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番外編集
外伝「ボーイズトークと再会の約束」
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冬ごろに一緒にメシを食べた美男子が電話をかけてきた。
連絡先は交換していたものの月に一度も連絡はしていない。
(割と頻繁に連絡とっている男友達は同僚の渉ぐらいやな)
彼は一度見たら忘れられない雰囲気の持ち主で、
会ったら楽しい同性だ。
「涼くん、やっほー!」
「そのテンション……久々で緊張してるんか?」
「涼くんってもうすぐ結婚式だっけ?」
「せやな。ちゃんとウェディングフォトは送るで」
唐突に切り出された話題にぽかんとする。
春頃とは言った気がするが、ど忘れしていた。
「そっか。おめでとう
縁があって知り合えた友人だから
お祝いは言いたかったんだよ」
あたたかな言葉に驚いた。
「ありがとう」
「その前に検査受けるんだったよね」
「……ちょっと前話したけど受けるで。
四月になったらすぐ受けに行く予定で、
大学病院の泌尿器科に申し込んだ」
「おお。もうすぐだね」
「……初対面からディープやと思っとったけど、
蒼宙くんに話すのは嫌な気せんわ」
「ありがと」
「今日の本題ってそれなん。
腹割って話したいなら会った方がええんちゃう」
「ええ……ふ、ふたりきり?」
(わざとらしい物言いすんなや)
「菫子と愛璃さんと一緒にメシ行かへん?」
「ああ……ごめん!
愛璃ちゃん、今、具合が悪くて
休日はなるべくゆっくりさせてあげたくて」
「……もしかしておめでた?」
「うん! 秋にはパパとママになる予定なんだ」
「おめでとう」
だからハイテンションだったんや。
「うん。あ、今、さっき言ってたディープな話題してもいい感じ?」
「ええよ。菫子は久々に友達と飲みに行ってて
孤独にひとり飲んでただけやし」
「ちゃんとお互いの時間を大事にしてるんだね」
「当たり前や。明日は会うけどな。
ここには俺しかおらんし、言いたいことあるんなら
さっさというてくれん?」
検査の内容の話だろうか。
「僕は奥さんの愛璃ちゃん以外の異性とは恋愛してない。
そのせいか抵抗感が半端なかったんだ。
涼くんは僕の友人で唯一異性間の恋愛を
してきた人だから、検査は大丈夫だよ」
「……菫子以外で一番長く付き合ったのは……いやどうでもええやろ。
付き合ったといっても中学、高校時代のガキのころのことや」
「遊びじゃなくて全部恋愛でしょ?」
「遊びなんてできる性質(たち)やない。
俺そんなチャラかった?」
「真面目で実直で正統派の二枚目だよ」
「……ほめ殺ししても何も出ません」
普通に褒めてくるんよな……。
美形は人をほめるのもお手の物なんか。
「異性との恋愛を知っている人だから、
そんな人の話を聞いてみたかったんだ。
それで聞いてもいい?」
「……ああ。ええと、見たことはないで」
検査のことならそれのことに違いない。
「涼くんもそうなんだ。それじゃ……
ひとりで、し」
途中で言葉を防いだ。
「自分、似合わんこと聞こうとしたやろ」
「……割と欲にまみれてるよ」
人は見た目や雰囲気、印象で判断してはいけない。
代表例が中性的な美貌の男。
「異性との恋愛経験が一人だけっていうのええと思うで。
結婚するとしたら唯一無二の人と長く一緒に過ごすってことやん」
「涼くんと話すとほっとするよね。
いじる要素がまるでない。年下って感じもしないし頼れる」
いじる要素……というのは一体。
「で、結局どんな話したかったん」
「涼くんは、たかが検査なんて大丈夫だろうなという話。
かまととぶっていちいち取り乱す人もいるからねぇ」
「……ちゃんと秘策はあるし問題ないわ。
下ネタちゃうで! 無事に終わって
結婚式を迎えるためのおまじないみたいなもんやから」
「……ああ」
「費用がかかっても別の手段がええけど……無理ならしゃあない。
会いたい人物に会うためにも乗り切るで」
「潔癖すぎる僕なんか秘策を使っても
体調壊したよ。本当に乗り切れてよかった……
愛璃ちゃん、ありがとう」
涙声やんけ。
しかも何気にのろけ入っとる。
「繊細過ぎる」
「涼くんは大丈夫だと思う。
その会いたい人物に会うためにもがんばって」
一気に言われて内容が頭に入ってこない。
「……会いたい人物は医者やねん。
菫子が去年の夏に、産婦人科で世話になった白衣の魔物。
予約したけど検査する科の先生やないから、
会えるのは休憩時間やろなあ」
菫子が魔物と表現していた。
名前は一応出さないでおく。
微かな沈黙の後、蒼宙くんが息を吐きだした。
「……もし僕の知っている相手と同じだったら、
よろしく言っといて。絶対そうだと思うけど」
蒼宙くんの声が震えていた。
「分かった。愛璃さん、大事にしたってな」
「ありがとー。
今日でもっと大好きになったよ。今度遊ぼう」
「……ああ。大好きやで。
会った時に抱擁(ハグ)したるわ」
「涼くん、抱擁(ハグ)できる人なの!
