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魔王の手綱を握れと言われましても 5 *
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学園は魔法の暴発事故があったから修復のためにしばらく休みになるそうだ。魔法実践学の教師が、生徒のゴリ押しに負けて教えた魔法が暴発したことになっている。
先生は懲戒免職、生徒たちはあちこち欠けて退学が決まったらしい。欠けたっていうのは、手足の一部だったり視力だったりしているようだ。俺はあの場にはいなかったことになっている。権力すごい。
「ディアヴの隣の部屋を用意したから、あまり羽目を外しちゃだめよ」
「はい。行こう、おじさん」
休みの間は婚約者のよしみでハイクォーリ家にいたらいいって、待って。どう考えてもヤられまくるフラグじゃん。俺は羽目を外すつもりないのに、ディアヴがハメに来るから!
引きずるようにディアヴが俺を用意された部屋に連れて行く。部屋の中には何故か隣のディアヴの部屋と通じる扉があり、鍵はついていない。羽目を外すなと言いつつ、まったく防御力のない部屋を与えるってどういうことですか。
「ディアヴが囚われていたことは知らないんだな……。あんな風に繋がれてたら疲れただろう。ゆっくり休んだほうがいい」
部屋を繋ぐ扉からディアヴの部屋に一緒に入り、そーっと退出しようとしたが、腕を掴まれた。ディアヴに触られると身体が期待するからだめだ! なんて淫靡な条件反射。
俺の欲情を見透かしたように、ディアヴが吐き捨てる。
「目を離したら使用人とヤってそうだからゆっくりできない」
「……否定はできないけど」
だって押し倒されたら俺からは拒めないもん。自分から誘ったことはない……と思う。たぶん。
俺の返答を聞いたディアヴがため息をついた。ちょっと弱った悪魔の色気……やばい、ちょっとだけハメてほしいかもしれない。先っぽだけ……ディアヴの先っぽで奥をぶち抜かれるとすごいんだよね。
「上に乗れ」
「ひぇっ!?」
ディアヴが上着を乱暴に脱いでベッドに上がった。ネクタイを緩めてボタンを外し、横になる。そこから動かない。
これは……俺がディアヴを襲うってこと……?
「ヤっておかないと我慢できないんだろう。使え」
お前のモノを使えってことですか。マグロな体勢のくせに、なんて傲慢な。嫌だと言えたらいいのに、俺のワガママボディが許さない。
吸い寄せられるようにディアヴのズボンの前を開いて、まだ勢いのないそいつに口をつけた。
すぐに口のなかいっぱいに硬く膨張して、きっちり着込んだままの制服が苦しくなる。ディアヴは宣言通り寝そべったまま何もしてくれない。
「んっ、ふ……」
育ちきったそいつを前に我慢などできなくて、ベルトを外して下着まで一気に取り払った。上を脱いでいる余裕はない。
欲しくてたまらないけれど、何もなしでディアヴのでかいのを挿れるのは無理だから、自分の唾液で後ろをほぐす。
「はぁ……ぁ……あぁ……」
指じゃ足りない。ましてや自分の指じゃいいところまで届かないから、一人焦らしプレイだ。
まだ無理かもと思いながらも、我慢できずにディアヴにまたがる。下半身が滾っていても冷静な視線が俺に向けられているから恥ずかしくて、後ろ向きだ。
先端を後孔にグッとめり込ませると、きつくて痛みがあるのに期待に胸がドキドキする。
「ふっ、ぅ、ふぅ……っあ」
先端が嵌ると、入り口がみちみちと広げられている感覚に力が抜けそうになる。これ好きなんだ。
だけどディアヴのものは、しっかりハメるともっといいことがある。俺は震える手足を必死で突っ張って、ゆっくりと腰を落としていった。
先生は懲戒免職、生徒たちはあちこち欠けて退学が決まったらしい。欠けたっていうのは、手足の一部だったり視力だったりしているようだ。俺はあの場にはいなかったことになっている。権力すごい。
「ディアヴの隣の部屋を用意したから、あまり羽目を外しちゃだめよ」
「はい。行こう、おじさん」
休みの間は婚約者のよしみでハイクォーリ家にいたらいいって、待って。どう考えてもヤられまくるフラグじゃん。俺は羽目を外すつもりないのに、ディアヴがハメに来るから!
引きずるようにディアヴが俺を用意された部屋に連れて行く。部屋の中には何故か隣のディアヴの部屋と通じる扉があり、鍵はついていない。羽目を外すなと言いつつ、まったく防御力のない部屋を与えるってどういうことですか。
「ディアヴが囚われていたことは知らないんだな……。あんな風に繋がれてたら疲れただろう。ゆっくり休んだほうがいい」
部屋を繋ぐ扉からディアヴの部屋に一緒に入り、そーっと退出しようとしたが、腕を掴まれた。ディアヴに触られると身体が期待するからだめだ! なんて淫靡な条件反射。
俺の欲情を見透かしたように、ディアヴが吐き捨てる。
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「……否定はできないけど」
だって押し倒されたら俺からは拒めないもん。自分から誘ったことはない……と思う。たぶん。
俺の返答を聞いたディアヴがため息をついた。ちょっと弱った悪魔の色気……やばい、ちょっとだけハメてほしいかもしれない。先っぽだけ……ディアヴの先っぽで奥をぶち抜かれるとすごいんだよね。
「上に乗れ」
「ひぇっ!?」
ディアヴが上着を乱暴に脱いでベッドに上がった。ネクタイを緩めてボタンを外し、横になる。そこから動かない。
これは……俺がディアヴを襲うってこと……?
「ヤっておかないと我慢できないんだろう。使え」
お前のモノを使えってことですか。マグロな体勢のくせに、なんて傲慢な。嫌だと言えたらいいのに、俺のワガママボディが許さない。
吸い寄せられるようにディアヴのズボンの前を開いて、まだ勢いのないそいつに口をつけた。
すぐに口のなかいっぱいに硬く膨張して、きっちり着込んだままの制服が苦しくなる。ディアヴは宣言通り寝そべったまま何もしてくれない。
「んっ、ふ……」
育ちきったそいつを前に我慢などできなくて、ベルトを外して下着まで一気に取り払った。上を脱いでいる余裕はない。
欲しくてたまらないけれど、何もなしでディアヴのでかいのを挿れるのは無理だから、自分の唾液で後ろをほぐす。
「はぁ……ぁ……あぁ……」
指じゃ足りない。ましてや自分の指じゃいいところまで届かないから、一人焦らしプレイだ。
まだ無理かもと思いながらも、我慢できずにディアヴにまたがる。下半身が滾っていても冷静な視線が俺に向けられているから恥ずかしくて、後ろ向きだ。
先端を後孔にグッとめり込ませると、きつくて痛みがあるのに期待に胸がドキドキする。
「ふっ、ぅ、ふぅ……っあ」
先端が嵌ると、入り口がみちみちと広げられている感覚に力が抜けそうになる。これ好きなんだ。
だけどディアヴのものは、しっかりハメるともっといいことがある。俺は震える手足を必死で突っ張って、ゆっくりと腰を落としていった。
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