April fool

モルミン

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出会い

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ーーーーーーーーーーーーーーー
(君に会いたい…
この気持ち、伝えたい…)
ーーーーーーーーーーーーーーー

いつも通り登校し、授業が始まり、時間が過ぎていく。
今日の6時間目は、体育祭のことに関してのことをするらしい。

(苦痛だ…)

そんなこと思いながら、6時間目がくる。
笠原さんが前に立ち、声を張る。

笠原「体育祭の競技は皆んな一つ
              は出てもらうので、決めて                    
         ない人は勝手に決めました 。
         異論ある人は挙手を!」

黒板に書いてある自分の名前を探す。

不山「え⁈」

つい声を張り上げてしまった。
私の名前があったのはクラス別リレーだった。

笠原「不山さん、変えますか?」

不山「あ、えと…」

みんなの視線が痛い。

不山「い、いえなんでもないで                
           す。」

笠原「他はないですか?」

放課後

まさか、私がリレーに選ばれるなど思いもしなかった。

(埋め合わせなんだろうけど、私足遅いから、みんなに迷惑かけちゃう…)

自転車に乗ってそんなことを考えていると、

?「危ない!」

ビクっ
心臓が飛び出るかと思った。
肩を掴まれて立ち止まる。

?「赤信号だぞ」

後ろを振り向く。
そこにいたのは、同じクラスの
加地焚 涼(かじやりょう)だった。

加地焚「不山さん、ぼーっとして
               たら危ないよ」

あまりの好青年に下を向く。

不山「あ、ありがとうございます
           。」

加地焚がニコッと笑う。

加地焚「無事で良かった。気をつ
               けてね」

加地焚は去っていく。
未だ心臓バクバクの私はそこから動けなくなっていた。

(ビッッッッックリしたーー!)

心の中で叫んでいた。
加地焚君はこの学校で上位に入るほどのイケメンだ。まああまり私はイケメンにそれほど興味ないけど、話しかけられたことにびっくりした。加地焚君が行ったのを確認し、自転車をこぎだす。
帰ってからもその出来事を忘れられず、布団にうずくまる。

(あ、明日加地焚君にお礼言わなきゃ…)

脳内シュミレーションをしだす。
どんなに想像しても私がテンパる様子しか見えてこない、そんなことを考えているうちに、眠りに落ちた。

           
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