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失われた書と守護の国
思い出した記憶の中で
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初めて夢を見たんじゃないかと思ったあの日と同じ、気付けば闇で塗りつぶされた世界にいた。
(ああ、私は……)
全て思い出している事に気付く。どうして自分が忘れてしまっていたのかも思い出した。
自分は足りない分の魔力を記憶から調達しようとして、都合良くシュガストの事を忘れようとしたのだ。
今、改めて記憶の中のシュガストの態度を思い出し、また涙が溢れてしまった。彼は全力で拒否をするでもなく、ただ戸惑っていたのだから。
その姿を見ただけで、自分の存在意義を測るのは充分だった。
(人族と関わるなって……こういう事だったのね)
あの時と同じように悲しみで塗りつぶされた心が痛い。夢の中のはずなのに、涙が止まらない。この涙の原因となる記憶を、また消して逃げ出したかった。
(…………でも、)
今は百年後のジルヴァラと話してしまった。あの小さな子犬の姿と大きくなった姿が交互にティウの頭にこびりついて離れない。
(私は…………)
そう思った所で、また一粒の光がうっすらと光った気がした。
*
「う……」
ぼやける視界。目に急に入ってきた光に痛みを感じ、ティウは呻いた。
『……ティ、……!』
(あれ……私……)
『……ろ、……ィウ!』
焦っている声がする。
(ああ……最後に見た、あの人の顔も…………あの人?)
「起きてくれ、ティウ!」
ハッキリと聞こえてきた声に促され、ティウは瞬きをした。
「……え?」
パチパチと瞬きを繰り返し、そして目の前にいた人物の顔に驚く。
「……ジル?」
「ティウ!」
まだ横になっていたティウの頭を抱え込み、胸元で震えて泣いているジルヴァラに驚いた。
「あ、れ? ……ジル? どうしたの……?」
ジルヴァラが縋り付いて泣いているのを目の当たりにしたら、頭が真っ白になってしまった。どう声をかけていいのか分からない。
「……分かるのか? 俺が分かるか?」
「う、うん……ジルだよ? ……あれ? 私どうして……?」
なぜ自分は横になっているのだろうか?
ティウはゆっくり上半身を起こし、周囲を見回した。
岩壁をレンガで補強したようなむき出しの壁、必要最低限の木製の家具。暖炉も視界に入るが、空気が刺すように痛く、とても寒い場所だった。
「ここ、どこ?」
きょとんとしたティウに、ジルは片手で簡単に自分の涙を拭い、ぼそりと呟いた。
「俺の実家」
「え?」
それこそどこ!? と反射的に声が出そうになった瞬間、別の方向からも声がした。
「おお~目が覚めたのか、ティウ。久しぶりだなぁ」
「え……」
懐かしい声に振り向けば、そこにはゾンがいた。
「ひーちゃん!」
「おお懐かしいな、その呼び方」
がっしりと大きな身体は、ジルの一回りも大きい。再会の喜びにハグをすると、ゾンは優しくティウの後頭部を撫でてくれた。
昔のティウはゾンの事を「ひいじーちゃん」と言えなくて、ひーちゃと呼んでいたのだ。
そしてそのまま、今も「ひーちゃん」と呼んでいる。
「お前さんが起きたとノアから聞いて、急いで戻ってきてみればミズガルに向かったと聞いたから驚いたぞ」
「えっと……ごめんなさい」
しゅんと肩を落としたティウを見て、ゾンは気付いたらしい。
「記憶が戻ったのか?」
「えっ!?」
驚くジルヴァラと真面目な顔をするゾンの顔を交互に見て、ティウはゆっくり頷いた。
「勝手なことをしてごめんなさい……全部思い出したよ……」
ゾン達を直視できないティウは、目をそらして下を向いてしまう。
きっと怒られる。そう確信していた。
「思い出したのか……!?」
しかし、返ってきた言葉は違うものだった。
「辛くないか? 大丈夫か? ティウ、無理しなくていいんだ。アイツが全部悪いんだから!」
ジルヴァラから発せられる怒濤の言葉の数に、ティウは思わず顔を上げた。
「……え?」
「アイツ等があんな事をティウに言ったのが悪いんだ。こっちの事を引き離そうとしておいて、窮地に陥ったらティウに縋り付いて!!」
ジルヴァラも当時の記憶が蘇ったのだろう。ティウの足元を心配そうに駆け回り、やめさせようとしてくれていたのを微かに思い出す。
魔物達に囲まれた時、窮地に陥ったミズガル国の者達はティウに無理難題を押しつけたのだ。
『結界を! 国を覆うほどの結界を頼む!』
