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紫空
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スマホで時間を何度も確認して、約束の時間まであと三十分という時。
俺はいつもより少し早く教室を出て、足早に校門を通り抜けた。
春の風は少し強くなってきていたけれど、それでも、気温は穏やかだった。
巻島との待ち合わせ場所は駅前のカフェ。
『撮影が終わったら行くから』
『放課後、そこで待っててね』
昨日届いたメッセージには、そう書いてあった。
そして、俺が学校を出る頃には『今から向かうね』とも。
俺はまっすぐに、そのカフェへ向かった。
予定の十分前には店の前に着き、あたりを見回してみるも、巻島の姿はない。
中を覗いても、それらしい人影は見えなかった。
(……仕事が押してるのかもしれない)
俺は店の外にある、ベンチに座って待つことにした。
そうこうしているうちに、約束の時間を過ぎる。
スマホを確認するが、新着通知はなし。
MINEも未読のままだった。
そのまま十分が過ぎ、十五分が過ぎても、何の音沙汰もない。
あの巻島が、何も言わずに遅れるだろうか?
今までどんなに忙しくても、「ごめんね」の一言すらなかったことはない。
(もしかして……何かあったのか?)
胸の奥に冷たいものが浮かぶ。
立ち上がった俺はもう一度スマホを見て、メッセージを送ろうとする。
だが、そのとき――。
「七里ヶ浜くん?」
氷のように冷えた声に振り返ると、そこに立っていたのは東堂先輩だった。
もはや見慣れたと言ってもいい制服姿。
長い髪はきっちりまとめられていて、表情は読み取りづらい。
「東堂先輩……?」
先輩は俺の顔をじっと見つめる。
そして、少しだけ歩み寄ってきた。
「こんなところで、どうしたの?」
彼女に伝えるべきか躊躇したが、こと巻島に関してなら味方になってくれるはず。
「……巻島と待ち合わせだったんです。今日の放課後に会おうって言われて。最近、忙しかったみたいで」
東堂先輩は俺から視線をそらした。
俺がここにいることから、待ち合わせ場所がカフェだと推測したのだろう。
「……そう。昨日の夜も遅くまでリハだったのかしらね」
「でも、さっき出発したって連絡があったっきりで、そこから――」
俺がそう言うと、東堂先輩の顔から色が引いた。
「……は?」
低く小さく呟かれた声の直後、俺の襟元がぐっと掴まれる。
「――葉音がどこにいるか、本当に分からないの!?」
息を呑む間もなかった。
胸ぐらを強く引き寄せられ、東堂先輩の顔が目の前に迫る。
いつも冷静で飄々としていたはずの先輩の瞳が、今は真剣に、怒りと焦りに揺れている。
「……あの子があなたを見る目は本気だったわ。きっと、無理してでもここに来ようとするはず」
俺の手からスマホが滑り落ちそうになる。
「それなのに、連絡が途絶えて……あなたは、ベンチでじっと待ってるだけ?」
先輩の言葉は鋭く、悔しさと、巻島への想いが滲んでいた。
「今すぐ探しに行くわ」
東堂先輩は俺の制服を放し、冷えた眼差しのまま言い放つ。
「お、俺も――」
「あなたは来なくていい」
ピシャリと言われてしまう。
「……最初から言ってたものね、気持ちなんてないって」
「それは――」
「だったら探さなくていい。私とあなたの利害は一致してるんでしょう? なら、帰って寝てなさいよ」
そう吐き捨てて、東堂先輩はくるりと背を向けた。
歩みは早く、振り返ることもなく消えていく。
……俺はその場に取り残され、ベンチに腰を下ろしてしまう。
人通りの多いカフェ前の歩道。
行き交う人々の声と雑音の中で、俺だけが何もできていない。
スマホを握りしめる。巻島からのメッセージは「今から向かうね」のまま止まっている。
この言葉を彼女は、どんな思いで送ってくれたんだろう。
『ずっと、ずっと、探して……やっと……っ』
『……こんな風に誰かに触れたいと思ったの、初めてだったの』
『……今日は僕が一緒にいるから、大丈夫だよ』
巻島の言葉が次々と思い出される。
俺はずっと、怖かった。
いつかの俺は彼女を助けたらしいが、自分にその記憶はない。
目の前で甘い言葉を囁く彼女は、その一瞬を切り取って好意を向けてくれている。
――もし、本当の俺を知って嫌われてしまったら?
