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第7章
139,突撃
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「ただいま戻りました、お嬢様」
ギルドマスターに伝言を伝えに行ったエンタッシュが戻ってきた。ギルドマスターからの返答もちゃんともらってきてくれたようだ。
ギルドマスターの返答は、また手紙だったが今度は封筒にいれておらず便箋1枚でやってきた。
目を通すと明日ギルドにお姫様――エストリア姫が来るそうなので来たら使いを寄越すそうだ。
到着するまで引き止めておくので屋敷で待機していてほしいらしい。
ギルドで待機してちゃだめなのだろうか。まぁ屋敷でっていうなら屋敷で待機していよう。
冒険者ギルドから屋敷まで馬車でもそんなにかからないし。
「ワタリちゃん、見せてもらっていい?」
「あ、はい。どうぞ~」
渡した便箋を見てエリザベートさんの眉根が寄る。
やっぱりギルドでの待機じゃないのに何か思うところがあるのかもしれない。
「お爺様……なんか企んでるわね」
「あ、やっぱりですか?」
「えぇ……。わざわざ屋敷で待機させるのはおかしいわ。ギルドで待機していても問題ないもの。
これは……時間稼ぎね」
「……何のための?」
「それはわからないわ。もしかしたら私達に聞かれたくない話をエストリア様とするのかも」
「聞かれたくない話……」
エリザベートさんの予想に色々と想像を巡らせてみるが、コレというものは思い至らない。
あのギルドマスターだから色々と画策してくるというのはある程度わかっていたけれど、今度はいったい何をしようというのだろうか。
「どうします? こっそりギルドに行って待ってますか?」
「うーん……。そうねぇ……。こっちとしてはエストリア姫にグレー・ストリングスの行方は知らないということを言いに行くだけなのよね?」
「まぁ基本的にはそうですね。
グレーさんのことはわからないから構わないでください、って感じで。
王族相手に無礼だろうけど意思表示はしておかないと」
「んー……。まぁグレー・ストリングスの行方は知らないっていえばたぶん大丈夫でしょ。
じゃあ明日はギルド近くで待ち伏せしましょ。
お爺様には吠え面かかせてやりましょう!」
勇ましいエリザベートさんの意見に皆頷き、明日に備えて海鳥亭に戻ることにした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
海鳥亭は冒険者ギルドから目と鼻の先にある。
3階の大部屋を借りているので窓も大きいし、その窓から冒険者ギルドも見ることが出来る。
あれだけ勇ましかったエリザベートさんは残念ながら孤児院の仕事があるので強制的に不参加になったが、オレ、アル、レーネさん、ユユさん、ネーシャの5人で冒険者ギルドを見張っている。
浮遊馬車を朝一で屋敷に持ってきたユユさんはエンタッシュから伝言を聞いてすぐこっちに来た。
でも何かあったら危険なのでネーシャと一緒に海鳥亭で待機していてもらうつもりだ。
さすがに朝早くから来るとは思っていないので見張りも交代で行い、残りは適当に過ごしている。
今見張りをしているのはアル。
ネーシャはユユさんから文字を教わり、レーネさんは読書。
オレは軽く魔法のトレーニングだ。
トレーニングといっても普段やっているようなハードなトレーニングではない。あくまで軽く。
いつお姫様が来ても動けるようにしてある。
とはいっても来たらすぐに駆けつけるというわけでもない。
ギルドマスターを出し抜くつもりというが、時間稼ぎをさせないだけでも十分出し抜いたことになるだろう。
ギルドにお姫様がついたらオレ達もギルドに行けば十分なはずだ。
お姫様なんだから普通の冒険者のような徒歩移動ではないだろう。
王族にふさわしい高級な馬車……だと目立って狙ってください、と言ってる様なものなのである程度抑えた高級馬車程度で来るだろう。
そういうのが来たらレーネさんに確認してもらって突撃って感じだ。
適当に見張りを交代しながら思い思いに過ごしていると、オレが見張りについたときにちょうどギルドに向かってそこそこ高級そうな馬車が走ってきた。
「レーネさん、それっぽいのが来ました。お願いします」
「はい」
すぐにレーネさんが窓際に来て一緒に馬車を見始める。
馬車は冒険者ギルドの前で止まり、御者が扉を開ける。やはりこの馬車か?
