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9 ウマ息子の必殺技
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「……ちょっ、まっ、入らないでください!!」
「お前、大人になったら俺の嫁になれ」
「やめ、離して!! オルフェくん!! オルフェくーん!!」
「おい!! 騒ぐな」
ガバッと腕を首に回され、口を塞がれた。息が詰まる。僕は太りにくいけど筋肉もつきにくいモヤシっ子だが、さすがに女の子と同じではない。でも見るからに体格のいい男の腕力にはやはり、全くと言っていいほど歯が立たなかった。
オルフェくんに言われたことを思い出す。
『絶対表に出ないと約束してくれ。ここは多分、あんたのいた街より治安が悪い。最悪拐かされるぞ』
拐かす。誘拐。もし誘拐されたら、全く土地勘のない僕では絶対ここにたどり着けない。最悪、ここに居られるのは今日で最後になってしまう。それだけは絶対避けたい。僕はここを離れたくないのだ。絶対に。
誘拐されてたまるかと足をバタつかせたり、巻きついた腕を殴ってみたり精一杯暴れていると、頭上でグッ、と男が唸る声が聞こえた。
突然身体が自由になり、勢い余って倒れ込んだ。地面に影が差したと思ったら、オルフェくんが僕の前に立っていた。
風を切る音がした。
それはもう、演舞のように美しい回し蹴りだった。
ラグーさんらしき男は、目視できないスピードで柵を乗り越え吹き飛ばされた。向こうでズザザザ!! と、もの凄く痛そうな着地音と、咳き込む音が聞こえる。
「てめっ……オルフェ!! なにしやがる!!」
「てめえこそ何だコラァ!! 俺の女になにしやがる!!」
──い、生きてる。あのブッ飛び方で。あと僕、男です。
テメェ、殺すぞ、やってみろコラァ、の壮絶な巻き舌合戦が始まってしまった。突如目の前で繰り広げられるアウトレイジに口が出せず呆然としていたら、お店の中からマウラさんが飛んできた。
「こるぁあああ!! 仕事サボってなにしとんじゃお前らあああ!! ラグーは帰りな!! お前はさっさと戻らんかあ!!」
オルフェくんとラグーさんの倍を優に越える声量でマウラさんが啖呵を切った。僕と同じくらいなはずの、あの身体のどこから。
ラグーさんは黙って歩いてどこかに消え、オルフェくんも僕を抱きかかえながら黙ってお店に戻った。少々の沈黙のあと、マウラさんはくるっとこちらを向き小さな手で僕の頬を包み、ぶにぶにしながら猫なで声で言った。ネズミなのに猫なで声。
「お~~、よしよし! 怖かったねえ。もうだいじょうぶだよおー!」
「あ、あい、あいがとおございまふた」
「あのラグーはね。昔っから口下手な上にすぐに手が出る直情的な奴でねえ。嫌われやすいのは本人のせいなんだけど、拗ねたところがあるんだよね」
「反省しないからだ。何度蹴ろうが堪えないからタフではある」
「養い親の爺さんの面倒を見る優しさはあるんだけどねえ。あの性格がねえ」
──ぶっきらぼうなあの話し方を思い出した。大人になったら、って言ってたから究極にヤバい人ではなさそうだ。
「母さん。ちょっと頼みがあるんだけど」
唐突なオルフェくんの頼み事。それは、彼がもっと小さかったときの服を僕用に仕立て直し、それを着て外出し、しばらく家を離れることだった。
「カイもずっと家の中か、庭にしかいないし。随分身体に悪いことをしてると思う。ずっと閉じ込めるわけにはいかないし、少しは外に出してやりたい。ラグーの野郎はまた来るだろうし。このままじゃ気が休まらないと思う」
僕の頭をゆっくり撫でながら話すオルフェくんの優しさに、胸の中からもくもくと雲が湧き上がるような温かさを感じ、思わずぽたぽたと涙を流してしまった。マウラさんが『怖かったねえ、頑張ったねえ』と抱きしめてくれる。何か作っていたのか、レモングラスのようないい香りがした。
オルフェくんは『カイ、泣かなくていい、どうした』と言いながら横でオロオロしていた。ごめんね、僕のほうが大人なのに。泣くときはひとりで泣くと決めた決心はどこに行ったやら。
──────
「うーん、しっかしねえ、大体のモンはよそに譲っちゃったからねえ。あっこれなんてどお?」
「俺こんなの着てたっけ。女の子用じゃねえか」
「着てたよお。これ高かったんだよお、まあ嫌がってあんまり着ちゃくれなかったけど、ははは!」
「だろうな。この縁の刺繍が思いっきり花柄だし。カイ、これ着てみな」
「あのー、僕も男なんだけど…、うん、まあ、着てみる…」
落ち着いた上品な赤色の生地、端には飾りとしてチロリアンテープを縫ってあるようなデザインの上着だ。フードが大きい。膝丈の所謂ローブってやつかな。あっ、軽くて薄いのに暖かい!