普通の人間なら受け流せる事に噛みつくし、社交的でもない。
自分が好かれない側の人間だということは分かっているのだ。
だから俺は人助けが好きで、その後の関係性が嫌いだ。
善意と好意がぶつかって、どちらも不幸になるなんて辛すぎる。
『悟くん、こういうのが好きなんだなぁって。僕の知らない悟くんを知れるのって、嬉しいんだね』
『ふふっ、悟くんがそういうの苦手って、なんか意外』
でも、彼女は、きっと知ろうとしていた。
俺が駄菓子が好きだということも、高いところが苦手なのも。
彼女のかけてくれた「こういうのが好きなんだね」という言葉は、あれはたぶん――。
(――彼の話じゃなかったんだ)
あの時、巻島は「俺自身」を見ていたんだ。
他の誰でもない、この時間を生きる「七里ヶ浜悟」を。
彼女は、あんなに俺のことを見てくれていたのに。
俺は……。
(ベンチでじっと待ってるだけ、か)
静かに息を吐いて空を眺めると、夕焼けと青空が混ざり合っていた。
沈みかけた太陽が建物の隙間から光を差し込んでいる。
(……行かなくちゃいけない)
この先どうなるかとか、そんな事は今はどうでもいい。
ただ、巻島は俺を知る努力をしてくれた。
今日だって、俺に会おうとしてくれた。
俺は彼女の行動に応えなければならない。
再び立ち上がると、スマホの地図アプリを開きながら、頭を整理する。
(……思い出せ。巻島が前に話してたはずだ)
確か、彼女はこう言っていた。
『駅に迎えに来てもらう時は、西口なんだよね。人通りが少ないから、安心できるんだ』
そうだ。あの時は話半分で聞いていたが、これがヒントになるはず。
駅に迎えに来てもらうなら西口。
(……だとすれば反対に、駅で降ろしてもらう時も西口の可能性が高い)
俺のいるカフェは東口側だから、西口から一番人通りの少ないルートを通るのではないか。
西口と東口を結ぶのは、駅の二階にある空中連絡橋。
高架の上に作られた長い通路だ。両側がガラス張りで、風が通る。
構内を見下ろせる場所には、ポツポツとベンチが置かれている。
もし巻島が、ほんの少しでも休もうと思ったなら。
人目を避けたいとしたら。
連絡橋のどこかで足を止めていたとしても不思議じゃない。
東堂先輩とは逆の方向だが、たとえ外れていてもいい。
何もしないでいるより、ずっといい。
俺は地図アプリを閉じ、スマホをポケットにしまう。
そして、歩き出した。
俺はいつもより少し早く教室を出て、足早に校門を通り抜けた。
春の風は少し強くなってきていたけれど、それでも、気温は穏やかだった。
巻島との待ち合わせ場所は駅前のカフェ。
『撮影が終わったら行くから』
『放課後、そこで待っててね』
昨日届いたメッセージには、そう書いてあった。
そして、俺が学校を出る頃には『今から向かうね』とも。
俺はまっすぐに、そのカフェへ向かった。
予定の十分前には店の前に着き、あたりを見回してみるも、巻島の姿はない。
中を覗いても、それらしい人影は見えなかった。
(……仕事が押してるのかもしれない)
俺は店の外にある、ベンチに座って待つことにした。
そうこうしているうちに、約束の時間を過ぎる。
スマホを確認するが、新着通知はなし。
MINEも未読のままだった。
そのまま十分が過ぎ、十五分が過ぎても、何の音沙汰もない。
あの巻島が、何も言わずに遅れるだろうか?
今までどんなに忙しくても、「ごめんね」の一言すらなかったことはない。
(もしかして……何かあったのか?)
