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最終章
178,邪狼
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グレーさんがエリア姫とライリさんを連れて王都に飛んだ後もスタミナ回復ポーションを消費しながら無紫刃華を咲かせ続けている。
完全に角が取れた球体になった邪神結晶はどうにもその状態から変化がない。
無紫刃華ですらダメージが通りづらくなってきたのだろう。凄まじい耐久性と呆れるしかない。
「硬いですわね……」
「ダメージがあるのかどうかすらもわからないのが痛いですね」
実際目に見えて変化がなくなってきてしまったのは消費アイテムを使っている――タイムリミットが存在する以上かなり厳しい状態だ。
これがはっきりとダメージがあることがわかるような状況なら精神的にもまだ楽なのだが。
「まぁでもグレーさん達が持って来てくれればまだやれますしね、とりゃ」
「そうですわね。王都になら薬師も大量におりますし、質の良い物がすぐに集まるでしょう。
……それにしても暇ですわ。わたりん、わたくしにも何かやれることはないのかしら?」
「……スタミナ回復ポーション取りに行きます? ていうか取りに行く宛あります?」
「ありませんわ!」
相変わらず自信満々に言い切る。いっそ清々しいこの態度がなんか癒しになってきたかもしれない。
……いややっぱならないや。
雑談しつつも使用できるという、集中力をあまり必要としない固有スキルのおかげで長時間の戦闘――ほぼ一方的に攻撃しているだけ――も楽だ。
普通のスキルはある程度の集中が必要だ。
魔法にしてもイメージが必要だし、他のスキルにしても使用の際に雑談しながら使うなんて簡単なスキルじゃないと難しい。
その点固有スキルは少し違う。
もちろん様々なスキルがあるために片手間に使うには難しいスキルも多くある。
だが大半は1度使ってしまえばあとは半自動的に展開される。逆に言えば融通が効かないという面も多分にあるのだが。
無紫刃華はこれまた特殊なパターンで発動時に展開する紫電の花びらの操作に集中が必要な以外半自動だ。
完全に自動じゃないのは花びらの盾の中で炸裂させる華は1度咲かせるごとにMPを消費するからだ。
これが自動だったらMPを0になるまで使い尽くしてしまう危険がある。
……オレには王族の不文律があるのでMPは気にしないでいいけど。
まぁそんなわけで無紫刃華を咲かせながらも雑談するくらいの余裕はある。
「とりあえずは今あるスタミナ回復ポーションを使い切るまではやってみましょう」
「了解ですわ」
結局やることは変わらない。
現状無紫刃華がもっとも高威力なのは疑いようのない事実なのだし。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
待っているだけ――何かあるかもしれないから警戒していて欲しいのだが――ではどうしても飽きるのか、ドリルさんが何度も話しかけて来ては適当に返す。
アルに話しかけないのはそのことに関してはオレがまだ認めていないからだ。
チラチラとアルの方に視線を向けてはいるがその度にオレが鋭く睨んでいるので彼女が話しかけることはない。
……というか一応相手は魔王を作り出す危ない結晶なんだけど……何やってんだオレらは。
軽く溜め息を吐きながら再度華を咲かせる。
「ぁ、ゎ、ワタリさん!」
「……ぉ?」
最初に異変に気づいたのはレーネさんだった。
ドリルさんもいて元々少ない口数がまったくなくなっていたし、真面目な彼女はしっかりと最前列で警戒もしていたので一番最初に気づくことができたようだ。
紫電の花びらの盾が消滅したあとに残っていたのは、完全な球体まで削られた邪神結晶が真っ二つになった姿だった。
球体になってから一向に変化がなかっただけにコレは大きい。
……しかし無紫刃華は花びらの盾内で全方向から莫大なエネルギーを浴びせる攻撃方法だ。
なのに真っ二つとはコレ如何に。
色々と疑問は尽きないが……まぁでも真っ二つになったんだからいいだろう。
一瞬でそこまで納得して思考を2つになった邪神結晶に戻すとさらに変化があった。
「わたりん!」
「全員警戒!」
「はい!」
「了解ですわ!」
ドリルさんの少し高くなった声にオレも鋭い声で対応する。
いつでも何があっても動けるように全員が態勢をすぐに整え、少し離れた位置にある邪神結晶を睨む。
2つになった邪神結晶からは今ものすごい勢いで闇の靄が噴出している。
