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三章
22.いつ健は消えるのだろう?
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「今日何するー?」
健のやる気がない。いつもよりない。
「え? 何かやってたことありましたっけ?」
琴音ちゃん、それ言っちゃダメだよ。
「健を部室から追い出せるなら何かやる」
歩香、最近酷いな。露骨に追い出そうとしてるぞお前。
「何で俺が追い出される前提の話を自分でしなきゃなんないんだよ」
と、いつものように話していたところ、
──コンコン
部室の扉がノックされた。
「はい、なんですか?」
入って来たのは女性の教師だった。見た目的には神流先輩と被るな。黒髪ロングの眼鏡で有能そうで。
「平塚は居るか?」
「あ、はい。俺ですけど、何かありました?」
「何かありましたかじゃないだろう。部長は集まれと言われていたはずだが?」
「あれ? それってこの間終わったんじゃ?」
姫島を勧誘しに行った時のやつか。
「話を聞いていたか? 話は終わってない。早く来るんだ」
健は教師に連れていかれてしまった。結局退場か。
「最近ホントに平塚君、メインから外されかけてるわよねぇ」
外部からの圧力かな。
「結局健消えたが、どうする? 本当にすること無いぞ?」
「健の椅子を窓から投げたい」
「ただの陰湿なイジメだな」
「平塚先輩の私物で私の能力の訓練とかダメですか?」
「健の私物限定ってとこに引っ掛かるな。アイツなんか悪いことしたか」
「平塚君が帰って来る頃を見計らって帰るというのはどうかしら?」
「それもイジメに入るんじゃないですか」
どんだけ健をいじめたいんだよお前ら。
「マトモな意見、というか対象が健じゃないものはないのか」
アイツの扱いが日に日に悪くなってる気がするぞ。
「健いじり以外だと祐希のストーキングしかないけど、それで良いならやるよ?」
「お前の行動パターン少なすぎだろ」
「氷室先輩の私物を使うのでも良いですよ?」
「対象が健じゃないものってそういう意味じゃないからな? 俺が対象だから許されるわけじゃないからな?」
「じゃあ、今すぐ帰る? それも良いわよ?」
「帰る時間の問題でもないんですけどね」
「することないなら帰りましょうよ」
まぁ、それも一理あるっちゃあるんですけどね、そうじゃないんですよ。今日何するか聞いたのに何もせずに帰るってのはおかし──くないな。あれ? 俺はどこで間違ったんだ?
「······帰りますか」
「あら、帰るのね。本当にすることないなら皆私のうちにくる? 色々遊べるものはあるわよ?」
ふむ、先輩の家か。あの父親が居る家という意味でも興味あるな。
「先輩のおうちですか? 行きたいです!」
あぁ、琴音ちゃんが速攻で食い付いた。
「わたしも興味ある。お金持ちの家、色々ありそう」
「歩香、お前盗みでも働くつもりか」
「そんなことしないよ。物色だけ」
充分ダメな気もするがな。
「じゃあ、決まりね。帰るわよ」
あ、俺の意見は無くていいんですね。
いや、まぁ良いけど。
健のやる気がない。いつもよりない。
「え? 何かやってたことありましたっけ?」
琴音ちゃん、それ言っちゃダメだよ。
「健を部室から追い出せるなら何かやる」
歩香、最近酷いな。露骨に追い出そうとしてるぞお前。
「何で俺が追い出される前提の話を自分でしなきゃなんないんだよ」
と、いつものように話していたところ、
──コンコン
部室の扉がノックされた。
「はい、なんですか?」
入って来たのは女性の教師だった。見た目的には神流先輩と被るな。黒髪ロングの眼鏡で有能そうで。
「平塚は居るか?」
「あ、はい。俺ですけど、何かありました?」
「何かありましたかじゃないだろう。部長は集まれと言われていたはずだが?」
「あれ? それってこの間終わったんじゃ?」
姫島を勧誘しに行った時のやつか。
「話を聞いていたか? 話は終わってない。早く来るんだ」
健は教師に連れていかれてしまった。結局退場か。
「最近ホントに平塚君、メインから外されかけてるわよねぇ」
外部からの圧力かな。
「結局健消えたが、どうする? 本当にすること無いぞ?」
「健の椅子を窓から投げたい」
「ただの陰湿なイジメだな」
「平塚先輩の私物で私の能力の訓練とかダメですか?」
「健の私物限定ってとこに引っ掛かるな。アイツなんか悪いことしたか」
「平塚君が帰って来る頃を見計らって帰るというのはどうかしら?」
「それもイジメに入るんじゃないですか」
どんだけ健をいじめたいんだよお前ら。
「マトモな意見、というか対象が健じゃないものはないのか」
アイツの扱いが日に日に悪くなってる気がするぞ。
「健いじり以外だと祐希のストーキングしかないけど、それで良いならやるよ?」
「お前の行動パターン少なすぎだろ」
「氷室先輩の私物を使うのでも良いですよ?」
「対象が健じゃないものってそういう意味じゃないからな? 俺が対象だから許されるわけじゃないからな?」
「じゃあ、今すぐ帰る? それも良いわよ?」
「帰る時間の問題でもないんですけどね」
「することないなら帰りましょうよ」
まぁ、それも一理あるっちゃあるんですけどね、そうじゃないんですよ。今日何するか聞いたのに何もせずに帰るってのはおかし──くないな。あれ? 俺はどこで間違ったんだ?
「······帰りますか」
「あら、帰るのね。本当にすることないなら皆私のうちにくる? 色々遊べるものはあるわよ?」
ふむ、先輩の家か。あの父親が居る家という意味でも興味あるな。
「先輩のおうちですか? 行きたいです!」
あぁ、琴音ちゃんが速攻で食い付いた。
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「歩香、お前盗みでも働くつもりか」
「そんなことしないよ。物色だけ」
充分ダメな気もするがな。
「じゃあ、決まりね。帰るわよ」
あ、俺の意見は無くていいんですね。
いや、まぁ良いけど。
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