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第5章
90,役所
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ギルドに戻ると老執事然とした人が待っていた。
どうやら彼は3歩くらいオレ達より後ろに下がってついてきている顎が所有していた奴隷のようだ。
顎がオレの奴隷になったのでその奴隷も財産も全てオレが引き継いだ形になるので彼はオレの奴隷ということになる。
「さて、キリサキ。早い所役所にいってコレを提出した方がいいだろう。のちのち面倒なことにならんようにな」
「……財産譲渡契約書?」
「あぁ、決闘前に契約した時に発効された物だ。それを役所にもっていかんと相手の財産はきちんとおまえの物にはならん。
放っておくと余計な虫が沸いて面倒な事になるからな。特にリオネットの財産は相当な額があるから早いに越した事はない。
ソレをきちんと提出して受理させておけば何も言われる事はない」
「はぁ、わかりました」
どうやら奴隷などの魔法的な拘束力のあるものならいざ知らず、財産などの物理的な物はちゃんと役所に届出をしないとだめらしい。
そういえばこの世界に役所はあることは知っていたが、必要がないのでまったくいったことなかった。
ちょうどいいのでどんなところなのか見てみよう。生前のような役所然としたところなのだろうか。
「それではお嬢様、表に馬車を待機させております。そちらをご活用くださいませ」
「馬車? あぁあの顎の持ち物か。いいの? まだコレ提出してないけど」
「問題ないでしょう。あくまでそちらは国法的な処置ですので」
「ふーん」
まぁそんなもんなのだろう。
特に気にする事もない。ただあの顎の持ち物だったっていうのがちょっと気になるくらいだ。
変な臭いとかついてないといいけど。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ギルド前には10人くらい余裕で乗れそうな豪華な箱馬車が鎮座していた。
馬も相応にでかくて角が2本生えていて足が6本ある普通の馬ではない。何この怪獣。
オレとネーシャが口をポカーンと開けてその馬車を眺めていると、老執事が馬車のドアを開けて中から折りたたみ式の階段のような段差を引き出してくれる。
普通の馬車ってもっとこう、引き上げてもらうような段差が結構激しいイメージだったけどこれなら幼女のオレでも普通に乗れる。
ドアのスペースもかなり広くて普通なら1人ずつ入らないといけないのだろうが、コレは1人では余裕で2人でも大丈夫なようになっている。
きっとでかい装備を纏っていても通れるようにしているんだろう。
馬車の外回りは見た目より実用性を取っているのかかなり頑丈に作られている印象だが、機能美としての美しさが見られる。
内部は外とはずいぶん違い豪華な装飾がなされ、見た目通りの広さに小さいがテーブルまでついている。
問題の臭いやなんかは別になんともなかった。そういえばあの顎からも香水とか香ってなかった。匂いで敵に場所を知らせるような愚は冒さないということだろうか。
天井は普通より少し高いくらいだが、天窓がついていて採光は抜群。
四隅に魔道具のランプもついているので夜でも問題ないだろう。
椅子に座ってみるとずいぶん柔らかくしかしほどよい反発もある高級品だ。
思っていた通りの豪華な馬車の典型のような馬車なのできっと振動なんかも低減してくれる魔道具が仕込んであったりするんだろう。
椅子に座ってその感触を楽しんでいるとネーシャがまだ停止していて、その後ろには困った顔のレーネさん。
アルはすでに乗り込んでテーブルの下に設置してあった飲料を検分している。
「ネーシャ、レーネさんどうしたの? 早く乗りなよ」
「ぁ、ぅ……」
困った顔のままのレーネさんが言葉にならない声で小さくごにょごにょしている。
ネーシャは止まったままだ。
【レーネさんどうしたんですか?】
一先ずネーシャが再起動するまで少し待ってあげることにしてレーネさんには念話で対応することにした。
【す、すみません……。こんなすごい馬車は初めてみたもので……その……圧倒されてしまいました】
【あーわかりますよ。私も最初びっくりしましたもん。でもほら、もう私の物らしいですし、これから何度か使う事になるでしょうから慣れちゃってください。
私はもう慣れました】
【はやっ! 早いですよ、ワタリさん!】
【あはは。じゃあ落ち着いたところで、どうぞ】
なんとか調子の戻ってきたレーネさんにオレの小さな手を差し出すと、おずおずとその手を取る。
ついでに未だ停止しているネーシャを片手で抱えて乗り込んできた。
【すみません。ネーシャさんが止まってしまって時間がかかりそうなので……】
【いいですよー。むしろありがとうございます。まさかネーシャがこんなにこういうのに免疫がないとは……】
【あはは……】
未だポカーンとしたままのネーシャをふかふかの椅子に座らせるとレーネさんはオレの前に。
アルはオレの右隣。ネーシャは左だ。
それでもまだまだ馬車のスペースは余っているけれど。
エリザベートさんと顎はギルドに残っている。
