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斎藤福寿、寿管士としての生活が始まる。
2 秘密の八月二六日の二時五六分
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僕が悩んでいると、女の人は椅子に座ったまま笑っていた。右腕には包帯が巻かれている。僕も奥の椅子の方に行って隣に座る。隣に座って分かったけど、この女の人はとても小さい。
「へぇ、君が寿管士かぁ」
「はじめまして、守咲さん。僕が担当の斎藤福寿です。これからよろしくお願いしますね」
じろじろと僕のことを守咲さんは観察している。スーツを着た僕はそこまでおかしくないだろうし、どこが気になるのだろうか。僕は名乗ったし、それにこれからよろしくとも言った。これ以上話すことがあるだろうか。
「君は私のこと、仕事だから知ってるだろうけど私は何も知らないなぁ」
「これから一緒に暮らすんです。嫌でも僕のことが分かりますよ」
調書でしか知らない守咲さん。守咲さんは女の子が居る主婦で、それで平和に暮らしてきた喜代也の効かない人。今は専業主婦だけど、昔は幼稚園の先生をしていたほどのエリートだ。
「そう言われればそうか。君が福寿ねぇ、なんかめでたい名前だね。私のことは守咲じゃなくて窓華って呼んでくれたら良いから」
「じゃあ、窓華さんで」
「私はなんて呼ぼうかな?ちなみにみんなからはなんて呼ばれているの?」
みんなという言葉に僕はぎくりとする。僕を名前で呼んでくれるような友達なんて数えるほどしか居ない。しかし僕が守咲さんのことを窓華さんと呼ぶとなれば、苗字で呼ばせることはなんだかおかしいと感じた。僕は家族と彼女には福と呼ばれているからそれを話すことにした。
「福って呼ばれることが多いです。まぁ、みんなって言っても僕に友達なんて少ないですから呼ぶのは両親ぐらいです」
「寂しい人生だね。じゃあ、じゅって呼ばせてもらうよ」
「ことぶきのじゅですか?」
「のろいのじゅだよ」
窓華さんはさっきは笑っていたのに、視線を外してそんなことを言う。そして右腕をぽりぽり掻いていた。僕は何か嫌な思いのすることをしたのかもしれない。僕は友達が少ないから、相手の反応で態度を変えるような高度な技術を持っていない。だから素直に聞くことにした。
「失礼ですが、何か機嫌を損ねるようなことしましたか?」
「してないよ。でもきっと名前は福寿草って花からでしょ?なら毒のある人なんだろうなって思っただけ」
福寿草は二月頃に咲くめでたい花で、幸せを招くとか言った花言葉がある。僕の誕生日がバレンタインの二月一四日でその時期から取ったのだろう。おめでたい花だけれど根っこと茎には毒がある。しかも猛毒だ。
「めでたい花ですが、毒があるって親からも聞いています。でも僕は窓華さんにとって悪い存在かもしれませんね」
「そうだよ。私が死ぬまで一緒に暮らすなんて悪魔だよ」
悪魔だと言われて僕は何も言えなくなってしまう。だって、本当に僕は窓華さんの最期を看取る人で、嫌われる立場の悪魔だ。あの世の使いである天使とは言われないと思っていた。実際に言われると心にぐさりとくるものがある。あのマザーは僕にこんな仕事ができると思ったのだろうか。
「ところで私っていつ死ぬの?呪は知ってるんでしょ?」
「知っていますが、教えてはいけませんので」
僕は窓華さんの最期の日を知っている。八月二六日木曜日の深夜二時五六分と決まっている。大昔の医療ドラマなどで、患者に病名を明かさないことが普通だった時期があると知った。しかし今はそんな遅れたことはしない。喜代也があるから、どんな病気にかかっても決めた寿命までは生きることができる。余命宣告なんて言葉はもうない。でも、窓華さんはその喜代也が効かない。だから僕と共に生活する。
「それはマザーが自殺率を上げたくないからだけじゃん」
「日本はそのマザーで成り立つんですから、仕方ないですよ」
「平和と幸せの象徴がマザーで、長寿の秘密が喜代也だもんね」
「窓華さんが言うと皮肉に聞こえますが……」
喜代也ができて、鎖国になってマザーができた。完全鎖国になった当時の日本は治安も悪く、今のようにヘルスメーターが町で監視することはなかった。だから今の日本はマザーのおかげで平和で、自殺者だって居なくなった。僕みたいな寿管士ができたことには理由がある。
