39 / 55
ルアラス王国 王都編
第39話 覚醒
しおりを挟む
第39話 覚醒
一方その頃…
リッド「はぁ、何でこんな事に…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
佐藤が王都に行くまでの前日
?「ちょっと待つにゃ!!」
王都に行くつもりで歩いていた佐藤たち3人が聞き覚えのある声に振り返った。
リア「エフナさん!?」
佐藤「どうしたんだ?」
エフナ「実は…」
…
佐藤 リア リッド 「指名依頼!?」
リッド「しかもリアを指名…」
リア「…」
リアは1度唇を噛むような仕草を見せたかと思えば笑顔で、
リア「ギン様、私は依頼を受けようと思いますのでギン様は王都での依頼を受けてください。同行出来ず申し訳ありません」
佐藤「それはいいんだが…」
リッド「リアだけじゃ心配だから僕も行くよ」
佐藤「あぁ、リアの事は頼んだ」
リッド「任せて」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
とは言ったけど…
まさか龍封石を使われるなんて…
佐藤が王都で先生をしている時に、リアとリッドとエフナは依頼のためにギース教国に行こうとしていた…が途中の馬車でリッドは居眠りの不意をつかれ龍封石を使われ今に至る。
リッド「正確には龍封石の模倣品?本物より格段に封印の力が弱い…だけど形状がワイヤーに加工されている…嫌な予感がするね…リアは無事かな…」
馬車を運転していた男は眠らされ
リッドはギース教国に向かう馬車の中で取り残されてしまった。
…
リア「まさか貴方がギース教国の人間だったなんて」
エフナ「言い訳はしないにゃ、エフナは貴方がルアラス王国…ギルドに来た時からずっと監視してたにゃ…」
リア「…で一体私をどこに連れていくつもり?」
エフナ「もうすぐつくにゃ」
しばらく歩き…地下へと続く隠し通路を通される。
そしてリアは首輪を付けられており外すことができない。
また言うことを聞かないと首輪から電流が全身に走るらしい。
さらに階段を下り施設のような場所に着く…少し悪臭がした。
?「やぁ待っていたよ…」
リア「シャーグル卿!!」
シャーグル「お久しぶりですね…リア様…いやギース教国第3王女ギース・ベリア様」
リア「指名依頼で私を呼ぶなんて…怪しいとは思っていたわ」
エフナ「これで約束は守ったにゃ!次はそっちが守る番にゃ!」
シャーグル「あぁ、そうだな…良くやったエフナ…約束通り君のお母さんを解放してあげよう」
シャーグル「恐怖からね」
エフナ「…!?」
エフナ「お母さん!?」
エフナのお母さんと思わしき人がモニターに写りだされる。首には私と同じ首輪をはめられている。そしてシャーグルが持っていたボタンを親指で軽く押した…。
その瞬間
ドカンッ!!ッッ!!
エフナ「お母さん!!」
ボタンが押されたと同時にエフナのお母さんの首輪が爆発した…。
エフナは絶望したような顔で絶句している…。
リア「エフナ…?」
泣き崩れたエフナにかける言葉が見つからない。
リア「貴方…人間じゃないわね」
シャーグル「そうさ、俺は人間じゃなくなる…神に
なるのさ…お前を手に入れてなベリア王女」
リア「私なんか欲してどうするつもりよ」
シャーグル「君はギース教国に見切りをつけられたと思っているが実はそうじゃないあの森にテレポートさせたのは君の力を覚醒させるためさ」
リア「覚醒…?」
シャーグル「そして君は覚醒してくれたそれも期待以上に!!」
リア「残念だけど私にそんな優れた力ないわ」
シャーグル「いーや、あるのさ…現に君はもう3翼も出会っている…」
リア「え…」
シャーグル「龍たちのことさ」
シャーグル「君は龍を操る事が出来る唯一の人間なのさ」
次回へ続く…。
一方その頃…
リッド「はぁ、何でこんな事に…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
佐藤が王都に行くまでの前日
?「ちょっと待つにゃ!!」
王都に行くつもりで歩いていた佐藤たち3人が聞き覚えのある声に振り返った。
リア「エフナさん!?」
佐藤「どうしたんだ?」
エフナ「実は…」
…
佐藤 リア リッド 「指名依頼!?」
リッド「しかもリアを指名…」
リア「…」
リアは1度唇を噛むような仕草を見せたかと思えば笑顔で、
リア「ギン様、私は依頼を受けようと思いますのでギン様は王都での依頼を受けてください。同行出来ず申し訳ありません」
佐藤「それはいいんだが…」
リッド「リアだけじゃ心配だから僕も行くよ」
佐藤「あぁ、リアの事は頼んだ」
リッド「任せて」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
とは言ったけど…
まさか龍封石を使われるなんて…
佐藤が王都で先生をしている時に、リアとリッドとエフナは依頼のためにギース教国に行こうとしていた…が途中の馬車でリッドは居眠りの不意をつかれ龍封石を使われ今に至る。
リッド「正確には龍封石の模倣品?本物より格段に封印の力が弱い…だけど形状がワイヤーに加工されている…嫌な予感がするね…リアは無事かな…」
馬車を運転していた男は眠らされ
リッドはギース教国に向かう馬車の中で取り残されてしまった。
…
リア「まさか貴方がギース教国の人間だったなんて」
エフナ「言い訳はしないにゃ、エフナは貴方がルアラス王国…ギルドに来た時からずっと監視してたにゃ…」
リア「…で一体私をどこに連れていくつもり?」
エフナ「もうすぐつくにゃ」
しばらく歩き…地下へと続く隠し通路を通される。
そしてリアは首輪を付けられており外すことができない。
また言うことを聞かないと首輪から電流が全身に走るらしい。
さらに階段を下り施設のような場所に着く…少し悪臭がした。
?「やぁ待っていたよ…」
リア「シャーグル卿!!」
シャーグル「お久しぶりですね…リア様…いやギース教国第3王女ギース・ベリア様」
リア「指名依頼で私を呼ぶなんて…怪しいとは思っていたわ」
エフナ「これで約束は守ったにゃ!次はそっちが守る番にゃ!」
シャーグル「あぁ、そうだな…良くやったエフナ…約束通り君のお母さんを解放してあげよう」
シャーグル「恐怖からね」
エフナ「…!?」
エフナ「お母さん!?」
エフナのお母さんと思わしき人がモニターに写りだされる。首には私と同じ首輪をはめられている。そしてシャーグルが持っていたボタンを親指で軽く押した…。
その瞬間
ドカンッ!!ッッ!!
エフナ「お母さん!!」
ボタンが押されたと同時にエフナのお母さんの首輪が爆発した…。
エフナは絶望したような顔で絶句している…。
リア「エフナ…?」
泣き崩れたエフナにかける言葉が見つからない。
リア「貴方…人間じゃないわね」
シャーグル「そうさ、俺は人間じゃなくなる…神に
なるのさ…お前を手に入れてなベリア王女」
リア「私なんか欲してどうするつもりよ」
シャーグル「君はギース教国に見切りをつけられたと思っているが実はそうじゃないあの森にテレポートさせたのは君の力を覚醒させるためさ」
リア「覚醒…?」
シャーグル「そして君は覚醒してくれたそれも期待以上に!!」
リア「残念だけど私にそんな優れた力ないわ」
シャーグル「いーや、あるのさ…現に君はもう3翼も出会っている…」
リア「え…」
シャーグル「龍たちのことさ」
シャーグル「君は龍を操る事が出来る唯一の人間なのさ」
次回へ続く…。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
17
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる