5 / 15
誰かと一緒のほうがご飯は美味しい
しおりを挟む
揺さぶられてる………。まだ寝かせてよぉ………。むにゃむにゃ。
「そうですか。昼食はいらないんですか?」
凛とした透き通るきれいな声……誰…?あ、思い出したっ!!新しく来てくれた子だ。昼食になったら起こしてくれるって言ってたんだった。僕はガバっと起き上がった。
「……あれ?いつも……の食事じゃないね」
「そうですね。体が弱ってる人に良くないので処分しました。というわけで私の料理で申し訳ないのですがこちらの卵の粥をどうぞ」
手作りだった!!僕、これ知ってる。確か母様が小さい頃は僕のために作ってくれてたんだ。懐かしいなぁ。
「…ニアは?」
「私は後で食べますので。お気になさらず」
ニアは僕が使ってない机で何かを書いていた。なんだろうと顔を近づけてみたけどサッと隠されてしまった。えー、見たかったなぁ。
「仕事用ですので」
「仕事……。お狐様の行進?」
「はぁ。アレは暫く起きないでしょうね。銀髪さんの健康管理用ですよ」
「僕の………」
どうやら、僕の健康帳みたいな感じに書いてるらしい。ちょっと照れくさいなぁ。あむっ。美味しいなぁ、でも一緒に食べたい………。
「一緒に食べない?」
「結構です……猫舌なので」
仮面を取りたくないの…かな?でも、いてくれるだけでも食事が楽しく感じる気がする。いつもは食事殆ど入らなかったけど今日は結構食べたよ。お腹が温もる感じで暖かくて気持ちがいい。どうしてだろ。ニアが小さな器を僕に無言で渡した。中にはりんごが一切れ入っていた。食べろということなんだろうね。うーん。りんご食べたらちょうどいいお腹の具合だよ。あ、お薬飲まないと………。
「………えと……ニア?もしかして僕のお薬持ってない?」
「……医者から新しいお薬が出てるのでコレ飲んでおいて下さい」
ニアは僕の机の引き出しから薬を取り出し、わたした。でも、新しい薬なんて聞いてないんだけど…?
「何故そこで疑り深くなるんですか?はぁ…言われたものは言われたとしか言えませんよ」
そう……だよね。こっちの薬のほうが飲みやすい。なんだか……今日は体調が珍しくいいのかも知れないなぁ。気持ちいい陽気で心地よく感じるもん。
「オセロでもしますか?」
へっ?びっくりした。オセロ……。異世界人が伝えた遊びだよね。やるやる!………娯楽…寝たきりだと殆どないから調子の良い今なら出来るかも!わくわく!
「そうですか。昼食はいらないんですか?」
凛とした透き通るきれいな声……誰…?あ、思い出したっ!!新しく来てくれた子だ。昼食になったら起こしてくれるって言ってたんだった。僕はガバっと起き上がった。
「……あれ?いつも……の食事じゃないね」
「そうですね。体が弱ってる人に良くないので処分しました。というわけで私の料理で申し訳ないのですがこちらの卵の粥をどうぞ」
手作りだった!!僕、これ知ってる。確か母様が小さい頃は僕のために作ってくれてたんだ。懐かしいなぁ。
「…ニアは?」
「私は後で食べますので。お気になさらず」
ニアは僕が使ってない机で何かを書いていた。なんだろうと顔を近づけてみたけどサッと隠されてしまった。えー、見たかったなぁ。
「仕事用ですので」
「仕事……。お狐様の行進?」
「はぁ。アレは暫く起きないでしょうね。銀髪さんの健康管理用ですよ」
「僕の………」
どうやら、僕の健康帳みたいな感じに書いてるらしい。ちょっと照れくさいなぁ。あむっ。美味しいなぁ、でも一緒に食べたい………。
「一緒に食べない?」
「結構です……猫舌なので」
仮面を取りたくないの…かな?でも、いてくれるだけでも食事が楽しく感じる気がする。いつもは食事殆ど入らなかったけど今日は結構食べたよ。お腹が温もる感じで暖かくて気持ちがいい。どうしてだろ。ニアが小さな器を僕に無言で渡した。中にはりんごが一切れ入っていた。食べろということなんだろうね。うーん。りんご食べたらちょうどいいお腹の具合だよ。あ、お薬飲まないと………。
「………えと……ニア?もしかして僕のお薬持ってない?」
「……医者から新しいお薬が出てるのでコレ飲んでおいて下さい」
ニアは僕の机の引き出しから薬を取り出し、わたした。でも、新しい薬なんて聞いてないんだけど…?
「何故そこで疑り深くなるんですか?はぁ…言われたものは言われたとしか言えませんよ」
そう……だよね。こっちの薬のほうが飲みやすい。なんだか……今日は体調が珍しくいいのかも知れないなぁ。気持ちいい陽気で心地よく感じるもん。
「オセロでもしますか?」
へっ?びっくりした。オセロ……。異世界人が伝えた遊びだよね。やるやる!………娯楽…寝たきりだと殆どないから調子の良い今なら出来るかも!わくわく!
0
あなたにおすすめの小説
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
余命僅かな大富豪を看取って、円満に未亡人になるはずでした
ぜんだ 夕里
恋愛
傾きかけた家を救うため、私が結んだのはあまりにも不謹慎な契約――余命いくばくもない大富豪の辺境伯様と結婚し、彼の最期を穏やかに看取ることで莫大な遺産を相続する、というものだった。
しかし、人の死を利用して富を得るなど不正義!
そう考えた私が立てたのは、前代未聞の計画。
「そうだ、遺産が残らないくらい贅沢の限りを尽くしてもらえば、すべて丸く収まるじゃない!」
彼女の離縁とその波紋
豆狸
恋愛
夫にとって魅力的なのは、今も昔も恋人のあの女性なのでしょう。こうして私が悩んでいる間もふたりは楽しく笑い合っているのかと思うと、胸にぽっかりと穴が開いたような気持ちになりました。
※子どもに関するセンシティブな内容があります。
身を引いたのに、皇帝からの溺愛が止まりません ~秘された珠の還る場所~
ささゆき細雪
恋愛
五年前、内乱の混乱のなかで姿を消した最愛の妃・白瑤華(はくようか)。
彼女を失った皇帝・景玄耀(けいげんよう)は、その後ただ一人を想い続けながら執務に追われていた。そんなある日、書類に彼女の名前を発見し、居ても立っても居られなくなる。
――死んだはずの彼女が、生きている?
同姓同名かもしれないが確かめずにいられなくなった彼は地方巡察を決行。そこで、彼によく似た幼子とともに彼女と再会、地方官吏として働く瑤華と、珠児(しゅじ)を見て、皇帝は決意する――もう二度と、逃がさないと。
「今さら、逃げ道があると思うなよ」
瑤華を玄耀は責めずに、待ちの姿勢で包み込み、囲い込んでいく。
秘された皇子と、選び直した愛。
三人で食卓を囲む幸福が、国をも動かすことになるなんて――?
* * *
後宮から逃げ出して身を引いたのに、皇帝の溺愛は止まらない――これはそんな、中華風異世界ロマンス。
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる