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グラディウス王国 ムッカの街
出会い (セラス視点) 2
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移動中の魔物は全部躱し、予定通りに半日で目的の場所に着いた。
「ここから先が問題の場所か・・・・・・、まずは試しに1度近づいてみるか」
聞いていた場所に予定通り着いたセラスは、報告された内容が本当なのか、確かめる為に1度近づいてみることにした。
しばらく歩いていると、何か違和感を感じた。
1度足を止め周りを見てみると、行こうとしていた場所から少し距離が離れたところに立っている。
やはり、目的の場所に近づけないように、無意識下で避けるような結界でも張られているのだろうか?
よく周りを観察してみると一瞬だが、空間が歪んだように見えた。
一瞬だったが見間違えとは思えない。
やっぱり結界か・・・・・・
結界が張られているのはわかったが、近づけない以上調べることも壊すこともできない。
この結界は俺でもどうする事もできないな
セラスにはわかっていた、これ以上は自分でも近づけないことに。
それだけ、この結界は強力な力で張られたものだ。
これ以上、この場にいても何も出来ることはないので、報告するために街に戻る事に決め、行きと同じ雷魔法を発動しようとした時、背後から音がしたので振り返った。
「誰だ!出てこい!」
魔物の気配はなかったはずだ
もう少し気配を探って見ると人の気配のようだが、出てくる様子がない。
警戒しているのかもしれない。
もう一度、今度は冷静に声をかけてみる。
「敵意がない事は分かっている。攻撃はしないから出てこい」
もう一度声をかけてから少し経った頃、草むらから出てきたのは5歳くらいの子供だった・・・・・・
その子供は、銀髪で毛先の方が徐々に青色になっている見た事のない髪色で、瞳はさまざまな色が綺麗に混ざった不思議な瞳。見ていると何もかも見透かされているように感じてしまう。
少し不思議な瞳に見入ってしまったが、何故こんな危険な森の中に子供がいるのか疑問に思う。
「子供・・・・・・?」
何故こんな場所にいるんだ?
捨てられたならもっと森の入り口の方に捨てられるはずだ、こんな森の深くにいるのはおかしくないか?
よく子供を観察してみると、仕立ての良い綺麗な青色のワンピースを着ている。
誘拐か?
誘拐の可能性が高いと感じたが、ここで詳しく聞くのは危険だと思い、移動するために子供に声をかけようと子供の方を見るがこちらを見たまま動かない。
「おい?どうした?」
不思議に思い声をかけるが動く様子がない。
心配になりもう一度声をかけてみる。
「大丈夫か?」
ズザザッ!
声をかけながら怪我などの確認のために子供に近づこうとしたが、ほんの少し近づいたところで、凄い勢いで後ろに避けられてしまった。
・・・・・・・・・・・・。
避けられた事にショックを感じ、少し落ち込んでしまったが、早く移動しないと魔物が気づいて寄ってきてしまうので、ここが危険な場所で早く移動した方がいい事を伝える。
「ここは君みたいな子供には危険な場所だ。君を見つけたからには、ここに置いていく事は、俺にはできない。だから、俺と一緒に街まで行かないか?
君が嫌だと思う事はしないと約束する」
子供と目線を合わせながら伝えると、考え始めたので静かに待つ。
数分後、考えがまとまったのかこちらに目線を合わせ、話し始めた。
「わ、わかりました。ひとまず、この森を出るまでは、貴方について行ってもいいですか?」
「ああ」
ついて行ってもいいか?と聞かれたが、そのつもりで提案していたので迷わず頷く。
そこで、子供と一緒に移動するには、1人で移動する時の方法だと負担がかかってしまうと思い、別の方法で移動する事に決めたが、その移動方法だと途中で1晩野営しなくてはならない。
なので、移動のことも含めこれからのことを伝える。
「そうだ、急ぐ為に君を抱えて走る事になるがいいか?