「んまー! なんて可愛いんでしょ。取っておいて良かったよお。高かったしお気に入りだからよそには譲れなくってねえ。あんたの嫁さんは本当に可愛いねえ、だろ? 」
「……うん」
「その、ありがとうございます…」
「裾がちょっと長いね! 詰めたら丁度いいね。じっとしててねえー」
針を打つのももったいない質の良い生地だ。きっとマウラさんはこのローブに一目惚れしてしまったんだろう。で、ウキウキで着せようとしたが当の本人はあまり着てはくれなかった。子供あるあるだなあ。親の好みと子供の好みは大体違うものなのだ。
マウラさんは早速作業に入るため、部屋を出て行った。
「あれを着とけばカイの匂いはあまりわからなくなる。大して着てなかったモンだけど、ずっと俺の部屋で他の服と一緒に置いてあったから匂いが充分に移ってる。だから安心しろ」
「ありがとう。ねえ、僕の匂いってどんな感じなの? 美味しそうな匂い?」
「……そうだな、例えて言うなら、スウェート牛の乳の匂いか…?」
「乳臭いのか僕は……ぼ、母乳の匂い…」
「いや、そんな赤ちゃんみたいな匂いじゃない。甘いミルクのようで、花のようで、熟れた果物のようで、とにかく複雑な匂いだな。ハッキリしていない。香ってきたら絶対気になってずっと探してしまう匂い」
そう話しながら、身体を持ち上げられて膝に乗せられた。すーっ、と耳元で匂いを嗅ぐ音がする。
「いいか、これを強く嗅ぐと大抵の男は興奮する。こうなる」
「あっ……うん、気づいてはいたよ…」
グッと腰を押し付けられ、あらぬ所にとんでもない物があるのを感じた。ちょっと怖い。
「カイ。いいか、決して俺がいいと言うまでフードを取るな。……俺の手を離すな。……あと夫婦のフリをした方がいい、……そう見えるかわからんが。できるか」
「うんっ……、でっ……できると、……おもうっ……」
ああ、ペロペロタイムが始まってしまった。さっきのでラグーさんの匂いが少しついてしまったという。安全のためとはいえこうされると、僕はなんだか身体のあちこちがムズムズするのだ。ついでとばかりに胸や腰の辺りをまさぐられると、それをもっと強く感じる。
最近とても、声を出さないようにするのが難しい。どこかに連れて行かれる前兆のようなものを感じて、そこが一体どこなのか、とても気になり追ってみたくなってしまう。気になる匂いを執拗に追いかける、獣人たちのように。
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© 2023 清田いい鳥
「お前、大人になったら俺の嫁になれ」
「やめ、離して!! オルフェくん!! オルフェくーん!!」
「おい!! 騒ぐな」
ガバッと腕を首に回され、口を塞がれた。息が詰まる。僕は太りにくいけど筋肉もつきにくいモヤシっ子だが、さすがに女の子と同じではない。でも見るからに体格のいい男の腕力にはやはり、全くと言っていいほど歯が立たなかった。
オルフェくんに言われたことを思い出す。
『絶対表に出ないと約束してくれ。ここは多分、あんたのいた街より治安が悪い。最悪拐かされるぞ』
拐かす。誘拐。もし誘拐されたら、全く土地勘のない僕では絶対ここにたどり着けない。最悪、ここに居られるのは今日で最後になってしまう。それだけは絶対避けたい。僕はここを離れたくないのだ。絶対に。
誘拐されてたまるかと足をバタつかせたり、巻きついた腕を殴ってみたり精一杯暴れていると、頭上でグッ、と男が唸る声が聞こえた。
突然身体が自由になり、勢い余って倒れ込んだ。地面に影が差したと思ったら、オルフェくんが僕の前に立っていた。
風を切る音がした。
それはもう、演舞のように美しい回し蹴りだった。
ラグーさんらしき男は、目視できないスピードで柵を乗り越え吹き飛ばされた。向こうでズザザザ!! と、もの凄く痛そうな着地音と、咳き込む音が聞こえる。
「てめっ……オルフェ!! なにしやがる!!」
「てめえこそ何だコラァ!! 俺の女になにしやがる!!」
──い、生きてる。あのブッ飛び方で。あと僕、男です。
テメェ、殺すぞ、やってみろコラァ、の壮絶な巻き舌合戦が始まってしまった。突如目の前で繰り広げられるアウトレイジに口が出せず呆然としていたら、お店の中からマウラさんが飛んできた。
「こるぁあああ!! 仕事サボってなにしとんじゃお前らあああ!! ラグーは帰りな!! お前はさっさと戻らんかあ!!」
オルフェくんとラグーさんの倍を優に越える声量でマウラさんが啖呵を切った。僕と同じくらいなはずの、あの身体のどこから。
ラグーさんは黙って歩いてどこかに消え、オルフェくんも僕を抱きかかえながら黙ってお店に戻った。少々の沈黙のあと、マウラさんはくるっとこちらを向き小さな手で僕の頬を包み、ぶにぶにしながら猫なで声で言った。ネズミなのに猫なで声。