あれはオークロードの時にも見たものだ。
だがただ見ているだけのわけがない。
消費したスタミナはすでにスタミナ回復ポーションを使用して回復済みである。
2つに裂けたのだから今度は4つにさらに8つに、とどんどんバラバラにしてやる。その間におまえには何もさせん。
融合して魔王となるような存在にアルやレーネさんを近づけるのも御免だ。
……ドリルさん? きっと避けるよ。
「とっととバラバラになれ!」
夥しい量の靄を全て包むように紫電の花びらの盾が完成し、華が咲く。
一輪咲いた華により、包まれた靄は全て消滅したようだが当然止める気はない。邪神結晶からも靄の噴出は未だ止まらないようだし。
しかし噴出する靄よりも華が咲くほうが圧倒的に早い。
100を超える華が咲き、結晶から漏れ出る靄を瞬時に消滅させていく。
「わたりん、まだ止まっていませんわ!」
「わかってます!」
100を超える華を咲かせても2つになった邪神結晶からの靄の噴出は止まらなかった。
邪神結晶も2つ以上に割れていない。
無紫刃華を連続で使うにもスタミナを回復させる時間と花びらの盾を作るまでに多少時間がかかる。
「わたりん! 靄の量が増えていますわ!」
「わかってますってば!」
無紫刃華のダメージに焦っているのか邪神結晶から漏れ出る靄の量が急激に増大している。
このままじゃ花びらの盾に収まりきれない。
「レーネさん!」
「はい!」
花びらの盾を邪神結晶を中心として限界まで形成し、捉え切れなかった靄を遠距離攻撃でレーネさんが消滅しにかかる。
「ドリルさん、遠距離攻撃は!?」
「ありませんわ!」
まったくもって清々しいほど使えねぇ!
アルは攻撃できない制限があるために靄が接触してこなければ反撃できないから仕方ない。
完璧な防御技術とアイギスの盾という凶悪無比な性能の盾をもつアルならば靄に接触しても意に介さないと思う。
しかしドリルさんはだめだ。あの馬鹿みたいな敏捷値なら避けられるかもしれないが1度のミスで魔王の誕生である。絶対ミスるに決まっている。だってドリルさんだもの!
オークロードを見るからに元となる存在が大きく影響を与えるのはわかっている。
その上に邪神結晶から力を受けるのだろう。
あの頭おかしい速度で魔王が誕生したらドリルさんを助ける事なんて多分できない。
というか魔王になったら助けられるのかすらわからない。
だから遠距離攻撃なのだ。
「わたりん! あの靄おかしいですわ! というかわたりんの攻撃力が異常ですわ!」
取りこぼした靄は未だ健在だ。
レーネさんの飛斬の連打を受けて多少体積を減らしてはいるがまだ7,8割は残っている。
少しずつ削っているが緩慢な動きながらもこちらに向かってきている。
本体から切り離しても行動できる上にあの硬さ。やばい。
しかも無紫刃華が咲き終わるとまた靄が増える。
「さっきよりも量が多い! 下がって!」
時間を増すごとに噴出する量が増え、凄まじい量になっている靄を無紫刃華で削ってはいるが取りこぼす量は確実に増えている。
これでは時間の問題だ。
無紫刃華の弱点が露呈した形だ。
無紫刃華の初期段階である紫電の花びらの盾は球体であり、覆える範囲は多少の増減はあれど大体決まっている。
その範囲内しか効果が及ばず、花びらで覆わなければ華を咲かせた時に甚大な被害が周囲を襲う。
オレ達の周りに花びらを展開させる方法は使えない。
なぜなら花びらの盾を作ってしまうとそこにしか華を咲かせられないからだ。
つまりオレ達を守るように花びらを展開するとそのままオレ達を焼き尽くす牢獄になってしまう。
花びらの盾の中か周囲一体か、どちらかしかないのだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
無紫刃華と飛斬の連打で靄を削りながら後退していく。
幸いな事に靄の進行スピードは速くない。この最下層も広大な面積を誇っているので靄に覆いつくされるような事も当分はないだろう。
しかし靄の噴出する量が問題だ。
すでに邪神結晶がどこにあるのかわからないほどの量が出ている。
「ワタリさん!」
「なんですの……アレ……」
「単体でも戦闘能力があるってことか……!」
夥しい量になった闇の靄が遂に増加しなくなったと思ったら急速にその形を変え始める。
その速さは今までの緩慢な動きが嘘のような急激な速度だった。
「化け物……ですわね」
形を変える間にも無紫刃華を炸裂させ、部分的に消滅させたが完全に焼け石に水状態だ。
靄を噴出させている本体である邪神結晶がどこにあるのかわからないので本当に部分的に消し去っただけにしか過ぎない。