(そんなの無理に決まってる……そう思ったけど……)
もう全て忘れたい、その一身であの結界を造り上げた。
魔法を練り上げていくティウの顔色がどんどん悪くなっていくのをただただ見ることしかできなかったジルヴァラは、あの時の恐怖が蘇ってしまって震えが止まらなかった。
隣にいたシュガストも、震えて顔色が悪くなっていく一方だったのにも関わらず魔法の発動をやめようとしないティウの姿を見て、ようやく事態の深刻さに気付いて止めようとした。
しかしその時すでに、ティウの意識は朦朧としていた。
ジルヴァラはその震える両手で、ティウの両頬を包み込む。
「もう、もういいんだ。百年経ったんだ。忘れていい。あの男の事なんか忘れてくれ!」
そう言ってボロボロ泣いている。
そこまで言ってくれているのに余計に悲しませているシルヴァラを見て、ティウは首を振った。
「忘れないよ。もう忘れない。だって……」
自分がした行い。そのせいで被害を被った家族。大切な人達に、これ以上の心配をかけたくない。
「確かに思い出した時に、また忘れたいって思ったよ。こんな記憶いらないって……でもね、後悔もしたの。だって……」
ティウはそう言って、ジルヴァラの頭を撫でた。
「あんなに小さくて可愛かった子が、寝てる間にこんなに大きくなってるなんて……悲しいとか辛いよりも先にね、その過程を側で見られなかった事にとっても後悔したし、悔しかったの……」
なんてもったいない事をしたんだろう……思い出して一番に心に残った気持ちが、ジルヴァラで占めていた。
「みんなに百年も心配かけて……もう、そんな事したくない」
首を横に振るティウは、涙をにじませながらもにっこり笑った。
「おはよう、ジル。ずっと心配かけてごめんね。大きくなったねぇ」
「ティウ……!」
ジルヴァラがティウと初めて会った時の笑顔と一緒だ。あの時と一緒で、頭を撫でてくれている。
ジルヴァラも思い出したのだろう。頬に涙を伝わらせながら、ティウを抱きしめた。
*
「あ~……で、お前らいつまで引っ付いてんだ?」
呆れ声のゾンを放っておいて、ジルヴァラはすんすんと鼻を鳴らしながらティウにべったりと引っ付いて離れない。
ベッドの上であぐらをかいたジルヴァラの腕の中に、ティウはすっぽりと埋まっていた。
「ひーちゃんごめんね。ジルがこうなっちゃったのは私のせいだから……」
「まあ、いいけどよ。とりあえず状況を説明したいんだが大丈夫か?」
「私は大丈夫だよ。ジルも大丈夫?」
背後からティウの肩口に頭を乗っけてすんすん鼻を鳴らすジルヴァラに、ティウはくすぐったい気持ちを抑えながら頭を撫でて聞いている。
ティウが目覚めたこと、記憶がもどったこと、そしてなにより、悲しい記憶より自分を優先して貰えた喜びと感動が振り切ってジルヴァラはそれどころじゃないらしい。
返事はせずに少しだけ頷いたようで、ティウが「大丈夫だって」と代わりに返事をした。
「そいつがずっとティウに纏わり付いていたのは知っているからな。まさかここまでとは思わなかったが……」
ゾンも苦笑している。
ティウが眠りについて百年間、ずっと側から離れようとせず一緒にいてくれたと聞いてティウは感動してしまう。
「ジル、ありがとう」
「…………」
黙って小さく首を横に振るジルヴァラに、ティウは笑った。
「で、だ。ティウ、頭痛はするか?」
「ううん、しないよ。身体は……起きてみないと分かんないかな……?」
「ああ、そっちは気にすんな。なんせ三日も眠ってたからまだ歩けねーだろ」
「三日も!?」
「ノアとサミエ達も一応こっちに来てはいるんだが……ここは犬助の実家って聞いたか?」
「ああ、うん。でも実家……?」
そう言われて思い出せたのは、ミズガル国から北にそびえ立つ霊峰である。
ティウとジルヴァラが初めて会った場所だ。
「そうそう。お前さんが犬助を助けた所だよ」
「ええ~……あんな所に……」
家なんてあったっけ? という疑問が浮かんだが、ゾンはティウの考えがお見通しだったらしい。
「お前さんが犬助を助けた時に、他にもいたろ」
「あっ、うん。お母さんと兄姉達がいたね!」
「そうそう。そいつらの住処の一カ所を借りてんだ。ここならめんどくせえ人族も来れねーからな」
「あわわ……あとでお礼を言わないと……」
「まあな、でだ。この霊峰にノア達はちょっと来れなくてな」
「え? どうして?」
「お前……何百年も家にこもりきってる奴がこんな寒い山に登れるわけねーだろうが」
「じーちゃん……」
まさかの事実に思わず苦笑してしまったが、それよりも現実は深刻だった。