僕の仕事はちょっと前までは馬鹿正直に寿命を秒数単位で教えていたらしい。そうすると、人間は恐ろしくなるようだ。僕は自分の最期を知ったとして、それまで悔いのないように生きようと感じる。でも、だいたいの人がこれから終わってしまう自分の人生に悲観して自殺を選んだ。すると日本の自殺率が増える。これはマザーの存在価値が揺らぐと日本政府は問題死した。だから半年以内に死ぬとマザーが判断した人に、期間は教えないで暮らす法律ができた。
「私、喜代也が効かない体質で良かったって思うの」
「それはどうして?」
「いつも死を実感できるじゃない」
「言いたいことが分かりませんが」
この人には自分の死期を教えても良いのではないだろうかと僕は感じた。死に対する恐怖がないように感じる。そうして包帯の巻かれた右腕を指した。でも、僕にその意味が読み取れない。だから僕は聞き返していた。
「昔、有名な詩人が言ったのである。死を実感していないと生きている喜びさえ理解できないって」
「そんな哲学的なことを考えるんですね」
「あ、もしかして私を馬鹿って思っていた?」
窓華さんは自分を傷つけることで生きていると実感しているのだ。だから右腕に包帯が巻かれているということか。左利きなのだろうか。
「右腕に傷があるということは、左利きですか?」
「甘いねぇ、砂糖のように甘い考え方だよ」
「じゃあ、右利き?」
僕は分からなくなってしまう。右腕を切るということは、左利きではないのだろうかと思ったから。でも、それは浅はかな考えらしい。
「私は右利きだよ。あえて、左手で刃物を持ってる」
「どうして?」
「利き手じゃない方が力加減とか分からなくてよく切れるのさ」
「死ねていないのに、よく自信満々に言えますね」
つまりは利き手だと躊躇うということか。とは言っても、死ねていない事実でこれはもう躊躇い傷なのだが……
「私は死ぬ気はないよ。生きてる実感が欲しいだけ」
「死ぬ気ではないのに?僕には分かりませんね」
「誰かに止めて欲しいって思うけど、何も言われないから続けちゃうよね……」
僕なら窓華さんが腕を切るとして、止めるだろうか。アパートが汚れるからという理由以外で止めるか分からない。僕は常識がない。それは今までひとりぼっちで生きていたから。窓華さんには死んで欲しくないと思う。それでも、保護人なのだからいつかは死ぬわけで。綺麗な体で死んで欲しい。
「僕と生活しているときは切らないでくださいね」
「心配してくれるんだ。嬉しい」
「心配?ですかねぇ……」
よく分からない感情で僕は戸惑う。それでも、僕は窓華さんのいかれた話を聞く立場だった。
「私の趣味はホームセンターで四0キロぐらいのものを吊れる、五メートルぐらいの縄をください!って店員さんに言って、驚かせること!」
「悪趣味ですね。本気の自殺願望がないのにそんなことするんなんて」
「そうかもしれないね。でも店員さんの驚く顔が楽しいのさ。だからやめられないんだよねぇ……」
窓華さんの趣味は酷いものだ。僕のゲームオタクとかアニメ好きとかが可愛い趣味に思えてしまう。大昔は二次元に生きる人に犯罪者が多いとされるデータがあったそうだが、今はそれは撤回されている。
「酷い趣味です。店員さんに迷惑です。それでヘルスメーターは?」
「それが反応しないんだよねぇ。手を切っても反応しないし、きっと私のことを自分では死ねない人間だと侮っているね」
それを侮ると言うのだろうか。そんな自殺専用のようなロープを測って切ることになるホームセンターの店員さんは可愛そうだ。僕だったら、次の日のニュースで自殺者が居ないか確かめるだろう。
「ホームセンターも大変な仕事ですね」
「そうだよ、大変なのは国家公務員だけじゃないよ」
だいたいの日本国民は喜代也のおかげで自分の決めた寿命まで死なない。だからこういった自傷行為のようなことをしないと、死を実感するようなことはない。この有名な詩人の言葉を借りるなら、今の日本人はゾンビみたいなものだ。生きている実感がなく、ただ生かされているだけ。僕もその一人で、その感情は昔に伝染されたもの。ゾンビになった僕は、もう普通の生き方をする人間には戻れない。今の日本国民はほとんどゾンビだと感じた。
「それはないですよ。だって元幼稚園の先生でしょう。この少子化の世の中で子どもに携わる仕事をマザーに斡旋されるなんて天才だと思いますよ」
「まぁ、私の夢は叶ったかな」
「僕なんて医者になりたくてこの仕事ですから」
「それは可愛そうかも」
窓華さんはそう言って笑った。僕は病院が好きな珍しい子どもだった。風邪を引いて病院に行くと、いろいろな器具のある診察室が楽しかったのだ。だから僕の夢は自動的に医者になった。そしてマザーが医学部に進むようにと進路を決めた。僕と一緒に大学に入った知り合いは院などいかず医者になった。しかし僕は院に進学しろと言われて、そして選ばれた仕事が寿管士だ。国家公務員だけど、胸を張って良い仕事なのか分からない。