そして姿を現したのは体長20メートルにもなろうという巨体の、漆黒よりも尚昏い毛並みを持つ1匹の狼だった。
完全に角が取れた球体になった邪神結晶はどうにもその状態から変化がない。
無紫刃華ですらダメージが通りづらくなってきたのだろう。凄まじい耐久性と呆れるしかない。
「硬いですわね……」
「ダメージがあるのかどうかすらもわからないのが痛いですね」
実際目に見えて変化がなくなってきてしまったのは消費アイテムを使っている――タイムリミットが存在する以上かなり厳しい状態だ。
これがはっきりとダメージがあることがわかるような状況なら精神的にもまだ楽なのだが。
「まぁでもグレーさん達が持って来てくれればまだやれますしね、とりゃ」
「そうですわね。王都になら薬師も大量におりますし、質の良い物がすぐに集まるでしょう。
……それにしても暇ですわ。わたりん、わたくしにも何かやれることはないのかしら?」
「……スタミナ回復ポーション取りに行きます? ていうか取りに行く宛あります?」
「ありませんわ!」
相変わらず自信満々に言い切る。いっそ清々しいこの態度がなんか癒しになってきたかもしれない。
……いややっぱならないや。
雑談しつつも使用できるという、集中力をあまり必要としない固有スキルのおかげで長時間の戦闘――ほぼ一方的に攻撃しているだけ――も楽だ。
普通のスキルはある程度の集中が必要だ。
魔法にしてもイメージが必要だし、他のスキルにしても使用の際に雑談しながら使うなんて簡単なスキルじゃないと難しい。
その点固有スキルは少し違う。
もちろん様々なスキルがあるために片手間に使うには難しいスキルも多くある。
だが大半は1度使ってしまえばあとは半自動的に展開される。逆に言えば融通が効かないという面も多分にあるのだが。
無紫刃華はこれまた特殊なパターンで発動時に展開する紫電の花びらの操作に集中が必要な以外半自動だ。
完全に自動じゃないのは花びらの盾の中で炸裂させる華は1度咲かせるごとにMPを消費するからだ。
これが自動だったらMPを0になるまで使い尽くしてしまう危険がある。
……オレには王族の不文律があるのでMPは気にしないでいいけど。
まぁそんなわけで無紫刃華を咲かせながらも雑談するくらいの余裕はある。
「とりあえずは今あるスタミナ回復ポーションを使い切るまではやってみましょう」
「了解ですわ」
結局やることは変わらない。
現状無紫刃華がもっとも高威力なのは疑いようのない事実なのだし。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
待っているだけ――何かあるかもしれないから警戒していて欲しいのだが――ではどうしても飽きるのか、ドリルさんが何度も話しかけて来ては適当に返す。
アルに話しかけないのはそのことに関してはオレがまだ認めていないからだ。
チラチラとアルの方に視線を向けてはいるがその度にオレが鋭く睨んでいるので彼女が話しかけることはない。
……というか一応相手は魔王を作り出す危ない結晶なんだけど……何やってんだオレらは。
軽く溜め息を吐きながら再度華を咲かせる。
「ぁ、ゎ、ワタリさん!」
「……ぉ?」
最初に異変に気づいたのはレーネさんだった。
ドリルさんもいて元々少ない口数がまったくなくなっていたし、真面目な彼女はしっかりと最前列で警戒もしていたので一番最初に気づくことができたようだ。
紫電の花びらの盾が消滅したあとに残っていたのは、完全な球体まで削られた邪神結晶が真っ二つになった姿だった。
球体になってから一向に変化がなかっただけにコレは大きい。
……しかし無紫刃華は花びらの盾内で全方向から莫大なエネルギーを浴びせる攻撃方法だ。
なのに真っ二つとはコレ如何に。
色々と疑問は尽きないが……まぁでも真っ二つになったんだからいいだろう。
一瞬でそこまで納得して思考を2つになった邪神結晶に戻すとさらに変化があった。
「わたりん!」
「全員警戒!」
「はい!」
「了解ですわ!」
ドリルさんの少し高くなった声にオレも鋭い声で対応する。
いつでも何があっても動けるように全員が態勢をすぐに整え、少し離れた位置にある邪神結晶を睨む。
2つになった邪神結晶からは今ものすごい勢いで闇の靄が噴出している。
あれはオークロードの時にも見たものだ。
だがただ見ているだけのわけがない。
消費したスタミナはすでにスタミナ回復ポーションを使用して回復済みである。
2つに裂けたのだから今度は4つにさらに8つに、とどんどんバラバラにしてやる。その間におまえには何もさせん。