「お~~、よしよし! 怖かったねえ。もうだいじょうぶだよおー!」
「あ、あい、あいがとおございまふた」
「あのラグーはね。昔っから口下手な上にすぐに手が出る直情的な奴でねえ。嫌われやすいのは本人のせいなんだけど、拗ねたところがあるんだよね」
「反省しないからだ。何度蹴ろうが堪えないからタフではある」
「養い親の爺さんの面倒を見る優しさはあるんだけどねえ。あの性格がねえ」
──ぶっきらぼうなあの話し方を思い出した。大人になったら、って言ってたから究極にヤバい人ではなさそうだ。
「母さん。ちょっと頼みがあるんだけど」
唐突なオルフェくんの頼み事。それは、彼がもっと小さかったときの服を僕用に仕立て直し、それを着て外出し、しばらく家を離れることだった。
「カイもずっと家の中か、庭にしかいないし。随分身体に悪いことをしてると思う。ずっと閉じ込めるわけにはいかないし、少しは外に出してやりたい。ラグーの野郎はまた来るだろうし。このままじゃ気が休まらないと思う」
僕の頭をゆっくり撫でながら話すオルフェくんの優しさに、胸の中からもくもくと雲が湧き上がるような温かさを感じ、思わずぽたぽたと涙を流してしまった。マウラさんが『怖かったねえ、頑張ったねえ』と抱きしめてくれる。何か作っていたのか、レモングラスのようないい香りがした。
オルフェくんは『カイ、泣かなくていい、どうした』と言いながら横でオロオロしていた。ごめんね、僕のほうが大人なのに。泣くときはひとりで泣くと決めた決心はどこに行ったやら。
──────
「うーん、しっかしねえ、大体のモンはよそに譲っちゃったからねえ。あっこれなんてどお?」
「俺こんなの着てたっけ。女の子用じゃねえか」
「着てたよお。これ高かったんだよお、まあ嫌がってあんまり着ちゃくれなかったけど、ははは!」
「だろうな。この縁の刺繍が思いっきり花柄だし。カイ、これ着てみな」
「あのー、僕も男なんだけど…、うん、まあ、着てみる…」
落ち着いた上品な赤色の生地、端には飾りとしてチロリアンテープを縫ってあるようなデザインの上着だ。フードが大きい。膝丈の所謂ローブってやつかな。あっ、軽くて薄いのに暖かい!
「んまー! なんて可愛いんでしょ。取っておいて良かったよお。高かったしお気に入りだからよそには譲れなくってねえ。あんたの嫁さんは本当に可愛いねえ、だろ? 」
「……うん」
「その、ありがとうございます…」
「裾がちょっと長いね! 詰めたら丁度いいね。じっとしててねえー」
針を打つのももったいない質の良い生地だ。きっとマウラさんはこのローブに一目惚れしてしまったんだろう。で、ウキウキで着せようとしたが当の本人はあまり着てはくれなかった。子供あるあるだなあ。親の好みと子供の好みは大体違うものなのだ。
マウラさんは早速作業に入るため、部屋を出て行った。
「あれを着とけばカイの匂いはあまりわからなくなる。大して着てなかったモンだけど、ずっと俺の部屋で他の服と一緒に置いてあったから匂いが充分に移ってる。だから安心しろ」
「ありがとう。ねえ、僕の匂いってどんな感じなの? 美味しそうな匂い?」
「……そうだな、例えて言うなら、スウェート牛の乳の匂いか…?」
「乳臭いのか僕は……ぼ、母乳の匂い…」
「いや、そんな赤ちゃんみたいな匂いじゃない。甘いミルクのようで、花のようで、熟れた果物のようで、とにかく複雑な匂いだな。ハッキリしていない。香ってきたら絶対気になってずっと探してしまう匂い」
そう話しながら、身体を持ち上げられて膝に乗せられた。すーっ、と耳元で匂いを嗅ぐ音がする。
「いいか、これを強く嗅ぐと大抵の男は興奮する。こうなる」
「あっ……うん、気づいてはいたよ…」
グッと腰を押し付けられ、あらぬ所にとんでもない物があるのを感じた。ちょっと怖い。
「カイ。いいか、決して俺がいいと言うまでフードを取るな。……俺の手を離すな。……あと夫婦のフリをした方がいい、……そう見えるかわからんが。できるか」
「うんっ……、でっ……できると、……おもうっ……」
ああ、ペロペロタイムが始まってしまった。さっきのでラグーさんの匂いが少しついてしまったという。安全のためとはいえこうされると、僕はなんだか身体のあちこちがムズムズするのだ。ついでとばかりに胸や腰の辺りをまさぐられると、それをもっと強く感じる。
最近とても、声を出さないようにするのが難しい。どこかに連れて行かれる前兆のようなものを感じて、そこが一体どこなのか、とても気になり追ってみたくなってしまう。気になる匂いを執拗に追いかける、獣人たちのように。
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© 2023 清田いい鳥
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