最初はエリザベートさんも着いてこようとしていたが、何かギルドマスターに言われて渋々残ったようだ。
顎はギルドマスターが用があるそうなのでそのまま置いてきた。
でもLv8の奴隷契約なので簡単な受け答えしか他人とは出来ないはずだ。どうするんだろう。
折りたたみ式の段差を老執事が仕舞うとドアが音を立てずに閉まり、少ししてから御者台のあるところの窓からノックがして老執事が声をかけてきた。
「それでは発車致します、お嬢様方。行く先は役所でよろしゅうございますか?」
「はい、お願いします」
「畏まりました」
ゆっくりと動き出した馬車だが、元々ラッシュの街は道が整備されているのでほとんど揺れないのでサスペンション的な何かが利いているのかよくわからなかった。
それでも馬車の窓から見る街の光景というのはちょっと違った新鮮味がある。
やっと再起動を果たしたネーシャと一緒に窓から景色を眺めること2,3分。あっという間に役所の前についてしまった。
そんなに速度は出していなかったのでただ単に近かっただけのようだ。
「お待たせ致しました、お嬢様方。役所に到着致しました」
御者台の窓から再度声がかかり、少ししてドアが開くと段差がすでに用意してあった。
4人で降りてすぐに目の前には冒険者ギルドよりも少し小さい施設があった。
こちらはギルドと違って石造りで曇りガラスが前面についている。
中はかなり明るく清潔感があり、冒険者ギルドよりはずっと親しみやすい感じがする空間だ。
いくつかテーブルが置いてあり、受付はギルドなどと同じような感じになっていて何人かが話をしたり書類を書いていたりしている。
オレ達は空いている受付に行くとすぐにさっき貰った書類を提出する。
「こっ……これは!? す、すみません、上司を呼んで参ります!」
書類を見た受付のお姉さんが血相を変えて奥に引っ込んでしまった。
まぁあの顎はランクSで相当な財産を所有しているだろうことは馬車をみても、装備を見ても一目瞭然だったのでこんなことになるんじゃないだろうかとは思っていた。
少し待つと慌てた様子の禿頭が出てきて個室に通された。
そこには他にも3人ほど職員とは違った魔法使い風のローブを羽織った人がいて、書類の確認をその3人が1人1人念入りにしていった。
3人が本物だと認めた後、退室し上司の人が滝のような汗を流しながら処理を進めてくれた。
その結果として、オレは顎――リオネットの財産及び所有している奴隷を全て受け取ることが国法で正式に認められた。
これにより例えばリオネットの親族などの横槍を受けても国法で守られ、一切渡さなくて済む。それどころか横槍を入れてきた者を処罰する事が可能となる、らしい。
滝汗禿頭とその他大勢の職員一同に頭を下げられて見送られて、少し気まずい思いをしながら役所を後にした。
どうやら彼は3歩くらいオレ達より後ろに下がってついてきている顎が所有していた奴隷のようだ。
顎がオレの奴隷になったのでその奴隷も財産も全てオレが引き継いだ形になるので彼はオレの奴隷ということになる。
「さて、キリサキ。早い所役所にいってコレを提出した方がいいだろう。のちのち面倒なことにならんようにな」
「……財産譲渡契約書?」
「あぁ、決闘前に契約した時に発効された物だ。それを役所にもっていかんと相手の財産はきちんとおまえの物にはならん。
放っておくと余計な虫が沸いて面倒な事になるからな。特にリオネットの財産は相当な額があるから早いに越した事はない。
ソレをきちんと提出して受理させておけば何も言われる事はない」
「はぁ、わかりました」
どうやら奴隷などの魔法的な拘束力のあるものならいざ知らず、財産などの物理的な物はちゃんと役所に届出をしないとだめらしい。
そういえばこの世界に役所はあることは知っていたが、必要がないのでまったくいったことなかった。
ちょうどいいのでどんなところなのか見てみよう。生前のような役所然としたところなのだろうか。
「それではお嬢様、表に馬車を待機させております。そちらをご活用くださいませ」
「馬車? あぁあの顎の持ち物か。いいの? まだコレ提出してないけど」
「問題ないでしょう。あくまでそちらは国法的な処置ですので」
「ふーん」
まぁそんなもんなのだろう。
特に気にする事もない。ただあの顎の持ち物だったっていうのがちょっと気になるくらいだ。
変な臭いとかついてないといいけど。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ギルド前には10人くらい余裕で乗れそうな豪華な箱馬車が鎮座していた。
馬も相応にでかくて角が2本生えていて足が6本ある普通の馬ではない。何この怪獣。
オレとネーシャが口をポカーンと開けてその馬車を眺めていると、老執事が馬車のドアを開けて中から折りたたみ式の階段のような段差を引き出してくれる。
普通の馬車ってもっとこう、引き上げてもらうような段差が結構激しいイメージだったけどこれなら幼女のオレでも普通に乗れる。
ドアのスペースもかなり広くて普通なら1人ずつ入らないといけないのだろうが、コレは1人では余裕で2人でも大丈夫なようになっている。
きっとでかい装備を纏っていても通れるようにしているんだろう。