それに、ここからだと急いで走っても2日はかかるから途中で野営をしなくてはならないが・・・・・・、大丈夫か?」
「大丈夫です。」
さっきの事で少し不安だったがすぐに大丈夫と言われホッとする。
「そうか。それじゃあ日が落ちる前に行けるところまで行きたいから、すぐに出発しよう」
「はい」
森を出るまでのことが決まったので、さっそく出発する為に、子供に近づき持ち上げ片手に抱きかかえ、身体強化と風魔法を発動して走り出した。
「ここから先が問題の場所か・・・・・・、まずは試しに1度近づいてみるか」
聞いていた場所に予定通り着いたセラスは、報告された内容が本当なのか、確かめる為に1度近づいてみることにした。
しばらく歩いていると、何か違和感を感じた。
1度足を止め周りを見てみると、行こうとしていた場所から少し距離が離れたところに立っている。
やはり、目的の場所に近づけないように、無意識下で避けるような結界でも張られているのだろうか?
よく周りを観察してみると一瞬だが、空間が歪んだように見えた。
一瞬だったが見間違えとは思えない。
やっぱり結界か・・・・・・
結界が張られているのはわかったが、近づけない以上調べることも壊すこともできない。
この結界は俺でもどうする事もできないな
セラスにはわかっていた、これ以上は自分でも近づけないことに。
それだけ、この結界は強力な力で張られたものだ。
これ以上、この場にいても何も出来ることはないので、報告するために街に戻る事に決め、行きと同じ雷魔法を発動しようとした時、背後から音がしたので振り返った。
「誰だ!出てこい!」
魔物の気配はなかったはずだ
もう少し気配を探って見ると人の気配のようだが、出てくる様子がない。
警戒しているのかもしれない。
もう一度、今度は冷静に声をかけてみる。
「敵意がない事は分かっている。攻撃はしないから出てこい」
もう一度声をかけてから少し経った頃、草むらから出てきたのは5歳くらいの子供だった・・・・・・
その子供は、銀髪で毛先の方が徐々に青色になっている見た事のない髪色で、瞳はさまざまな色が綺麗に混ざった不思議な瞳。見ていると何もかも見透かされているように感じてしまう。
少し不思議な瞳に見入ってしまったが、何故こんな危険な森の中に子供がいるのか疑問に思う。
「子供・・・・・・?」
何故こんな場所にいるんだ?
捨てられたならもっと森の入り口の方に捨てられるはずだ、こんな森の深くにいるのはおかしくないか?
よく子供を観察してみると、仕立ての良い綺麗な青色のワンピースを着ている。
誘拐か?
誘拐の可能性が高いと感じたが、ここで詳しく聞くのは危険だと思い、移動するために子供に声をかけようと子供の方を見るがこちらを見たまま動かない。
「おい?どうした?」
不思議に思い声をかけるが動く様子がない。
心配になりもう一度声をかけてみる。
「大丈夫か?」
ズザザッ!
声をかけながら怪我などの確認のために子供に近づこうとしたが、ほんの少し近づいたところで、凄い勢いで後ろに避けられてしまった。
・・・・・・・・・・・・。
避けられた事にショックを感じ、少し落ち込んでしまったが、早く移動しないと魔物が気づいて寄ってきてしまうので、ここが危険な場所で早く移動した方がいい事を伝える。
「ここは君みたいな子供には危険な場所だ。君を見つけたからには、ここに置いていく事は、俺にはできない。だから、俺と一緒に街まで行かないか?
君が嫌だと思う事はしないと約束する」
子供と目線を合わせながら伝えると、考え始めたので静かに待つ。
数分後、考えがまとまったのかこちらに目線を合わせ、話し始めた。
「わ、わかりました。ひとまず、この森を出るまでは、貴方について行ってもいいですか?」
「ああ」
ついて行ってもいいか?と聞かれたが、そのつもりで提案していたので迷わず頷く。
そこで、子供と一緒に移動するには、1人で移動する時の方法だと負担がかかってしまうと思い、別の方法で移動する事に決めたが、その移動方法だと途中で1晩野営しなくてはならない。
なので、移動のことも含めこれからのことを伝える。
「そうだ、急ぐ為に君を抱えて走る事になるがいいか?
それに、ここからだと急いで走っても2日はかかるから途中で野営をしなくてはならないが・・・・・・、大丈夫か?」
「大丈夫です。」
さっきの事で少し不安だったがすぐに大丈夫と言われホッとする。
「そうか。それじゃあ日が落ちる前に行けるところまで行きたいから、すぐに出発しよう」
「はい」
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