「まあ、それもあるんだが、ミズガル国が今ヤバいんでな。サミエと一緒にそっちで待機してもらってんだよ」
「え?」
突如聞こえてきた言葉に耳を疑う。
「お前をそそのかした王子の末裔がな、処刑されそうなんだ」
ゾンが後頭部を掻きながら、そう言った。
(ああ、私は……)
全て思い出している事に気付く。どうして自分が忘れてしまっていたのかも思い出した。
自分は足りない分の魔力を記憶から調達しようとして、都合良くシュガストの事を忘れようとしたのだ。
今、改めて記憶の中のシュガストの態度を思い出し、また涙が溢れてしまった。彼は全力で拒否をするでもなく、ただ戸惑っていたのだから。
その姿を見ただけで、自分の存在意義を測るのは充分だった。
(人族と関わるなって……こういう事だったのね)
あの時と同じように悲しみで塗りつぶされた心が痛い。夢の中のはずなのに、涙が止まらない。この涙の原因となる記憶を、また消して逃げ出したかった。
(…………でも、)
今は百年後のジルヴァラと話してしまった。あの小さな子犬の姿と大きくなった姿が交互にティウの頭にこびりついて離れない。
(私は…………)
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「う……」
ぼやける視界。目に急に入ってきた光に痛みを感じ、ティウは呻いた。
『……ティ、……!』
(あれ……私……)
『……ろ、……ィウ!』
焦っている声がする。
(ああ……最後に見た、あの人の顔も…………あの人?)
「起きてくれ、ティウ!」
ハッキリと聞こえてきた声に促され、ティウは瞬きをした。
「……え?」
パチパチと瞬きを繰り返し、そして目の前にいた人物の顔に驚く。
「……ジル?」
「ティウ!」
まだ横になっていたティウの頭を抱え込み、胸元で震えて泣いているジルヴァラに驚いた。
「あ、れ? ……ジル? どうしたの……?」
ジルヴァラが縋り付いて泣いているのを目の当たりにしたら、頭が真っ白になってしまった。どう声をかけていいのか分からない。
「……分かるのか? 俺が分かるか?」
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「ここ、どこ?」
きょとんとしたティウに、ジルは片手で簡単に自分の涙を拭い、ぼそりと呟いた。
「俺の実家」
「え?」
それこそどこ!? と反射的に声が出そうになった瞬間、別の方向からも声がした。
「おお~目が覚めたのか、ティウ。久しぶりだなぁ」
「え……」
懐かしい声に振り向けば、そこにはゾンがいた。
「ひーちゃん!」
「おお懐かしいな、その呼び方」
がっしりと大きな身体は、ジルの一回りも大きい。再会の喜びにハグをすると、ゾンは優しくティウの後頭部を撫でてくれた。
昔のティウはゾンの事を「ひいじーちゃん」と言えなくて、ひーちゃと呼んでいたのだ。
そしてそのまま、今も「ひーちゃん」と呼んでいる。
「お前さんが起きたとノアから聞いて、急いで戻ってきてみればミズガルに向かったと聞いたから驚いたぞ」
「えっと……ごめんなさい」
しゅんと肩を落としたティウを見て、ゾンは気付いたらしい。
「記憶が戻ったのか?」
「えっ!?」
驚くジルヴァラと真面目な顔をするゾンの顔を交互に見て、ティウはゆっくり頷いた。
「勝手なことをしてごめんなさい……全部思い出したよ……」
ゾン達を直視できないティウは、目をそらして下を向いてしまう。
きっと怒られる。そう確信していた。
「思い出したのか……!?」
しかし、返ってきた言葉は違うものだった。
「辛くないか? 大丈夫か? ティウ、無理しなくていいんだ。アイツが全部悪いんだから!」
ジルヴァラから発せられる怒濤の言葉の数に、ティウは思わず顔を上げた。
「……え?」
「アイツ等があんな事をティウに言ったのが悪いんだ。こっちの事を引き離そうとしておいて、窮地に陥ったらティウに縋り付いて!!」
ジルヴァラも当時の記憶が蘇ったのだろう。ティウの足元を心配そうに駆け回り、やめさせようとしてくれていたのを微かに思い出す。
魔物達に囲まれた時、窮地に陥ったミズガル国の者達はティウに無理難題を押しつけたのだ。
『結界を! 国を覆うほどの結界を頼む!』
(そんなの無理に決まってる……そう思ったけど……)
もう全て忘れたい、その一身であの結界を造り上げた。
魔法を練り上げていくティウの顔色がどんどん悪くなっていくのをただただ見ることしかできなかったジルヴァラは、あの時の恐怖が蘇ってしまって震えが止まらなかった。
