異世界転生したら最上位種族の「銀龍」になりました。

ルアラス王国 王都編

第49話 封印

第49話 封印


？？ 「権能…゛支配゛」

佐藤 「！？」

ラグ 「誰！？ここは世界から隔絶した世界のはず…！」

佐藤 「お前は…リッド！？」

リッド 「やぁ！」

ラグ 「お前は十龍の緑龍か、」

リッド 「久しぶりだね、創造神」

リッド 「僕はね、ずっとこの時を待っていたんだ」

ラグ 「なんだと？」

リッド 「銀龍と創造神がこの隔絶された空間で会う瞬間をね」

佐藤 「ラグ！まずい！今すぐ空間を解け！」

リッド 「もう遅い」

リッドが消え、空間にまた2人が佇む。

ラグ 「神力が使えない」

佐藤 「俺も魔力も神力も使えない、しかもこれは」

佐藤 「龍封石の効果が使われている」

ラグ 「龍封石？ギンが作った封印結界が刻まれた石のことか」

佐藤 「完全に閉じ込められてしまったな」

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リア「！？」

リア 「あれ？ギン様とリッドは？」

リバイス 「一瞬にして目の前から消えたな」

バリバリッ

空間に切れ目が出来る

ルーク　「何だ！？」

レイカ　「何か…来る！？」

切れ目から莫大なる魔力が森を覆い尽くす。

インダス「何？この膨大な魔力は？」

リッド 「やっとだ…やっと…僕の本当の゛夢゛が叶う…」

リア 「リッド！？」

切れ目から勢いよく出てきたのは龍化…本来の緑龍の姿をしたリッドだった。

リッド 「もう…リア…君にも用はない」

リッド 「死ね」

リッド 「龍之息吹(エターナルノブァ)」

口から放たれる魔力の塊…
その光線はどんな防御も無にしてしまう。

リバイス 「魔気解放！」

魔気…魔力を自身に纏わせる事。
本来、魔力は体外に出せばすぐに分散してしまうが
ある一定の練りと魔力量の調整で纏わせる事が可能。
纏わせる事で攻撃力や防御力が大幅に上がる。

リバイス 「四天琉…」

リバイス 「゛流゛」

リッドから放たれた龍之息吹が空の彼方へ飛んでいく。

リッド「やるねぇ」

インダス 「緑龍ごときが何を血迷ったんですか？」

リッド 「銀龍のたかがペットが何を偉そうに…」

インダス 「何だとォ」

インダス「岩圧戦神(ロプレウス)」


岩圧戦神(ロプレウス)とは

遥か上空から半径10メートルの岩が堕ち対象に攻撃を加えるのと同時に地面から大量の魔力を持ち質量が遥かに重くなった小石が対象に攻撃をし続け上空からの岩を不可避とするインダスの必殺技である。

インダス 「決まったです…」

ルーク 「殺したのか？」

インダス 「流石の龍種も当たれば致命傷なのです」

リッド 「当たれば…ね」

レイカ 「あの技を避けたって言うの？」

リバイス 「油断したな、龍よ」

すかさずリバイスがリッドの首を切り落とそうとする

リッド 「モデル…土龍…「超頑丈（スアディウス）」

インダス 「これは土龍の技…？」

リバイス 「チッ」

剣が真っ二つに折れる

リバイス 「俺の剣が…」

リッド 「龍之息吹(エターナルノブァ)」

リバイス 「逃げろ！皆んな！」

インダス 「みんな！ぼくの方へ」

インダスが巨人化し、エターナルノブァからの衝撃に耐える。

インダス 「痛いのです」

レイカ 「痛いで済むのも凄いな」

ルーク 「リバイスさん！緑龍のレベルはどのくらいなんですか？」

リバイス 「おいおい、わざわざ言わせないてくれよ」

リバイス 「絶望しちゃうじゃねぇか」

種族名 緑龍
Lv9000
【体力】3820400
【魔力】92001506
【権能】支配

リッド 「諦める準備は出来たかい？」

リッド 「龍之息吹(エターナルノブァ)」

リバイス 「まずい、さっきより溜めがない」

リバイス 「当たる…！！」

？？「対象…エターナルノブァ」

？？「権能…゛逆再生゛」

エターナルノブァの攻撃が跳ね返ったようにリッドに当たる。

リッド 「ぐわぁ」

インダス 「お前は！」

インダス 「蒼龍！！」

リア 「蒼龍様…！」

蒼龍 「どうやら大変な事態になっているようですね」

リバイス 「よく分からんが助かったぜ…」

レイカ 「おい、ルーク、また龍が来たぞ！」

ルーク 「もう何見ても驚かないよ…」

蒼龍 「とりあえず、ここから離れましょう」

蒼龍 「転移（テリト）」

…ｼｭﾝ 



次回へ続く…