「ぁ、エストリア様です。全然変わっていないようです。間違いないです」
「あれか……」
オークションで聞いた妖艶な女性にも幼い少女のようにも聞こえた声の主はオレよりも頭1つ分くらい大きいだろう少女。
豪奢な金髪を靡かせ、凛としたたたずまいが良く似合う。
身に着けているのは皮鎧だろうか。腰には長剣を佩いている。額に額金のようなものをつけている。
格好は冒険者っぽい。
乗ってきた馬車もランクが高くなればあのくらいなら持っている冒険者もいないでもない。……いやちょっと厳しいか?
「とりあえず行きましょうか。
ユユさん、ネーシャのことお願いしますね。ネーシャ、ユユさんの言うことちゃんと聞いて待っててね」
「うん、わかったよ。気をつけてね」
「はい、お嬢様! 行ってらっしゃいませ」
2人に手を振って素早く冒険者ギルドを目指す。
もうお姫様は冒険者ギルドに入ってしまっている。ぐずぐずはしていられない。
とはいっても1分1秒を争う、というほどでもないので全力疾走というわけではない……けど転移する。
窓からオレとアルとレーネさんはギルド横の路地へと転移する。
さくっとギルドの扉を潜るとカウンターにあと5歩くらいの位置にお姫様がいた。
ギルドマスターはとりあえず見えない。
ていうかお姫様1人だけ? 従者とか護衛とかそういうのは一切連れていないようだ。
「エストリア様」
「む?」
一瞬迷ったけどここまで来てしまった以上やるだけのことはしておこう、と思った矢先に先手を取られた。
どこに隠れていたんだこのじじい。
「おぉ、バルド。来てやったぞ。してなにようじゃ」
「申し訳ありません、その前に」
お姫様が突然現れたギルドマスターの方を向く。
突然現れたのに特に驚いていないようだ。こういう爺だと知ってるのか。
バルド、というのはギルドマスターの名前でバルド・アクセルフォックスが本名だ。
「キリサキ、屋敷で待機していろと言ったはずだが」
「ギルドマスターこそ私達に黙って何を企んでいるんですか?」
「うっ……。べ、別に企んでなどいないぞ?」
厳しい表情でギルドマスターがオレ達に口を開いたのでずばり、と言い返すと明後日の方向を向いて目を逸らすクソジジイ。
やっぱり企んでやがった。エリザベートさんに感謝だな。
「まぁ何でもいいですけど、私達はそちらのお姫様に用があるんです。
お姫様も私達に用があるのでしょう?」
「ふむ? おぉ? レーネ! レーネではないか! 息災か!?」
「は、はぃ……」
「うむうむ。息災なら何よりじゃ。してグレーはどこにおるかの?」
オレの言葉を聞いてこちらにやっと視線を向けたお姫様がレーネさんを見つけると花が咲いたような笑顔を見せる。
暴姫などと呼ばれているような危ない子にはとても見えない。それに話し方が特徴的だ。
「に、兄様がどこにいるかは……知りません」
「ふむ、そうなのかえ? なら仕方ないのぅ。
で、そっちの可愛い子は誰なのじゃ? 妾に紹介してくれるかの?」
「ぁ、ぇ、ぇっと……」
聞いていたよりもずっと大人しいお姫様にちょっと拍子抜けだ。
グレーさんの行方もそれ以上聞いてくるような感じでもないし。
「ワタリ・キリサキです。レーネさんとはPTを組んでる冒険者です」
「……キリサキじゃと? お主、ウィシュラウを知っておるか?」
「アリアローゼさんですか?」
「そうじゃ。ということはお主がシトポーの祝福を受けしもう1人の勇者か」
もう1人の勇者。
シトポーの祝福――ユーウイトさんからの祝福はアリアローゼさんだけではなく、オレとレーネさんとアルも受けている。
シトポーの祝福を受けた者が勇者ならレーネさんもアルも勇者じゃないだろうか。
「私は勇者ではないですよ?」
「ふむ? そうなのかえ? ウィシュラウも適当なことをいうものじゃな」
なんだろう。速攻否定したらすんなり通った。
このお姫様は本当に暴姫と呼ばれるような危険人物なのだろうか。拍子抜けどころの騒ぎではない。
「じゃが……。お主、『転生者』じゃろ?」
そんな拍子抜けしているオレにお姫様がニヤリ、と笑って人形のように整ったその顔を歪ませて爆弾を投下した。
