27 / 32
グラディウス王国 ムッカの街
ムッカの街 1
しおりを挟む
走り出してから数時間後、途中お昼ご飯を食べる時に1度止まったけど、それ以外は魔物にも遭遇する事もなくセラスはずっと走り続けていた。
「おい。ついたぞ」
お昼ご飯を食べてお腹がいっぱいでウトウトしていた私をセラスが抱き上げ、また走り出してから1時間程経った頃そうセラスに声をかけかれ、ハッと目が覚めた。
ついたと言われ顔を上げ見えたのは、大きな壁と門?の所に並んでいる数人の冒険者らしき人達。
「ここは?」
「ここはあの森から一番近い『ムッカ』という街だ。あの門で身分証を出すか身分証が無い者は犯罪等犯してなければ小銀貨1枚出せば仮の身分証がもらえ、街の中に入れる。
仮の身分証は、2週間が期限だからその間に冒険者ギルド等に登録して身分証を作る者が多い。
あと、仮の身分証はギルド等で登録した後に門にいる兵士に返し、登録した身分証を見せれば入る時に払った金は返えしてもらえる」
うんうんと相槌をしながら聞いていたけど、森を出るまで一緒に行動する約束じゃなかったっけ?と思いセラスに聞いてみる。
「ねえ、森を出るまでの約束じゃなかったっけ?」
「お前は寝てたし、森を出ても危険なのは変わらないから街まで行くことにしたんだ」
「そうなんだ」
「ああ。それに、俺が今受けている依頼にお前も関係しているかもしれないから、一緒にギルマスに会ってほしくてな」
ギルマスってギルドマスターのことだよね?
「わかった」
「じゃあ行くか」
セラスの説明に納得した私は、セラスに抱えられたまま門へ向かった。
門に着いたら下ろしてほしいって言おう・・・・・・
門の前につくと、数人並んでいる人がいたので一番後ろに並んだ。
ちょうどいいので、待ってる間にセラスに下ろしてほしいと言ってみる。
「あの、門の前まできたからそろそろ下ろしてほしいな」
「いや、冒険者ギルドにつくまではこのままで行く」
「どうして?」
「街の中は、人が沢山いるからはぐれない為だ」
「わかった」
下ろしてもらえなかったのは残念だが、セラスの言った理由には納得したので素直に諦める。
はぐれたら困るもんね!
そうして話していると、私達の番になった。
「身分証の提示をお願いします」
そう兵士さんから言われ、セラスはアイテムボックスからギルドカードを取り出し、兵士さんに渡す。
渡されたギルドカードを見た兵士さんは驚いた顔になったが、すぐに表情を戻しギルドカードをセラスに返した。
「確認しました。
それで・・・・・・その子供は・・・・・・?」
ギルドカードをセラスに返した時に兵士さんが私に気づいたのか、困惑しながらセラスに聞いている。
「魔の森の中で保護した。依頼に関係しているかもしれないのでギルドに連れて行きギルマスに判断を仰ごうと思う」
「わかりました。ですが決まりですので、身分証が無い場合、街に入るには犯罪が無いかの確認と小銀貨1枚がかかります」
「大丈夫だ」
「では、こちらへどうぞ」
セラスと兵士さんが話しているのを静かに待っていると、兵士さんに案内され、門の中に入ってすぐの所にあった部屋に通された。