うれしい。約束だからね」
「暑苦しいとも言われてるで」
「情熱的の間違いじゃないの? ふふっ」
「……言葉のチョイスでだいぶん印象が変わるな」
向こうが可愛いだけではないという印象(イメージ)はさらに強まった。
電話を切った後でいろいろ考えた。
菫子と付き合えるまでの三か月間。
友達以上恋人未満の関係の時を思い出すと
やはり彼女のことばかりだった。
「……へくしっ!」
朝晩の気温差で風邪ひいたんやろか。
(くそ……大事な時に)
と思っていたら扉を叩く音がした。
少し低い位置からである。
「涼ちゃん……こんな遅い時間にごめんなさい」
扉の向こうから聞こえるのは高い声。
「三谷(みつや)と飲んどったんちゃうん?」
扉を開けると菫子が少しだけ遠慮がちに中に入ってきた。
「解散したの。薫さんは私よりもアルコールに弱いし、
ノンアルにすればって言っても、
せっかく私と飲みに来たんだからって聞かないし」
どうやら愚痴が始まったらしい。
「強がるところもかわいいとは思うわ」
お疲れの菫子の手を握りしめ部屋へと誘導する。
とりあえずお茶を出した。
「ありがとう。涼ちゃん、変わりなかった?」
「帰って飲んどったら、蒼宙くんから電話かかってきて
話しとった。愛璃さん、子供できたんやって」
「おめでたいわね。きっと可愛すぎる赤ちゃん生まれるんだろうな」
「それは間違いないな」
ソファーに座った菫子を膝の間で抱っこする。
「検査、応援されたわ。
俺が会いたい人物のことも知ってる口ぶりやった」
「世間は狭いものね」
「……多分同類なんやない。
恐ろしいほどの独占欲をたぎらせてるとことか」
「自分を棚に上げてるでしょ」
「……菫子がかわいくてたまらんからしゃあない」
いきなり唇を奪いしばらくキスを続けた。
腕の中でもがきながら、抵抗し始めたから仕方なく離す。
潤んだ目で睨まれた。
「……も、もうなんなのよ」
「同性の友人同士で抱擁するのは浮気とちゃうよな?」
「そんなの当たり前じゃない。
さっきも薫さんに抱きつかれたから、
抱き返したわよ」
「……ちょっとムカついた」
「な……」
付き合っていた相手を下の名前で呼ぶなど
言語道断やと思ってしていない。
過去は否定しないし変えられないが、
最近菫子との接触が多い気がする。
これは嫉妬なのだろうか。
「涼ちゃんの悪口なんて言ってないわよ。
ブライダルチェックまで行く
最高の人だって褒めちぎったもの。
薫さんも付き合っている人とのことを
楽しそうに話してたし」
「ええ女友達やな」
「もちろん。伊織も薫さんも友達よ」
「検査って産婦人科やないから、
あの人と会えるのは休憩時間やと思うで」
「涼ちゃん、大変だけど
本当に頑張って。
私がついてるから」
何やら応援されているので調子に乗ってみよう。
「……ふうん?」
「え……ちょ……その目、怖い」
「ついててくれるってどういう意味?」
「……やきもち焼きの人のそばにいてあげるってこと」
菫子は潤んだ瞳のまま抱きついてくる。
(こっちの気持ちも知らんで)
「明日は出かけようか。
それまでゆっくりしていったらええわ」
頭を撫でた。
「お化粧落としてくる」
同棲はしていないが、菫子はいくつか私物を置いていた。
「うん……一緒に風呂入ろ」
「入るだけよ」
憎まれ口を叩く唇をふさぐ。
菫子は慌てたように洗面室へと消えた。
愛する存在以外に、衝動は起きない。
(俺も似たようなものか……。
別に普段、見たくはないしな)
約束はきっちり守り一緒に浴槽に浸かった。
「菫子は今日もかわいいな。
かわいさが毎日更新中やな」
「更新してるわけないでしょう」
むすっとしていいる姿をまたいじりたくなる。
後ろから抱きしめ頬にキスくらいは許してほしい。
「……涼ちゃん、今日はもう疲れてるからね」
「わかってる」
肩を抱きしめる。
「愛してるわ」
「愛してるで」
小さなキスは明日への力をくれた。
連絡先は交換していたものの月に一度も連絡はしていない。
(割と頻繁に連絡とっている男友達は同僚の渉ぐらいやな)
彼は一度見たら忘れられない雰囲気の持ち主で、
会ったら楽しい同性だ。
「涼くん、やっほー!」
「そのテンション……久々で緊張してるんか?」
「涼くんってもうすぐ結婚式だっけ?」
「せやな。ちゃんとウェディングフォトは送るで」
唐突に切り出された話題にぽかんとする。
春頃とは言った気がするが、ど忘れしていた。
「そっか。おめでとう
縁があって知り合えた友人だから
お祝いは言いたかったんだよ」
あたたかな言葉に驚いた。
「ありがとう」
「その前に検査受けるんだったよね」
「……ちょっと前話したけど受けるで。
四月になったらすぐ受けに行く予定で、
大学病院の泌尿器科に申し込んだ」
「おお。もうすぐだね」
「……初対面からディープやと思っとったけど、
蒼宙くんに話すのは嫌な気せんわ」
「ありがと」
「今日の本題ってそれなん。
腹割って話したいなら会った方がええんちゃう」
「ええ……ふ、ふたりきり?」
(わざとらしい物言いすんなや)
「菫子と愛璃さんと一緒にメシ行かへん?」
「ああ……ごめん!