ギルドマスターに伝言を伝えに行ったエンタッシュが戻ってきた。ギルドマスターからの返答もちゃんともらってきてくれたようだ。
ギルドマスターの返答は、また手紙だったが今度は封筒にいれておらず便箋1枚でやってきた。
目を通すと明日ギルドにお姫様――エストリア姫が来るそうなので来たら使いを寄越すそうだ。
到着するまで引き止めておくので屋敷で待機していてほしいらしい。
ギルドで待機してちゃだめなのだろうか。まぁ屋敷でっていうなら屋敷で待機していよう。
冒険者ギルドから屋敷まで馬車でもそんなにかからないし。
「ワタリちゃん、見せてもらっていい?」
「あ、はい。どうぞ~」
渡した便箋を見てエリザベートさんの眉根が寄る。
やっぱりギルドでの待機じゃないのに何か思うところがあるのかもしれない。
「お爺様……なんか企んでるわね」
「あ、やっぱりですか?」
「えぇ……。わざわざ屋敷で待機させるのはおかしいわ。ギルドで待機していても問題ないもの。
これは……時間稼ぎね」
「……何のための?」
「それはわからないわ。もしかしたら私達に聞かれたくない話をエストリア様とするのかも」
「聞かれたくない話……」
エリザベートさんの予想に色々と想像を巡らせてみるが、コレというものは思い至らない。
あのギルドマスターだから色々と画策してくるというのはある程度わかっていたけれど、今度はいったい何をしようというのだろうか。
「どうします? こっそりギルドに行って待ってますか?」
「うーん……。そうねぇ……。こっちとしてはエストリア姫にグレー・ストリングスの行方は知らないということを言いに行くだけなのよね?」
「まぁ基本的にはそうですね。
グレーさんのことはわからないから構わないでください、って感じで。
王族相手に無礼だろうけど意思表示はしておかないと」
「んー……。まぁグレー・ストリングスの行方は知らないっていえばたぶん大丈夫でしょ。
じゃあ明日はギルド近くで待ち伏せしましょ。
お爺様には吠え面かかせてやりましょう!」
勇ましいエリザベートさんの意見に皆頷き、明日に備えて海鳥亭に戻ることにした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
海鳥亭は冒険者ギルドから目と鼻の先にある。
3階の大部屋を借りているので窓も大きいし、その窓から冒険者ギルドも見ることが出来る。
あれだけ勇ましかったエリザベートさんは残念ながら孤児院の仕事があるので強制的に不参加になったが、オレ、アル、レーネさん、ユユさん、ネーシャの5人で冒険者ギルドを見張っている。
浮遊馬車を朝一で屋敷に持ってきたユユさんはエンタッシュから伝言を聞いてすぐこっちに来た。
でも何かあったら危険なのでネーシャと一緒に海鳥亭で待機していてもらうつもりだ。
さすがに朝早くから来るとは思っていないので見張りも交代で行い、残りは適当に過ごしている。
今見張りをしているのはアル。
ネーシャはユユさんから文字を教わり、レーネさんは読書。
オレは軽く魔法のトレーニングだ。
トレーニングといっても普段やっているようなハードなトレーニングではない。あくまで軽く。
いつお姫様が来ても動けるようにしてある。
とはいっても来たらすぐに駆けつけるというわけでもない。
ギルドマスターを出し抜くつもりというが、時間稼ぎをさせないだけでも十分出し抜いたことになるだろう。
ギルドにお姫様がついたらオレ達もギルドに行けば十分なはずだ。
お姫様なんだから普通の冒険者のような徒歩移動ではないだろう。
王族にふさわしい高級な馬車……だと目立って狙ってください、と言ってる様なものなのである程度抑えた高級馬車程度で来るだろう。
そういうのが来たらレーネさんに確認してもらって突撃って感じだ。
適当に見張りを交代しながら思い思いに過ごしていると、オレが見張りについたときにちょうどギルドに向かってそこそこ高級そうな馬車が走ってきた。
「レーネさん、それっぽいのが来ました。お願いします」
「はい」
すぐにレーネさんが窓際に来て一緒に馬車を見始める。
馬車は冒険者ギルドの前で止まり、御者が扉を開ける。やはりこの馬車か?