部屋の中には、剣や鎧が沢山入った箱と1つの机があり、その机の上には丸い水晶が乗っていた。
「こちらにある水晶に手を置いて下さい」
後から入って来た兵士さんが机の前まで行き、机の上の水晶を手で示しながら言うと、セラスが机の前まで行き私の手が届くようにしてくれる。
「これで手が届くか?」
「うん」
手を伸ばし水晶に手を置くが何も起こらない。
何も起こらないので首を傾げていると、兵士さんが話し始めた。
「犯罪等は無いですね。小銀貨1枚は先程もらっているので、こちらが仮の身分証になります。
冒険者ギルドで登録をされたらまたこちらに来てください。登録された身分証の確認と仮の身分証の返却がされしだい、支払ってもらった小銀貨1枚はお返しします」
セラスがいつの間にかお金を渡していたようで兵士さんから仮の身分証をもらい、セラスに聞いていたのと同じ説明を兵士さんからも説明された。
「ありがとうございます」
兵士さんにお礼を言うと、こちらを見て微笑んでくれた。
「きちんとお礼が言えるのはいい事ですよ。ようこそムッカの街へ」
そう歓迎してくてた兵士さんは、部屋を出ると元の場所に戻って行った。
「冒険者ギルドに行くぞ」
戻る兵士さんを見ているとセラスにそう言われ、兵士さんとは反対の方向に歩き出した。
「おい。ついたぞ」
お昼ご飯を食べてお腹がいっぱいでウトウトしていた私をセラスが抱き上げ、また走り出してから1時間程経った頃そうセラスに声をかけかれ、ハッと目が覚めた。
ついたと言われ顔を上げ見えたのは、大きな壁と門?の所に並んでいる数人の冒険者らしき人達。
「ここは?」
「ここはあの森から一番近い『ムッカ』という街だ。あの門で身分証を出すか身分証が無い者は犯罪等犯してなければ小銀貨1枚出せば仮の身分証がもらえ、街の中に入れる。
仮の身分証は、2週間が期限だからその間に冒険者ギルド等に登録して身分証を作る者が多い。
あと、仮の身分証はギルド等で登録した後に門にいる兵士に返し、登録した身分証を見せれば入る時に払った金は返えしてもらえる」
うんうんと相槌をしながら聞いていたけど、森を出るまで一緒に行動する約束じゃなかったっけ?と思いセラスに聞いてみる。
「ねえ、森を出るまでの約束じゃなかったっけ?」
「お前は寝てたし、森を出ても危険なのは変わらないから街まで行くことにしたんだ」
「そうなんだ」
「ああ。それに、俺が今受けている依頼にお前も関係しているかもしれないから、一緒にギルマスに会ってほしくてな」
ギルマスってギルドマスターのことだよね?
「わかった」
「じゃあ行くか」
セラスの説明に納得した私は、セラスに抱えられたまま門へ向かった。
門に着いたら下ろしてほしいって言おう・・・・・・
門の前につくと、数人並んでいる人がいたので一番後ろに並んだ。
ちょうどいいので、待ってる間にセラスに下ろしてほしいと言ってみる。
「あの、門の前まできたからそろそろ下ろしてほしいな」
「いや、冒険者ギルドにつくまではこのままで行く」
「どうして?」
「街の中は、人が沢山いるからはぐれない為だ」
「わかった」
下ろしてもらえなかったのは残念だが、セラスの言った理由には納得したので素直に諦める。
はぐれたら困るもんね!