馬車の外回りは見た目より実用性を取っているのかかなり頑丈に作られている印象だが、機能美としての美しさが見られる。
内部は外とはずいぶん違い豪華な装飾がなされ、見た目通りの広さに小さいがテーブルまでついている。
問題の臭いやなんかは別になんともなかった。そういえばあの顎からも香水とか香ってなかった。匂いで敵に場所を知らせるような愚は冒さないということだろうか。
天井は普通より少し高いくらいだが、天窓がついていて採光は抜群。
四隅に魔道具のランプもついているので夜でも問題ないだろう。
椅子に座ってみるとずいぶん柔らかくしかしほどよい反発もある高級品だ。
思っていた通りの豪華な馬車の典型のような馬車なのできっと振動なんかも低減してくれる魔道具が仕込んであったりするんだろう。
椅子に座ってその感触を楽しんでいるとネーシャがまだ停止していて、その後ろには困った顔のレーネさん。
アルはすでに乗り込んでテーブルの下に設置してあった飲料を検分している。
「ネーシャ、レーネさんどうしたの? 早く乗りなよ」
「ぁ、ぅ……」
困った顔のままのレーネさんが言葉にならない声で小さくごにょごにょしている。
ネーシャは止まったままだ。
【レーネさんどうしたんですか?】
一先ずネーシャが再起動するまで少し待ってあげることにしてレーネさんには念話で対応することにした。
【す、すみません……。こんなすごい馬車は初めてみたもので……その……圧倒されてしまいました】
【あーわかりますよ。私も最初びっくりしましたもん。でもほら、もう私の物らしいですし、これから何度か使う事になるでしょうから慣れちゃってください。
私はもう慣れました】
【はやっ! 早いですよ、ワタリさん!】
【あはは。じゃあ落ち着いたところで、どうぞ】
なんとか調子の戻ってきたレーネさんにオレの小さな手を差し出すと、おずおずとその手を取る。
ついでに未だ停止しているネーシャを片手で抱えて乗り込んできた。
【すみません。ネーシャさんが止まってしまって時間がかかりそうなので……】
【いいですよー。むしろありがとうございます。まさかネーシャがこんなにこういうのに免疫がないとは……】
【あはは……】
未だポカーンとしたままのネーシャをふかふかの椅子に座らせるとレーネさんはオレの前に。
アルはオレの右隣。ネーシャは左だ。
それでもまだまだ馬車のスペースは余っているけれど。
エリザベートさんと顎はギルドに残っている。
最初はエリザベートさんも着いてこようとしていたが、何かギルドマスターに言われて渋々残ったようだ。
顎はギルドマスターが用があるそうなのでそのまま置いてきた。
でもLv8の奴隷契約なので簡単な受け答えしか他人とは出来ないはずだ。どうするんだろう。
折りたたみ式の段差を老執事が仕舞うとドアが音を立てずに閉まり、少ししてから御者台のあるところの窓からノックがして老執事が声をかけてきた。
「それでは発車致します、お嬢様方。行く先は役所でよろしゅうございますか?」
「はい、お願いします」
「畏まりました」
ゆっくりと動き出した馬車だが、元々ラッシュの街は道が整備されているのでほとんど揺れないのでサスペンション的な何かが利いているのかよくわからなかった。
それでも馬車の窓から見る街の光景というのはちょっと違った新鮮味がある。
やっと再起動を果たしたネーシャと一緒に窓から景色を眺めること2,3分。あっという間に役所の前についてしまった。
そんなに速度は出していなかったのでただ単に近かっただけのようだ。
「お待たせ致しました、お嬢様方。役所に到着致しました」
御者台の窓から再度声がかかり、少ししてドアが開くと段差がすでに用意してあった。
4人で降りてすぐに目の前には冒険者ギルドよりも少し小さい施設があった。
こちらはギルドと違って石造りで曇りガラスが前面についている。
中はかなり明るく清潔感があり、冒険者ギルドよりはずっと親しみやすい感じがする空間だ。
いくつかテーブルが置いてあり、受付はギルドなどと同じような感じになっていて何人かが話をしたり書類を書いていたりしている。
オレ達は空いている受付に行くとすぐにさっき貰った書類を提出する。
「こっ……これは!? す、すみません、上司を呼んで参ります!」
書類を見た受付のお姉さんが血相を変えて奥に引っ込んでしまった。
まぁあの顎はランクSで相当な財産を所有しているだろうことは馬車をみても、装備を見ても一目瞭然だったのでこんなことになるんじゃないだろうかとは思っていた。
少し待つと慌てた様子の禿頭が出てきて個室に通された。
そこには他にも3人ほど職員とは違った魔法使い風のローブを羽織った人がいて、書類の確認をその3人が1人1人念入りにしていった。
3人が本物だと認めた後、退室し上司の人が滝のような汗を流しながら処理を進めてくれた。
その結果として、オレは顎――リオネットの財産及び所有している奴隷を全て受け取ることが国法で正式に認められた。
これにより例えばリオネットの親族などの横槍を受けても国法で守られ、一切渡さなくて済む。それどころか横槍を入れてきた者を処罰する事が可能となる、らしい。
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