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最終章
終.寂しくもあり、嬉しくもあり
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「──と、いうわけなんだ」
先程から数分後。雰囲気クラッシャーこと健への状況説明を日森が終えたところだ。
「なるほどなー。よし、異能研入れよ」
『は──?』
いやいやいや、何でそうなる。そんな話してなかっただろ。
見ろよ、皆ポカンとしてるよ。
「え! 良いの!?」
え、入るの!?
「おう、良いぞ。そのノートの異変に異能力の可能性があるのなら、それを見逃す手は無いしな。それに、未来予知とも、物を作り出す能力とも違うとなると聞いたことがないからな」
優しさで勧誘したわけじゃないのか。あくまで自分の欲のためなんだな。
「でも異能力じゃなかったらどうするの?」
歩香が言った。
「いや、その時はその時だろう。別に能力者限定じゃないんだからな。変人しかここにいないから誰も入りたがらないだけだ」
「変人って、私も含まれてるのかしら? そうだとしたら心外なのだけれど」
「変人なのは健だけですよ、先輩」
恐らく健の変人度合いが大きすぎて誰も入りたがらないんだろう。
「何で俺だけ変人扱いされてんだよ!?」
「当たり前」「いつも通りですね」
健がアウェーなのがお決まりのパターンになったな。
「あはは、これもお決まりだね」
「もう、良いわ。これは諦める。どうせこのパターンは改善しないんだろう」
まぁ、これはもう仕方ないよな。面白いし。
「それで、どうするんだ? 入るか?」
忘れてた。何で変人の話になったんだよ。どこで脱線したんだ。
「ぜひ入らせてほしいな。もしかしたらノートの続きが書けるようになるかもしれないしね」
ノートは結局書くんだな。嫌とは言わないが。
「じゃあ決まりだな。よろしく頼む。──えっと、名前なんだっけ?」
「あれ? 言ってなかったっけ? 僕は日森だよ」
「おう、そうか。よろしくな、日森」
健が手を差し出す。
それを握って、日森は──
「うん! よろしくね! 皆!」
──後日談になるが、結局日森はノートの続きを書けてはいない。数日経ったらもう、日森がノートを開いてウンウン唸ってるのがお決まりの光景になっていた。まぁ、それでも楽しそうだから、問題は無い。
まだ謎は残ってるが、知らなくても支障は無いし、知らない方が幸せなこともあるだろう。
あ、そうそう、余談だが、エミリアは後日部室に現れた時に、なぜか日森が気に入ったらしく、休日には日森を連れ回してたりする。楽しそうでなによりだ。
あ、これも余談になるが、日森は、書いた話を小説を投稿するサイトに出すと言っていた。ぜひ読んでみたいものだ。というか、今のこの文ももしかしたら小説になるのか? そうだとしたら、なんだか恥ずかしいが、これだけは言わなきゃいけないよな。
もう会うことは無いかもしれないが、ここまで読んでくれてありがとう。拙い部分もあったかもしれないが、終わりとなると、なんだか寂しいものもあるが、日森が書けないのなら仕方ない。
もう一度言わせてもらおう。
本当にありがとう
先程から数分後。雰囲気クラッシャーこと健への状況説明を日森が終えたところだ。
「なるほどなー。よし、異能研入れよ」
『は──?』
いやいやいや、何でそうなる。そんな話してなかっただろ。
見ろよ、皆ポカンとしてるよ。
「え! 良いの!?」
え、入るの!?
「おう、良いぞ。そのノートの異変に異能力の可能性があるのなら、それを見逃す手は無いしな。それに、未来予知とも、物を作り出す能力とも違うとなると聞いたことがないからな」
優しさで勧誘したわけじゃないのか。あくまで自分の欲のためなんだな。
「でも異能力じゃなかったらどうするの?」
歩香が言った。
「いや、その時はその時だろう。別に能力者限定じゃないんだからな。変人しかここにいないから誰も入りたがらないだけだ」
「変人って、私も含まれてるのかしら? そうだとしたら心外なのだけれど」
「変人なのは健だけですよ、先輩」
恐らく健の変人度合いが大きすぎて誰も入りたがらないんだろう。
「何で俺だけ変人扱いされてんだよ!?」
「当たり前」「いつも通りですね」
健がアウェーなのがお決まりのパターンになったな。
「あはは、これもお決まりだね」
「もう、良いわ。これは諦める。どうせこのパターンは改善しないんだろう」
まぁ、これはもう仕方ないよな。面白いし。
「それで、どうするんだ? 入るか?」
忘れてた。何で変人の話になったんだよ。どこで脱線したんだ。
「ぜひ入らせてほしいな。もしかしたらノートの続きが書けるようになるかもしれないしね」
ノートは結局書くんだな。嫌とは言わないが。
「じゃあ決まりだな。よろしく頼む。──えっと、名前なんだっけ?」
「あれ? 言ってなかったっけ? 僕は日森だよ」
「おう、そうか。よろしくな、日森」
健が手を差し出す。
それを握って、日森は──
「うん! よろしくね! 皆!」
──後日談になるが、結局日森はノートの続きを書けてはいない。数日経ったらもう、日森がノートを開いてウンウン唸ってるのがお決まりの光景になっていた。まぁ、それでも楽しそうだから、問題は無い。
まだ謎は残ってるが、知らなくても支障は無いし、知らない方が幸せなこともあるだろう。
あ、そうそう、余談だが、エミリアは後日部室に現れた時に、なぜか日森が気に入ったらしく、休日には日森を連れ回してたりする。楽しそうでなによりだ。
あ、これも余談になるが、日森は、書いた話を小説を投稿するサイトに出すと言っていた。ぜひ読んでみたいものだ。というか、今のこの文ももしかしたら小説になるのか? そうだとしたら、なんだか恥ずかしいが、これだけは言わなきゃいけないよな。
もう会うことは無いかもしれないが、ここまで読んでくれてありがとう。拙い部分もあったかもしれないが、終わりとなると、なんだか寂しいものもあるが、日森が書けないのなら仕方ない。
もう一度言わせてもらおう。
本当にありがとう
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