう現実を見るとなんとも世知辛い。
 まぁある程度お金があるオレには関係ない話だけどな!

 その後も色々と鑑定を使ってポーションを調べていく。
 ポーションだけでも相当な量あるので1つ1つというわけにはいかないが、それでも知識を深めるためなので結構な数鑑定した。

 結果わかったことは……コピペしすぎだろうこれ。
 例えば解毒のポーションLv1は呪いの部分が毒に置き換えただけだし。
 他の状態異常解除ポーションに関しても大体同じ。
 Lvが上がれば多少変わるんだけど、大体は同じ。違うのはクールタイムの長さや成功率の数字とか。

 まぁアイテムもいっぱいあるだろうから楽したいのはわかるが……もうちょっと頑張ってくれよ!


「あら、君ポーションに興味があるの?」

「え、えーとそういうわけでもないけど、お姉さんは誰ですか?」

「あは、ごめんね。なんか一生懸命ポーション見てるからさ。あたしはジーナ。よろしくね」

「ワタリです。よろしくお願いします、ジーナさん」


 何やら急所部分を守るだけの軽鎧をつけたお姉さんと自己紹介をし合うことになってしまった。
 なんだろう。何か用なのかな?


「このポーションはねー。実際のところ近場の迷宮でも結構下層に行かないとあんまり使われないんだよねぇ。まぁでも何があるのかわからないのが冒険者稼業だからねぇ、買っておいて損はないと思うよ?」

「はぁ、そうなんですか」

「うんうん、特にこれとこれは必需品かなー。あ、でもこっちも捨てがたいなー。
 お金があるんだったら全種類いっておきたいくらいだけど、なかなかねえ~」

「備えあればって言いますもんね」

「おぉ、なかなか難しい言葉知ってるねぇ。感心感心。
 じゃぁこっちのポーションなんかはどれがどの傷に効くかっていうのはわかるかな?」


 お姉さんが手に取ったのは擦過傷とポップがあったポーションだ。


「擦過傷は擦ったりして出来る怪我ですよね」

「おぉー! ほんとによく知ってるねぇ。そうなのこれが意外とよく使われるポーションなんだよ。
 擦過傷なんていう傷は結構つきやすいし、放って置くと傷が膿み易いからねぇ。絶対必需品」

「じゃぁこっちの刺創は?」

「そっちはねぇ、意外と針みたいな体毛を持った魔物が多いからそれなりに出番があるねぇ。あ、でもねぇこっちの切創は擦過傷よりもっと必需品!
 切られた傷なんかによく効くからね!
 坐創も実はよく使うんだよねぇ。傷が潰れたりする怪我っていうのは意外と多いんだ~」

 お姉さんとポーションの効能話に花を咲かせていると、大分萎んでいたリュックがかなり膨らみ、それなりの大きさの紙袋も抱えたアルが戻ってきた。


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