そうして話していると、私達の番になった。
「身分証の提示をお願いします」
そう兵士さんから言われ、セラスはアイテムボックスからギルドカードを取り出し、兵士さんに渡す。
渡されたギルドカードを見た兵士さんは驚いた顔になったが、すぐに表情を戻しギルドカードをセラスに返した。
「確認しました。
それで・・・・・・その子供は・・・・・・?」
ギルドカードをセラスに返した時に兵士さんが私に気づいたのか、困惑しながらセラスに聞いている。
「魔の森の中で保護した。依頼に関係しているかもしれないのでギルドに連れて行きギルマスに判断を仰ごうと思う」
「わかりました。ですが決まりですので、身分証が無い場合、街に入るには犯罪が無いかの確認と小銀貨1枚がかかります」
「大丈夫だ」
「では、こちらへどうぞ」
セラスと兵士さんが話しているのを静かに待っていると、兵士さんに案内され、門の中に入ってすぐの所にあった部屋に通された。
部屋の中には、剣や鎧が沢山入った箱と1つの机があり、その机の上には丸い水晶が乗っていた。
「こちらにある水晶に手を置いて下さい」
後から入って来た兵士さんが机の前まで行き、机の上の水晶を手で示しながら言うと、セラスが机の前まで行き私の手が届くようにしてくれる。
「これで手が届くか?」
「うん」
手を伸ばし水晶に手を置くが何も起こらない。
何も起こらないので首を傾げていると、兵士さんが話し始めた。
「犯罪等は無いですね。小銀貨1枚は先程もらっているので、こちらが仮の身分証になります。
冒険者ギルドで登録をされたらまたこちらに来てください。登録された身分証の確認と仮の身分証の返却がされしだい、支払ってもらった小銀貨1枚はお返しします」
セラスがいつの間にかお金を渡していたようで兵士さんから仮の身分証をもらい、セラスに聞いていたのと同じ説明を兵士さんからも説明された。
「ありがとうございます」
兵士さんにお礼を言うと、こちらを見て微笑んでくれた。
「きちんとお礼が言えるのはいい事ですよ。ようこそムッカの街へ」
そう歓迎してくてた兵士さんは、部屋を出ると元の場所に戻って行った。
「冒険者ギルドに行くぞ」
戻る兵士さんを見ているとセラスにそう言われ、兵士さんとは反対の方向に歩き出した。
45
あなたにおすすめの小説
ギルドの小さな看板娘さん~実はモンスターを完全回避できちゃいます。夢はたくさんのもふもふ幻獣と暮らすことです~
うみ
ファンタジー
「魔法のリンゴあります! いかがですか!」
探索者ギルドで満面の笑みを浮かべ、元気よく魔法のリンゴを売る幼い少女チハル。
探索者たちから可愛がられ、魔法のリンゴは毎日完売御礼!
単に彼女が愛らしいから売り切れているわけではなく、魔法のリンゴはなかなかのものなのだ。
そんな彼女には「夜」の仕事もあった。それは、迷宮で迷子になった探索者をこっそり助け出すこと。
小さな彼女には秘密があった。
彼女の奏でる「魔曲」を聞いたモンスターは借りてきた猫のように大人しくなる。
魔曲の力で彼女は安全に探索者を救い出すことができるのだ。
そんな彼女の夢は「魔晶石」を集め、幻獣を喚び一緒に暮らすこと。
たくさんのもふもふ幻獣と暮らすことを夢見て今日もチハルは「魔法のリンゴ」を売りに行く。
実は彼女は人間ではなく――その正体は。
チハルを中心としたほのぼの、柔らかなおはなしをどうぞお楽しみください。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
ハイエルフの幼女に転生しました。
レイ♪♪
ファンタジー
ネグレクトで、死んでしまったレイカは
神様に転生させてもらって新しい世界で
たくさんの人や植物や精霊や獣に愛されていく
死んで、ハイエルフに転生した幼女の話し。
ゆっくり書いて行きます。
感想も待っています。
はげみになります。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)
なかじまあゆこ
ファンタジー
可愛いもふもふ達とアリナは異世界でスローライフをします。
異世界召喚された安莉奈は幼女の姿になっていた。神様に与えられた能力を使い眷属聖獣猫モフにゃーや魔獣のライオン魔獣鳥に魔獣の日焼けとお料理を創造します!
熊元安莉奈(くまもとありな)は黄色のバスに乗せられ異世界召喚された。 そして、なぜだか幼女の姿になっていた。しかも、日本の地球人だったことを忘れていたのだ。 優しいモリーナ夫妻に養子として引き取れた安莉奈はアリナになった。 モリーナ夫妻はカフェ食堂を経営していたが繁盛しておらず貧乏だった。料理が出来ないアリナはお皿洗いなどのお手伝いを小さな体ながらしていたのだけど。 神様から日本料理を創造する力が与えられていた! その力を使うと。
地球では辛い生活を送っていた安莉奈が異世界ではアリナとしてお父さんに激愛され幸せに生きている。
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる