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変わっていく少女
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ーーーーーーーーーーーーーーー
(もし会えたらなんて言おう…)
ーーーーーーーーーーーーーーー
私は、ある男の子に話しかけられ上の空だった。
(あー昨日は嬉しかったなー。)
は!
(こ、こんなこと考えてたら好きみたいじゃん!だ、断じて違う!
絶対違う!)
と、思いながら頭をブンブン振っていると、後ろから、
加地焚「そんな頭振ってるとコケ
るよ」
ニコッ
朝から爽やかすぎる挨拶を受け死にそうになる。
顔を下に向け、消えるような声で
不山「お、おはようございます」
その途端バランスを崩す。
ガシャ!
(空が見える…)
加地焚「大丈夫⁈不山さん!」
あまりに顔が近くて、飛び起きる。
ゴン!
頭と顎が当たる。
加地焚「いたっ」
2人ともうめき、
不山「ご、ごめんなさい」
そう声をかける。
加地焚「大丈夫、大丈夫。それよ
り不山さん怪我ない?」
不山「わ、わたしは大丈夫です」
加地焚「なら良かった」
無邪気な笑顔を見せる、加地焚にモヤモヤを浮かべながら、顔を下に向け、髪で顔を隠す。
私は立ち上がり、顎をさすっている加地焚君を見ながら、ウロウロする。
加地焚「大丈夫だよ。心配しない
で。学校いこ!」
不山「は、はい」
顔を少し上げ、頷く。
加地焚「俺学校早く行かなきゃ行
けないから、先行ってる
ね。」
頷き、走っていく加地焚君の後ろ姿を見ながら、自転車に足をかけ力強く踏み出す。
クル!ガシャ!
自転車のチェーンが外れていたのか、空回りしてまたこけてしまった…
(ダサいな~)
また空を眺める。
加地焚「大丈夫⁈」
不山「え⁈」
加地焚「ん?なんでびっくりして
るの?」
不山「い、いや学校に走って行っ
たから…」
加地焚「ああ、なんか音聞こえた
から戻ってきた。」
(なんて優しいんだ。加地焚君は神か!仏か!)
不山「あ、ありがとうございます
そんな事より学校大丈夫な
んですか?」
加地焚「大丈夫。大丈夫。
なんでまたこけたの?」
不山「え、えっと、チェーンが
外れてしまって…」
加地焚「あーそういうことね。
直してあげるよ。」
不山「い、いやいいですよ。
早く学校行かなきゃじゃな
いですか。」
加地焚「いいよ。いいよ。
こっちの方が重要。」
チェーンに手を伸ばし、慣れない手つきで直そうとしている。
道の脇で作業しはじめ、10分くらい経っただろうか。
加地焚「よし!直った!」
手を真っ黒にしながら、いつものように笑いながら振り向く。
不山「ありがとうございます…」
加地焚「多分これで大丈夫だと思
うけど、気をつけてね」
不山「は、はい。
時間大丈夫ですか?」
加地焚「あー大丈夫、大丈夫」
不山「なら良かったです。」
加地焚「まあ学校いこ!」
初の2人で登校。嬉しくて仕方がなかった。
(もし会えたらなんて言おう…)
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私は、ある男の子に話しかけられ上の空だった。
(あー昨日は嬉しかったなー。)
は!
(こ、こんなこと考えてたら好きみたいじゃん!だ、断じて違う!
絶対違う!)
と、思いながら頭をブンブン振っていると、後ろから、
加地焚「そんな頭振ってるとコケ
るよ」
ニコッ
朝から爽やかすぎる挨拶を受け死にそうになる。
顔を下に向け、消えるような声で
不山「お、おはようございます」
その途端バランスを崩す。
ガシャ!
(空が見える…)
加地焚「大丈夫⁈不山さん!」
あまりに顔が近くて、飛び起きる。
ゴン!
頭と顎が当たる。
加地焚「いたっ」
2人ともうめき、
不山「ご、ごめんなさい」
そう声をかける。
加地焚「大丈夫、大丈夫。それよ
り不山さん怪我ない?」
不山「わ、わたしは大丈夫です」
加地焚「なら良かった」
無邪気な笑顔を見せる、加地焚にモヤモヤを浮かべながら、顔を下に向け、髪で顔を隠す。
私は立ち上がり、顎をさすっている加地焚君を見ながら、ウロウロする。
加地焚「大丈夫だよ。心配しない
で。学校いこ!」
不山「は、はい」
顔を少し上げ、頷く。
加地焚「俺学校早く行かなきゃ行
けないから、先行ってる
ね。」
頷き、走っていく加地焚君の後ろ姿を見ながら、自転車に足をかけ力強く踏み出す。
クル!ガシャ!
自転車のチェーンが外れていたのか、空回りしてまたこけてしまった…
(ダサいな~)
また空を眺める。
加地焚「大丈夫⁈」
不山「え⁈」
加地焚「ん?なんでびっくりして
るの?」
不山「い、いや学校に走って行っ
たから…」
加地焚「ああ、なんか音聞こえた
から戻ってきた。」
(なんて優しいんだ。加地焚君は神か!仏か!)
不山「あ、ありがとうございます
そんな事より学校大丈夫な
んですか?」
加地焚「大丈夫。大丈夫。
なんでまたこけたの?」
不山「え、えっと、チェーンが
外れてしまって…」
加地焚「あーそういうことね。
直してあげるよ。」
不山「い、いやいいですよ。
早く学校行かなきゃじゃな
いですか。」
加地焚「いいよ。いいよ。
こっちの方が重要。」
チェーンに手を伸ばし、慣れない手つきで直そうとしている。
道の脇で作業しはじめ、10分くらい経っただろうか。
加地焚「よし!直った!」
手を真っ黒にしながら、いつものように笑いながら振り向く。
不山「ありがとうございます…」
加地焚「多分これで大丈夫だと思
うけど、気をつけてね」
不山「は、はい。
時間大丈夫ですか?」
加地焚「あー大丈夫、大丈夫」
不山「なら良かったです。」
加地焚「まあ学校いこ!」
初の2人で登校。嬉しくて仕方がなかった。
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