「ぁ、エストリア様です。全然変わっていないようです。間違いないです」
「あれか……」
オークションで聞いた妖艶な女性にも幼い少女のようにも聞こえた声の主はオレよりも頭1つ分くらい大きいだろう少女。
豪奢な金髪を靡かせ、凛としたたたずまいが良く似合う。
身に着けているのは皮鎧だろうか。腰には長剣を佩いている。額に額金のようなものをつけている。
格好は冒険者っぽい。
乗ってきた馬車もランクが高くなればあのくらいなら持っている冒険者もいないでもない。……いやちょっと厳しいか?
「とりあえず行きましょうか。
ユユさん、ネーシャのことお願いしますね。ネーシャ、ユユさんの言うことちゃんと聞いて待っててね」
「うん、わかったよ。気をつけてね」
「はい、お嬢様! 行ってらっしゃいませ」
2人に手を振って素早く冒険者ギルドを目指す。
もうお姫様は冒険者ギルドに入ってしまっている。ぐずぐずはしていられない。
とはいっても1分1秒を争う、というほどでもないので全力疾走というわけではない……けど転移する。
窓からオレとアルとレーネさんはギルド横の路地へと転移する。
さくっとギルドの扉を潜るとカウンターにあと5歩くらいの位置にお姫様がいた。
ギルドマスターはとりあえず見えない。
ていうかお姫様1人だけ? 従者とか護衛とかそういうのは一切連れていないようだ。
「エストリア様」
「む?」
一瞬迷ったけどここまで来てしまった以上やるだけのことはしておこう、と思った矢先に先手を取られた。
どこに隠れていたんだこのじじい。
「おぉ、バルド。来てやったぞ。してなにようじゃ」
「申し訳ありません、その前に」
お姫様が突然現れたギルドマスターの方を向く。
突然現れたのに特に驚いていないようだ。こういう爺だと知ってるのか。
バルド、というのはギルドマスターの名前でバルド・アクセルフォックスが本名だ。
「キリサキ、屋敷で待機していろと言ったはずだが」
「ギルドマスターこそ私達に黙って何を企んでいるんですか?」
「うっ……。べ、別に企んでなどいないぞ?」
厳しい表情でギルドマスターがオレ達に口を開いたのでずばり、と言い返すと明後日の方向を向いて目を逸らすクソジジイ。
やっぱり企んでやがった。エリザベートさんに感謝だな。
「まぁ何でもいいですけど、私達はそちらのお姫様に用があるんです。
お姫様も私達に用があるのでしょう?」
「ふむ? おぉ? レーネ! レーネではないか! 息災か!?」
「は、はぃ……」
「うむうむ。息災なら何よりじゃ。してグレーはどこにおるかの?」
オレの言葉を聞いてこちらにやっと視線を向けたお姫様がレーネさんを見つけると花が咲いたような笑顔を見せる。
暴姫などと呼ばれているような危ない子にはとても見えない。それに話し方が特徴的だ。
「に、兄様がどこにいるかは……知りません」
「ふむ、そうなのかえ? なら仕方ないのぅ。
で、そっちの可愛い子は誰なのじゃ? 妾に紹介してくれるかの?」
「ぁ、ぇ、ぇっと……」
聞いていたよりもずっと大人しいお姫様にちょっと拍子抜けだ。
グレーさんの行方もそれ以上聞いてくるような感じでもないし。
「ワタリ・キリサキです。レーネさんとはPTを組んでる冒険者です」
「……キリサキじゃと? お主、ウィシュラウを知っておるか?」
「アリアローゼさんですか?」
「そうじゃ。ということはお主がシトポーの祝福を受けしもう1人の勇者か」
もう1人の勇者。
シトポーの祝福――ユーウイトさんからの祝福はアリアローゼさんだけではなく、オレとレーネさんとアルも受けている。
シトポーの祝福を受けた者が勇者ならレーネさんもアルも勇者じゃないだろうか。
「私は勇者ではないですよ?」
「ふむ? そうなのかえ? ウィシュラウも適当なことをいうものじゃな」
なんだろう。速攻否定したらすんなり通った。
このお姫様は本当に暴姫と呼ばれるような危険人物なのだろうか。拍子抜けどころの騒ぎではない。
「じゃが……。お主、『転生者』じゃろ?」
そんな拍子抜けしているオレにお姫様がニヤリ、と笑って人形のように整ったその顔を歪ませて爆弾を投下した。
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