融合して魔王となるような存在にアルやレーネさんを近づけるのも御免だ。
……ドリルさん? きっと避けるよ。
「とっととバラバラになれ!」
夥しい量の靄を全て包むように紫電の花びらの盾が完成し、華が咲く。
一輪咲いた華により、包まれた靄は全て消滅したようだが当然止める気はない。邪神結晶からも靄の噴出は未だ止まらないようだし。
しかし噴出する靄よりも華が咲くほうが圧倒的に早い。
100を超える華が咲き、結晶から漏れ出る靄を瞬時に消滅させていく。
「わたりん、まだ止まっていませんわ!」
「わかってます!」
100を超える華を咲かせても2つになった邪神結晶からの靄の噴出は止まらなかった。
邪神結晶も2つ以上に割れていない。
無紫刃華を連続で使うにもスタミナを回復させる時間と花びらの盾を作るまでに多少時間がかかる。
「わたりん! 靄の量が増えていますわ!」
「わかってますってば!」
無紫刃華のダメージに焦っているのか邪神結晶から漏れ出る靄の量が急激に増大している。
このままじゃ花びらの盾に収まりきれない。
「レーネさん!」
「はい!」
花びらの盾を邪神結晶を中心として限界まで形成し、捉え切れなかった靄を遠距離攻撃でレーネさんが消滅しにかかる。
「ドリルさん、遠距離攻撃は!?」
「ありませんわ!」
まったくもって清々しいほど使えねぇ!
アルは攻撃できない制限があるために靄が接触してこなければ反撃できないから仕方ない。
完璧な防御技術とアイギスの盾という凶悪無比な性能の盾をもつアルならば靄に接触しても意に介さないと思う。
しかしドリルさんはだめだ。あの馬鹿みたいな敏捷値なら避けられるかもしれないが1度のミスで魔王の誕生である。絶対ミスるに決まっている。だってドリルさんだもの!
オークロードを見るからに元となる存在が大きく影響を与えるのはわかっている。
その上に邪神結晶から力を受けるのだろう。
あの頭おかしい速度で魔王が誕生したらドリルさんを助ける事なんて多分できない。
というか魔王になったら助けられるのかすらわからない。
だから遠距離攻撃なのだ。
「わたりん! あの靄おかしいですわ! というかわたりんの攻撃力が異常ですわ!」
取りこぼした靄は未だ健在だ。
レーネさんの飛斬の連打を受けて多少体積を減らしてはいるがまだ7,8割は残っている。
少しずつ削っているが緩慢な動きながらもこちらに向かってきている。
本体から切り離しても行動できる上にあの硬さ。やばい。
しかも無紫刃華が咲き終わるとまた靄が増える。
「さっきよりも量が多い! 下がって!」
時間を増すごとに噴出する量が増え、凄まじい量になっている靄を無紫刃華で削ってはいるが取りこぼす量は確実に増えている。
これでは時間の問題だ。
無紫刃華の弱点が露呈した形だ。
無紫刃華の初期段階である紫電の花びらの盾は球体であり、覆える範囲は多少の増減はあれど大体決まっている。
その範囲内しか効果が及ばず、花びらで覆わなければ華を咲かせた時に甚大な被害が周囲を襲う。
オレ達の周りに花びらを展開させる方法は使えない。
なぜなら花びらの盾を作ってしまうとそこにしか華を咲かせられないからだ。
つまりオレ達を守るように花びらを展開するとそのままオレ達を焼き尽くす牢獄になってしまう。
花びらの盾の中か周囲一体か、どちらかしかないのだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
無紫刃華と飛斬の連打で靄を削りながら後退していく。
幸いな事に靄の進行スピードは速くない。この最下層も広大な面積を誇っているので靄に覆いつくされるような事も当分はないだろう。
しかし靄の噴出する量が問題だ。
すでに邪神結晶がどこにあるのかわからないほどの量が出ている。
「ワタリさん!」
「なんですの……アレ……」
「単体でも戦闘能力があるってことか……!」
夥しい量になった闇の靄が遂に増加しなくなったと思ったら急速にその形を変え始める。
その速さは今までの緩慢な動きが嘘のような急激な速度だった。
「化け物……ですわね」
形を変える間にも無紫刃華を炸裂させ、部分的に消滅させたが完全に焼け石に水状態だ。
靄を噴出させている本体である邪神結晶がどこにあるのかわからないので本当に部分的に消し去っただけにしか過ぎない。
そして姿を現したのは体長20メートルにもなろうという巨体の、漆黒よりも尚昏い毛並みを持つ1匹の狼だった。
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