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613.ひとたまりもない小話(植物学の日)
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「うおっと、危ねー」
「さすが晴海、ナイス回避。危うくお花を潰しちゃうところだったね」
「スケボーの車輪でいっちまったらかなりヤベーよなたぶん」
「すかさず飛び越えられるなんてカッコいい」
「ふふん」
「このお花も晴海に感謝してるんじゃないかな」
「この花って名前あんの」
「もちろん。本邦植物学の父曰く、雑草という草はない、っていうくらいだから」
「へー! どんな草花でも名前アリって?」
「分類されてるってことなんだろうねえ」
ちなみに晴海の足下で可憐に揺れているのはサクラソウだ。それを晴海に教えると、晴海は長い足を折り畳んでしゃがみ込み、「サクラソウごめんな」と謝った。きちんと目線を合わせて真摯に名前を呼ぶのだから、これが人間だったらひとたまりもないだろう。
(了)230424
「さすが晴海、ナイス回避。危うくお花を潰しちゃうところだったね」
「スケボーの車輪でいっちまったらかなりヤベーよなたぶん」
「すかさず飛び越えられるなんてカッコいい」
「ふふん」
「このお花も晴海に感謝してるんじゃないかな」
「この花って名前あんの」
「もちろん。本邦植物学の父曰く、雑草という草はない、っていうくらいだから」
「へー! どんな草花でも名前アリって?」
「分類されてるってことなんだろうねえ」
ちなみに晴海の足下で可憐に揺れているのはサクラソウだ。それを晴海に教えると、晴海は長い足を折り畳んでしゃがみ込み、「サクラソウごめんな」と謝った。きちんと目線を合わせて真摯に名前を呼ぶのだから、これが人間だったらひとたまりもないだろう。
(了)230424
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