神獣ってモテますか？(モテないゲイは、魔法使いを目指す！@異世界版）

異世界来ちゃったのかな？

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「ダメ！
　ここから出ちゃ、ダメです！！！」

あ！そうだ、守られてたんだ。

「ごめんなさい
　チカちゃんが生まれて、浮かれてた。」

まだ、王様がどんな風に思ってるかわからないんだった。

「いや、この所順調だから、忘れてても仕方ない。
　だが、アキはもう少しちゃんと話そうね。
　端折りすぎだからね。」

神様がめっちゃ焦ってるって事はあまり、よく無い状況なんだろうな。





「アキ様、焔の子と言う事は、俺との子みたいですね。」

「あ、そうだね！
　ラゼルの属性魔力で作り出した子だもんね。
　勝手に名前決めちゃってごめんね。
　チカちゃん、って閃いたの！　
　もう、チカちゃんしかなかったの！
　そんでね、お話できるの、凄いよね！」

「え？会話ができるんですか？
　使役獣で？」

「そうだよ、触ったら回路が繋がったからどこにいても、どれだけ離れても、お話しできるって。」

うちの子自慢をしているつもりだったんだけど。
みんな頭を抱えてた。
あれ？
なんかやらかした？


「えー、アキ様？
　使役獣はあくまで使役されるもので、言葉は話せません。
　こちらの意を汲み取るといったくらいになります。
　会話ができるって、それ、使役獣じゃ無いですよ！」

「じゃあ、何かな？
　チカちゃんはチカちゃんだよ？」

ラドル、ラゼルは呆れてというか、なんか論外で、神様は笑い出しちゃった。

「チカちゃんは、聖獣だね。
　まさか、聖獣作っちゃうとか、ありえないわ～
　アキは凄いよ！」

ありゃ、聖獣って神獣と同じくらい？

ラドルを見ると説明してくれた。

「神獣は神と同一といわれています。
　聖獣は神の世界を支える柱と言われています。
　実際、聖獣がいたことはないですよね？
　神よ。」

「そうだ。
　聖獣の必要がなかったからな。
　アキにとって、聖獣が必要という事なのかもな？」

なら、外に出してみるかって聞こえた。







「ちょっと！
　キースだけ、ズルイ！
　私とも聖獣作ってくださいよ、アキ様！」

いの一番に、ラバルが言い始めた。　　

水の属性なら龍かなー、なんて事考えてたら、溢れてきた。

そう、トイレの渦！

大、小ってあるけど、何故か大でしか流さないんだよね。
あれってさー、小って流した気がしなくて、意味なくないかなー？
節水トイレなんて、一回流したてからまた流そうとしても、水が溜まるまで流せなくて、お店のトイレが列になっちゃうやつね。

とか思ってたら、鳴門海峡みたいな渦ができちゃって、いや、鳴門海峡知らないんだけど、イメージ的に大きい渦になって、そこからまあ、安定のやらかししました。

想像つくよねー。
だよねー。
あはは～、で、神様から凄く呆れられました。

なんか魔力が暴走気味です！！？