愛璃ちゃん、今、具合が悪くて
休日はなるべくゆっくりさせてあげたくて」
「……もしかしておめでた?」
「うん! 秋にはパパとママになる予定なんだ」
「おめでとう」
だからハイテンションだったんや。
「うん。あ、今、さっき言ってたディープな話題してもいい感じ?」
「ええよ。菫子は久々に友達と飲みに行ってて
孤独にひとり飲んでただけやし」
「ちゃんとお互いの時間を大事にしてるんだね」
「当たり前や。明日は会うけどな。
ここには俺しかおらんし、言いたいことあるんなら
さっさというてくれん?」
検査の内容の話だろうか。
「僕は奥さんの愛璃ちゃん以外の異性とは恋愛してない。
そのせいか抵抗感が半端なかったんだ。
涼くんは僕の友人で唯一異性間の恋愛を
してきた人だから、検査は大丈夫だよ」
「……菫子以外で一番長く付き合ったのは……いやどうでもええやろ。
付き合ったといっても中学、高校時代のガキのころのことや」
「遊びじゃなくて全部恋愛でしょ?」
「遊びなんてできる性質(たち)やない。
俺そんなチャラかった?」
「真面目で実直で正統派の二枚目だよ」
「……ほめ殺ししても何も出ません」
普通に褒めてくるんよな……。
美形は人をほめるのもお手の物なんか。
「異性との恋愛を知っている人だから、
そんな人の話を聞いてみたかったんだ。
それで聞いてもいい?」
「……ああ。ええと、見たことはないで」
検査のことならそれのことに違いない。
「涼くんもそうなんだ。それじゃ……
ひとりで、し」
途中で言葉を防いだ。
「自分、似合わんこと聞こうとしたやろ」
「……割と欲にまみれてるよ」
人は見た目や雰囲気、印象で判断してはいけない。
代表例が中性的な美貌の男。
「異性との恋愛経験が一人だけっていうのええと思うで。
結婚するとしたら唯一無二の人と長く一緒に過ごすってことやん」
「涼くんと話すとほっとするよね。
いじる要素がまるでない。年下って感じもしないし頼れる」
いじる要素……というのは一体。
「で、結局どんな話したかったん」
「涼くんは、たかが検査なんて大丈夫だろうなという話。
かまととぶっていちいち取り乱す人もいるからねぇ」
「……ちゃんと秘策はあるし問題ないわ。
下ネタちゃうで! 無事に終わって
結婚式を迎えるためのおまじないみたいなもんやから」
「……ああ」
「費用がかかっても別の手段がええけど……無理ならしゃあない。
会いたい人物に会うためにも乗り切るで」
「潔癖すぎる僕なんか秘策を使っても
体調壊したよ。本当に乗り切れてよかった……
愛璃ちゃん、ありがとう」
涙声やんけ。
しかも何気にのろけ入っとる。
「繊細過ぎる」
「涼くんは大丈夫だと思う。
その会いたい人物に会うためにもがんばって」
一気に言われて内容が頭に入ってこない。
「……会いたい人物は医者やねん。
菫子が去年の夏に、産婦人科で世話になった白衣の魔物。
予約したけど検査する科の先生やないから、
会えるのは休憩時間やろなあ」
菫子が魔物と表現していた。
名前は一応出さないでおく。
微かな沈黙の後、蒼宙くんが息を吐きだした。
「……もし僕の知っている相手と同じだったら、
よろしく言っといて。絶対そうだと思うけど」
蒼宙くんの声が震えていた。
「分かった。愛璃さん、大事にしたってな」
「ありがとー。
今日でもっと大好きになったよ。今度遊ぼう」
「……ああ。大好きやで。
会った時に抱擁(ハグ)したるわ」
「涼くん、抱擁(ハグ)できる人なの!