「へぇ、君が寿管士かぁ」
「はじめまして、守咲さん。僕が担当の斎藤福寿です。これからよろしくお願いしますね」
じろじろと僕のことを守咲さんは観察している。スーツを着た僕はそこまでおかしくないだろうし、どこが気になるのだろうか。僕は名乗ったし、それにこれからよろしくとも言った。これ以上話すことがあるだろうか。
「君は私のこと、仕事だから知ってるだろうけど私は何も知らないなぁ」
「これから一緒に暮らすんです。嫌でも僕のことが分かりますよ」
調書でしか知らない守咲さん。守咲さんは女の子が居る主婦で、それで平和に暮らしてきた喜代也の効かない人。今は専業主婦だけど、昔は幼稚園の先生をしていたほどのエリートだ。
「そう言われればそうか。君が福寿ねぇ、なんかめでたい名前だね。私のことは守咲じゃなくて窓華って呼んでくれたら良いから」
「じゃあ、窓華さんで」
「私はなんて呼ぼうかな?ちなみにみんなからはなんて呼ばれているの?」
みんなという言葉に僕はぎくりとする。僕を名前で呼んでくれるような友達なんて数えるほどしか居ない。しかし僕が守咲さんのことを窓華さんと呼ぶとなれば、苗字で呼ばせることはなんだかおかしいと感じた。僕は家族と彼女には福と呼ばれているからそれを話すことにした。
「福って呼ばれることが多いです。まぁ、みんなって言っても僕に友達なんて少ないですから呼ぶのは両親ぐらいです」
「寂しい人生だね。じゃあ、じゅって呼ばせてもらうよ」
「ことぶきのじゅですか?」
「のろいのじゅだよ」
窓華さんはさっきは笑っていたのに、視線を外してそんなことを言う。そして右腕をぽりぽり掻いていた。僕は何か嫌な思いのすることをしたのかもしれない。僕は友達が少ないから、相手の反応で態度を変えるような高度な技術を持っていない。だから素直に聞くことにした。
「失礼ですが、何か機嫌を損ねるようなことしましたか?」
「してないよ。でもきっと名前は福寿草って花からでしょ?なら毒のある人なんだろうなって思っただけ」
福寿草は二月頃に咲くめでたい花で、幸せを招くとか言った花言葉がある。僕の誕生日がバレンタインの二月一四日でその時期から取ったのだろう。おめでたい花だけれど根っこと茎には毒がある。しかも猛毒だ。
「めでたい花ですが、毒があるって親からも聞いています。でも僕は窓華さんにとって悪い存在かもしれませんね」
「そうだよ。私が死ぬまで一緒に暮らすなんて悪魔だよ」
悪魔だと言われて僕は何も言えなくなってしまう。だって、本当に僕は窓華さんの最期を看取る人で、嫌われる立場の悪魔だ。あの世の使いである天使とは言われないと思っていた。実際に言われると心にぐさりとくるものがある。あのマザーは僕にこんな仕事ができると思ったのだろうか。
「ところで私っていつ死ぬの?呪は知ってるんでしょ?」
「知っていますが、教えてはいけませんので」
僕は窓華さんの最期の日を知っている。八月二六日木曜日の深夜二時五六分と決まっている。大昔の医療ドラマなどで、患者に病名を明かさないことが普通だった時期があると知った。しかし今はそんな遅れたことはしない。喜代也があるから、どんな病気にかかっても決めた寿命までは生きることができる。余命宣告なんて言葉はもうない。でも、窓華さんはその喜代也が効かない。だから僕と共に生活する。
「それはマザーが自殺率を上げたくないからだけじゃん」
「日本はそのマザーで成り立つんですから、仕方ないですよ」
「平和と幸せの象徴がマザーで、長寿の秘密が喜代也だもんね」
「窓華さんが言うと皮肉に聞こえますが……」
喜代也ができて、鎖国になってマザーができた。完全鎖国になった当時の日本は治安も悪く、今のようにヘルスメーターが町で監視することはなかった。だから今の日本はマザーのおかげで平和で、自殺者だって居なくなった。僕みたいな寿管士ができたことには理由がある。
僕の仕事はちょっと前までは馬鹿正直に寿命を秒数単位で教えていたらしい。そうすると、人間は恐ろしくなるようだ。僕は自分の最期を知ったとして、それまで悔いのないように生きようと感じる。でも、だいたいの人がこれから終わってしまう自分の人生に悲観して自殺を選んだ。すると日本の自殺率が増える。これはマザーの存在価値が揺らぐと日本政府は問題死した。だから半年以内に死ぬとマザーが判断した人に、期間は教えないで暮らす法律ができた。