隣にいたシュガストも、震えて顔色が悪くなっていく一方だったのにも関わらず魔法の発動をやめようとしないティウの姿を見て、ようやく事態の深刻さに気付いて止めようとした。
しかしその時すでに、ティウの意識は朦朧としていた。
ジルヴァラはその震える両手で、ティウの両頬を包み込む。
「もう、もういいんだ。百年経ったんだ。忘れていい。あの男の事なんか忘れてくれ!」
そう言ってボロボロ泣いている。
そこまで言ってくれているのに余計に悲しませているシルヴァラを見て、ティウは首を振った。
「忘れないよ。もう忘れない。だって……」
自分がした行い。そのせいで被害を被った家族。大切な人達に、これ以上の心配をかけたくない。
「確かに思い出した時に、また忘れたいって思ったよ。こんな記憶いらないって……でもね、後悔もしたの。だって……」
ティウはそう言って、ジルヴァラの頭を撫でた。
「あんなに小さくて可愛かった子が、寝てる間にこんなに大きくなってるなんて……悲しいとか辛いよりも先にね、その過程を側で見られなかった事にとっても後悔したし、悔しかったの……」
なんてもったいない事をしたんだろう……思い出して一番に心に残った気持ちが、ジルヴァラで占めていた。
「みんなに百年も心配かけて……もう、そんな事したくない」
首を横に振るティウは、涙をにじませながらもにっこり笑った。
「おはよう、ジル。ずっと心配かけてごめんね。大きくなったねぇ」
「ティウ……!」
ジルヴァラがティウと初めて会った時の笑顔と一緒だ。あの時と一緒で、頭を撫でてくれている。
ジルヴァラも思い出したのだろう。頬に涙を伝わらせながら、ティウを抱きしめた。
*
「あ~……で、お前らいつまで引っ付いてんだ?」
呆れ声のゾンを放っておいて、ジルヴァラはすんすんと鼻を鳴らしながらティウにべったりと引っ付いて離れない。
ベッドの上であぐらをかいたジルヴァラの腕の中に、ティウはすっぽりと埋まっていた。
「ひーちゃんごめんね。ジルがこうなっちゃったのは私のせいだから……」
「まあ、いいけどよ。とりあえず状況を説明したいんだが大丈夫か?」
「私は大丈夫だよ。ジルも大丈夫?」
背後からティウの肩口に頭を乗っけてすんすん鼻を鳴らすジルヴァラに、ティウはくすぐったい気持ちを抑えながら頭を撫でて聞いている。
ティウが目覚めたこと、記憶がもどったこと、そしてなにより、悲しい記憶より自分を優先して貰えた喜びと感動が振り切ってジルヴァラはそれどころじゃないらしい。
返事はせずに少しだけ頷いたようで、ティウが「大丈夫だって」と代わりに返事をした。
「そいつがずっとティウに纏わり付いていたのは知っているからな。まさかここまでとは思わなかったが……」
ゾンも苦笑している。
ティウが眠りについて百年間、ずっと側から離れようとせず一緒にいてくれたと聞いてティウは感動してしまう。
「ジル、ありがとう」
「…………」
黙って小さく首を横に振るジルヴァラに、ティウは笑った。
「で、だ。ティウ、頭痛はするか?」
「ううん、しないよ。身体は……起きてみないと分かんないかな……?」
「ああ、そっちは気にすんな。なんせ三日も眠ってたからまだ歩けねーだろ」
「三日も!?」
「ノアとサミエ達も一応こっちに来てはいるんだが……ここは犬助の実家って聞いたか?」
「ああ、うん。でも実家……?」
そう言われて思い出せたのは、ミズガル国から北にそびえ立つ霊峰である。
ティウとジルヴァラが初めて会った場所だ。
「そうそう。お前さんが犬助を助けた所だよ」
「ええ~……あんな所に……」
家なんてあったっけ? という疑問が浮かんだが、ゾンはティウの考えがお見通しだったらしい。
「お前さんが犬助を助けた時に、他にもいたろ」
「あっ、うん。お母さんと兄姉達がいたね!」
「そうそう。そいつらの住処の一カ所を借りてんだ。ここならめんどくせえ人族も来れねーからな」
「あわわ……あとでお礼を言わないと……」
「まあな、でだ。この霊峰にノア達はちょっと来れなくてな」
「え? どうして?」
「お前……何百年も家にこもりきってる奴がこんな寒い山に登れるわけねーだろうが」
「じーちゃん……」
まさかの事実に思わず苦笑してしまったが、それよりも現実は深刻だった。
「まあ、それもあるんだが、ミズガル国が今ヤバいんでな。サミエと一緒にそっちで待機してもらってんだよ」
「え?」
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