April fool

モルミン

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感謝

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(「好き」…それだけかな…)
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私にこんな日々を送れていいのだろうか?
登校で、男の子と2人こんなの現実じゃないんじゃないのかな?
ふと夢説が出できた私はほっぺをつねってみた。

(いったー)

加地焚「何やってんの不山さん。
              不山さんって面白いよね」

不山「い、いやこんなの私じゃ
           ありえないと思って…」

加地焚「え?なにが?」

(こ、こやつ自分が私と登校することになにも思わないのか⁈)

不山「え、えっと私と登校するこ
           と…」

加地焚「なんで?
         不山さんと話すの楽しいから
         全然良いよw」

いつもと変わらない笑顔で私を見る。

(そ、そんなこと言われたら私、
死ぬ!)

加地焚「そいや、不山さんいつも
             敬語だよね。敬語やめてよ
              距離があるみたいだから」

不山「が、頑張ってみます。」

加地焚「よし!じゃあ名前呼び 
               してよ。
               俺もするからさ」

不山「い、いやそれは難易度が
           高いですよ」

手をブンブン振り、顔を下に向ける。

加地焚「ダメ」

私を下から覗きながら小声で言った。
自分の顔が真っ赤になるのがわかる。髪で顔を隠し、背を向ける。

加地焚「幸、ダメ?」

いきなり名前を呼ばれ、ますます恥ずかしくなる。

(加地焚君は何がしたいんだ!
こんなインキャ女子に!)

不山「そ、それはまだ早いです        
            よ」

加地焚「えー、お願い。」

不山「敬語がしっかり抜けたら呼 
            ばせてくださーい」

自転車に乗り全速力で漕ぐ。
学校に着き教室に入る。今日はずっと顔が下がったまんまだ。

(顔の熱が引かない~。心臓も死にそうー)

1人でそんなことを考えながら教室に入り、席に座っていると、正門で加地焚君が見えた。

(加地焚君なんだか怒られてる…)

?「あーあ涼のやつ遅れてんじゃ
      ん。」

不山「え⁈」

大きな声が出てしまったので口を押さえる。

(視線が痛い…)

?「不山さんどしたの?」

話しかけてきたのは加地焚君と仲のいい佐久場蓮(さくばれん)だった。

不山「え、えっと加地焚君なんで    
           怒られてるんですか?」

佐久場「あー部活勢は8時15分に
               学校入ってないといけな  
               いんだよ。」

不山「そ、そうだったんですね。
            ありがとうございます。」

佐久場「おー」

軽く流し他の友達のところへいく
時計を見ると8時30分だった。

(私のせいだ…)

教室に加地焚君が入ってくる。
謝りに行こうと加地焚君の周りに人が集まっていく。

佐久場「お前何遅刻してんだよ」

加地焚「いやーしくったわ~w」

佐久場「涼、寝坊?」

加地焚「いやー、アクシデントが 
               あったんだよ」

笠原「えー気になるんだけどw」

加地焚「内緒~w」

ガラっ

先生「はい!席に座ってください
             ね!」

みんな着席していく。
私は加地焚君に謝りたくて、ガン見してると、不意にこっちを見てニコッとする。

(なんて優しいんだ!もうそんな笑顔向けられたら…)

この日から私の学校生活が変わっていく。
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