胸の奥に冷たいものが浮かぶ。
立ち上がった俺はもう一度スマホを見て、メッセージを送ろうとする。
だが、そのとき――。
「七里ヶ浜くん?」
氷のように冷えた声に振り返ると、そこに立っていたのは東堂先輩だった。
もはや見慣れたと言ってもいい制服姿。
長い髪はきっちりまとめられていて、表情は読み取りづらい。
「東堂先輩……?」
先輩は俺の顔をじっと見つめる。
そして、少しだけ歩み寄ってきた。
「こんなところで、どうしたの?」
彼女に伝えるべきか躊躇したが、こと巻島に関してなら味方になってくれるはず。
「……巻島と待ち合わせだったんです。今日の放課後に会おうって言われて。最近、忙しかったみたいで」
東堂先輩は俺から視線をそらした。
俺がここにいることから、待ち合わせ場所がカフェだと推測したのだろう。
「……そう。昨日の夜も遅くまでリハだったのかしらね」
「でも、さっき出発したって連絡があったっきりで、そこから――」
俺がそう言うと、東堂先輩の顔から色が引いた。
「……は?」
低く小さく呟かれた声の直後、俺の襟元がぐっと掴まれる。
「――葉音がどこにいるか、本当に分からないの!?」
息を呑む間もなかった。
胸ぐらを強く引き寄せられ、東堂先輩の顔が目の前に迫る。
いつも冷静で飄々としていたはずの先輩の瞳が、今は真剣に、怒りと焦りに揺れている。
「……あの子があなたを見る目は本気だったわ。きっと、無理してでもここに来ようとするはず」
俺の手からスマホが滑り落ちそうになる。
「それなのに、連絡が途絶えて……あなたは、ベンチでじっと待ってるだけ?」
先輩の言葉は鋭く、悔しさと、巻島への想いが滲んでいた。
「今すぐ探しに行くわ」
東堂先輩は俺の制服を放し、冷えた眼差しのまま言い放つ。
「お、俺も――」
「あなたは来なくていい」
ピシャリと言われてしまう。
「……最初から言ってたものね、気持ちなんてないって」
「それは――」
「だったら探さなくていい。私とあなたの利害は一致してるんでしょう? なら、帰って寝てなさいよ」
そう吐き捨てて、東堂先輩はくるりと背を向けた。
歩みは早く、振り返ることもなく消えていく。
……俺はその場に取り残され、ベンチに腰を下ろしてしまう。
人通りの多いカフェ前の歩道。
行き交う人々の声と雑音の中で、俺だけが何もできていない。
スマホを握りしめる。巻島からのメッセージは「今から向かうね」のまま止まっている。
この言葉を彼女は、どんな思いで送ってくれたんだろう。
『ずっと、ずっと、探して……やっと……っ』
『……こんな風に誰かに触れたいと思ったの、初めてだったの』
『……今日は僕が一緒にいるから、大丈夫だよ』
巻島の言葉が次々と思い出される。
俺はずっと、怖かった。
いつかの俺は彼女を助けたらしいが、自分にその記憶はない。
目の前で甘い言葉を囁く彼女は、その一瞬を切り取って好意を向けてくれている。
――もし、本当の俺を知って嫌われてしまったら?
普通の人間なら受け流せる事に噛みつくし、社交的でもない。
自分が好かれない側の人間だということは分かっているのだ。
だから俺は人助けが好きで、その後の関係性が嫌いだ。
善意と好意がぶつかって、どちらも不幸になるなんて辛すぎる。
『悟くん、こういうのが好きなんだなぁって。僕の知らない悟くんを知れるのって、嬉しいんだね』
『ふふっ、悟くんがそういうの苦手って、なんか意外』
でも、彼女は、きっと知ろうとしていた。
俺が駄菓子が好きだということも、高いところが苦手なのも。
彼女のかけてくれた「こういうのが好きなんだね」という言葉は、あれはたぶん――。
(――彼の話じゃなかったんだ)
あの時、巻島は「俺自身」を見ていたんだ。
他の誰でもない、この時間を生きる「七里ヶ浜悟」を。
彼女は、あんなに俺のことを見てくれていたのに。
俺は……。
(ベンチでじっと待ってるだけ、か)
静かに息を吐いて空を眺めると、夕焼けと青空が混ざり合っていた。
沈みかけた太陽が建物の隙間から光を差し込んでいる。
(……行かなくちゃいけない)
この先どうなるかとか、そんな事は今はどうでもいい。
ただ、巻島は俺を知る努力をしてくれた。
今日だって、俺に会おうとしてくれた。
俺は彼女の行動に応えなければならない。
再び立ち上がると、スマホの地図アプリを開きながら、頭を整理する。
(……思い出せ。巻島が前に話してたはずだ)
確か、彼女はこう言っていた。
『駅に迎えに来てもらう時は、西口なんだよね。人通りが少ないから、安心できるんだ』
そうだ。あの時は話半分で聞いていたが、これがヒントになるはず。
駅に迎えに来てもらうなら西口。
(……だとすれば反対に、駅で降ろしてもらう時も西口の可能性が高い)
俺のいるカフェは東口側だから、西口から一番人通りの少ないルートを通るのではないか。
西口と東口を結ぶのは、駅の二階にある空中連絡橋。
高架の上に作られた長い通路だ。両側がガラス張りで、風が通る。
構内を見下ろせる場所には、ポツポツとベンチが置かれている。
もし巻島が、ほんの少しでも休もうと思ったなら。
人目を避けたいとしたら。
連絡橋のどこかで足を止めていたとしても不思議じゃない。
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