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異世界家族
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しおりを挟む「では、アキ様
私たちの世界へ、あの者のすぐ側へ送りますが、この世界の者とするために、周りから見た貴方の姿を変えさせて頂きます。
私達からは何も変わって見えませんが、
鏡に映る姿や、他の者からは違って見えます。
見た目は私の趣味で作らせて頂いたので、そこは期待してくださいね!」
期待?
最後のはちょっと気になるけど。
「分かりました。
宜しくお願いします。」
「アウィス殿、アキの力や遅くとも7日後には必ず戻らせると約束下さい。」
タロー様がせめてもの保険を要求した。
「それは絶対約束します!
アキ様の姿の見え方だけを変え、他の力や全て神獣神のまま、そして、どんな結果になろうとも7日後には戻します。
早期に決着が着いても、還って来させます。」
「ありがとう」
「オプスクリタス様、私たちこそ感謝をしています。」
神様は俺達から一歩離れて、顔を逸らしていた。
俺を抱いて慰めてくれた人なのに、どうしちゃったんだよ。
「神様、俺、ちゃんと決着付けてきます。
だから、神様もきちんと答えを出してくださいね。」
「アキ、私は」
「神様、行ってきます。
大好きな神様が、俺のためにした事だって理解してます。
だから、ね?」
ラエヴを本当に嫌いならそれも構わない。
でも、違うなら素直になれないだけなら。
アウィスに目眩し的な魔法をかけられて、鏡に映る姿は薄い緑の髪に、何も付けてないのにピンクの唇、白い肌、顔の作りは更に磨きのかかったドール顔になっていた!
「ちょ!
これ!
違和感ありすぎです!」
てか、これ自分の格好に寄せて来たよね?
パステルカラーてんこ盛りな!
「アウィス、さすがにこれは私たちの世界でも異質だよ。」
ラエヴ、エライ!
もっと言って!
「もぅっ
なら、これは?」
ふわふわの金髪巻き毛に、水の様な薄い青の瞳、顔はメン○レータムの女の子みたい。
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まあ、性別はしかたないかもだけど。
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「え、あの、それは
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