うれしい。約束だからね」
「暑苦しいとも言われてるで」
「情熱的の間違いじゃないの? ふふっ」
「……言葉のチョイスでだいぶん印象が変わるな」
向こうが可愛いだけではないという印象(イメージ)はさらに強まった。
電話を切った後でいろいろ考えた。
菫子と付き合えるまでの三か月間。
友達以上恋人未満の関係の時を思い出すと
やはり彼女のことばかりだった。
「……へくしっ!」
朝晩の気温差で風邪ひいたんやろか。
(くそ……大事な時に)
と思っていたら扉を叩く音がした。
少し低い位置からである。
「涼ちゃん……こんな遅い時間にごめんなさい」
扉の向こうから聞こえるのは高い声。
「三谷(みつや)と飲んどったんちゃうん?」
扉を開けると菫子が少しだけ遠慮がちに中に入ってきた。
「解散したの。薫さんは私よりもアルコールに弱いし、
ノンアルにすればって言っても、
せっかく私と飲みに来たんだからって聞かないし」
どうやら愚痴が始まったらしい。
「強がるところもかわいいとは思うわ」
お疲れの菫子の手を握りしめ部屋へと誘導する。
とりあえずお茶を出した。
「ありがとう。涼ちゃん、変わりなかった?」
「帰って飲んどったら、蒼宙くんから電話かかってきて
話しとった。愛璃さん、子供できたんやって」
「おめでたいわね。きっと可愛すぎる赤ちゃん生まれるんだろうな」
「それは間違いないな」
ソファーに座った菫子を膝の間で抱っこする。
「検査、応援されたわ。
俺が会いたい人物のことも知ってる口ぶりやった」
「世間は狭いものね」
「……多分同類なんやない。
恐ろしいほどの独占欲をたぎらせてるとことか」
「自分を棚に上げてるでしょ」
「……菫子がかわいくてたまらんからしゃあない」
いきなり唇を奪いしばらくキスを続けた。
腕の中でもがきながら、抵抗し始めたから仕方なく離す。
潤んだ目で睨まれた。
「……も、もうなんなのよ」
「同性の友人同士で抱擁するのは浮気とちゃうよな?」
「そんなの当たり前じゃない。
さっきも薫さんに抱きつかれたから、
抱き返したわよ」
「……ちょっとムカついた」
「な……」
付き合っていた相手を下の名前で呼ぶなど
言語道断やと思ってしていない。
過去は否定しないし変えられないが、
最近菫子との接触が多い気がする。
これは嫉妬なのだろうか。
「涼ちゃんの悪口なんて言ってないわよ。
ブライダルチェックまで行く
最高の人だって褒めちぎったもの。
薫さんも付き合っている人とのことを
楽しそうに話してたし」
「ええ女友達やな」
「もちろん。伊織も薫さんも友達よ」
「検査って産婦人科やないから、
あの人と会えるのは休憩時間やと思うで」
「涼ちゃん、大変だけど
本当に頑張って。
私がついてるから」
何やら応援されているので調子に乗ってみよう。
「……ふうん?」
「え……ちょ……その目、怖い」
「ついててくれるってどういう意味?」
「……やきもち焼きの人のそばにいてあげるってこと」
菫子は潤んだ瞳のまま抱きついてくる。
(こっちの気持ちも知らんで)
「明日は出かけようか。
それまでゆっくりしていったらええわ」
頭を撫でた。
「お化粧落としてくる」
同棲はしていないが、菫子はいくつか私物を置いていた。
「うん……一緒に風呂入ろ」
「入るだけよ」
憎まれ口を叩く唇をふさぐ。
菫子は慌てたように洗面室へと消えた。
愛する存在以外に、衝動は起きない。
(俺も似たようなものか……。
別に普段、見たくはないしな)
約束はきっちり守り一緒に浴槽に浸かった。
「菫子は今日もかわいいな。
かわいさが毎日更新中やな」
「更新してるわけないでしょう」
むすっとしていいる姿をまたいじりたくなる。
後ろから抱きしめ頬にキスくらいは許してほしい。
「……涼ちゃん、今日はもう疲れてるからね」
「わかってる」
肩を抱きしめる。
「愛してるわ」
「愛してるで」
小さなキスは明日への力をくれた。
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