「私、喜代也が効かない体質で良かったって思うの」
「それはどうして?」
「いつも死を実感できるじゃない」
「言いたいことが分かりませんが」
この人には自分の死期を教えても良いのではないだろうかと僕は感じた。死に対する恐怖がないように感じる。そうして包帯の巻かれた右腕を指した。でも、僕にその意味が読み取れない。だから僕は聞き返していた。
「昔、有名な詩人が言ったのである。死を実感していないと生きている喜びさえ理解できないって」
「そんな哲学的なことを考えるんですね」
「あ、もしかして私を馬鹿って思っていた?」
窓華さんは自分を傷つけることで生きていると実感しているのだ。だから右腕に包帯が巻かれているということか。左利きなのだろうか。
「右腕に傷があるということは、左利きですか?」
「甘いねぇ、砂糖のように甘い考え方だよ」
「じゃあ、右利き?」
僕は分からなくなってしまう。右腕を切るということは、左利きではないのだろうかと思ったから。でも、それは浅はかな考えらしい。
「私は右利きだよ。あえて、左手で刃物を持ってる」
「どうして?」
「利き手じゃない方が力加減とか分からなくてよく切れるのさ」
「死ねていないのに、よく自信満々に言えますね」
つまりは利き手だと躊躇うということか。とは言っても、死ねていない事実でこれはもう躊躇い傷なのだが……
「私は死ぬ気はないよ。生きてる実感が欲しいだけ」
「死ぬ気ではないのに?僕には分かりませんね」
「誰かに止めて欲しいって思うけど、何も言われないから続けちゃうよね……」
僕なら窓華さんが腕を切るとして、止めるだろうか。アパートが汚れるからという理由以外で止めるか分からない。僕は常識がない。それは今までひとりぼっちで生きていたから。窓華さんには死んで欲しくないと思う。それでも、保護人なのだからいつかは死ぬわけで。綺麗な体で死んで欲しい。
「僕と生活しているときは切らないでくださいね」
「心配してくれるんだ。嬉しい」
「心配?ですかねぇ……」
よく分からない感情で僕は戸惑う。それでも、僕は窓華さんのいかれた話を聞く立場だった。
「私の趣味はホームセンターで四0キロぐらいのものを吊れる、五メートルぐらいの縄をください!って店員さんに言って、驚かせること!」
「悪趣味ですね。本気の自殺願望がないのにそんなことするんなんて」
「そうかもしれないね。でも店員さんの驚く顔が楽しいのさ。だからやめられないんだよねぇ……」
窓華さんの趣味は酷いものだ。僕のゲームオタクとかアニメ好きとかが可愛い趣味に思えてしまう。大昔は二次元に生きる人に犯罪者が多いとされるデータがあったそうだが、今はそれは撤回されている。
「酷い趣味です。店員さんに迷惑です。それでヘルスメーターは?」
「それが反応しないんだよねぇ。手を切っても反応しないし、きっと私のことを自分では死ねない人間だと侮っているね」
それを侮ると言うのだろうか。そんな自殺専用のようなロープを測って切ることになるホームセンターの店員さんは可愛そうだ。僕だったら、次の日のニュースで自殺者が居ないか確かめるだろう。
「ホームセンターも大変な仕事ですね」
「そうだよ、大変なのは国家公務員だけじゃないよ」
だいたいの日本国民は喜代也のおかげで自分の決めた寿命まで死なない。だからこういった自傷行為のようなことをしないと、死を実感するようなことはない。この有名な詩人の言葉を借りるなら、今の日本人はゾンビみたいなものだ。生きている実感がなく、ただ生かされているだけ。僕もその一人で、その感情は昔に伝染されたもの。ゾンビになった僕は、もう普通の生き方をする人間には戻れない。今の日本国民はほとんどゾンビだと感じた。
「それはないですよ。だって元幼稚園の先生でしょう。この少子化の世の中で子どもに携わる仕事をマザーに斡旋されるなんて天才だと思いますよ」
「まぁ、私の夢は叶ったかな」
「僕なんて医者になりたくてこの仕事ですから」
「それは可愛そうかも」
窓華さんはそう言って笑った。僕は病院が好きな珍しい子どもだった。風邪を引いて病院に行くと、いろいろな器具のある診察室が楽しかったのだ。だから僕の夢は自動的に医者になった。そしてマザーが医学部に進むようにと進路を決めた。僕と一緒に大学に入った知り合いは院などいかず医者になった。しかし僕は院に進学しろと言われて、そして選ばれた仕事が寿管士だ。国家公務員だけど、胸を張って良い仕事なのか分からない。
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