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4 ディール視点
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とうとう天河とセックスをした。コーヒーを入れるときに、あのお香をそっと焚いてみたけど、効果があったのか天河は俺を拒否しなかった。文献には、お互いの思いが重ならないと効果がないと書いてあった。つまり、天河も俺とシたいと思ってくれたのは間違いない!!
ああ……天河の中は最高だった。指で中を堪能したらうっかりイかせてしまい、天河の精液が飲めなかった。とても残念だ。次は飲ませてもらおう。
セックスは儀式をしていないからクリームの力を借りたけど、最初は俺のを飲み込むのは大変そうだった。ローションも常備だな! だけど、めちゃくちゃ感じてくれて、きゅうきゅうと締め付けて堪らなかった。
気絶してしまった天河を清めて、寝顔をみながら俺は焦りが出てきた。みんな天河はフツメン(習った)だというけれど、俺には天使にしか見えない。涙と鼻水を垂らしながら喘いで絶頂する色っぽい顔を知られたら、奪いにくる奴がいるかもしれない!! 俺といる時の天河はまさに天使。愛らしい上に色気を身につけてしまったらどうなるんだ。絶対に誰にも渡すものか……
だから、こう提案した。
「てんが(の可愛い顔)を見られたくない。だから、学校では、ちょとだけ離れる」
一緒にいたら、ちんこもビンビンになってしまう。学校で勃起したときに数式を唱えて抑えたことが何度もあった。だからそういったのだが、この言葉が苦しい結果を呼ぶとは思わなかった。日本語が怪しいせいで天河を悲しませるなんて……
「いいよ……」
切なげな顔が、この時は浮かれていたせいで恥ずかしそうに見えていたんだ。
その後、いっぱいセックスをした! と言いたいところだが、そうはいかなかった。天河はシングルマザーの家庭で、夕食の支度をしてあげるのだという。だから支度を手伝いに天河の家に行ったこともある。壁が薄いからとセックスはお預けだ……俺に家に来たときだけセックスできる。
だから、俺は溜まっていた。不満というわけじゃなく、とにかく天河が抱きたくてしかたなかった。一人で夜天河を思いながら何度も抜いたが、ある日クラスメイトに聞いた言葉が気になったので検索をしてみた。
サイトはR18だが、自分でYESかNOを選ぶだけだった。日本のセキュリティは甘いな。
「これは……!」
いわゆるオナホール……なんてことだ! これは買うしかない! だが、購入は難しいだろう、と思いつつチャレンジしたら、ファミリーカードで買えてしまった。嬉しいが、いいのか日本!
ワクワクしながら届いたそれ。夜を待ってコンドームを装着し、そっと俺の天河に挿入する……だいぶ感触は違うが、それでも挿入の快感は素晴らしかった。まぁ、本物の方が千倍は気持ちいいがっ!!
「くっ、ふっ! 天河っ!」
天河の奥深くに射精するイメージでオナホに射精する……これは、癖になりそうだ。親にバレないか心配だが、複数回使えるタイプを常備するべきかもしれない。たまにセックスできる日は天河をめちゃくちゃに抱いてしまうからだ。こうして、俺のオナホライフは始まり、天河に対して獣じみたセックスをすることは減っていった。
今日は久しぶりに俺に家に天河が来ていた。両親が帰るまでの間、いつもセックスをしてばかりでつい負担をかけてしまうので、今日は部屋で映画をみていた。いつも夕食を作る天河が楽をできるように、俺の家では俺が作ると決めていたので支度をして呼びにいくと、ベッドに寝転んでいたはずの天河が起き上がってこちらに背中を向けていた。
「天河? ご飯ができたよ」
最近日本語の発音も上達して、普通に話せるようになったので、名前を呼ぶのもスムーズになった自負がある。
でも、天河は振り向かない。
「天河?」
「ディール君……僕、もしかして、緩んでる?」
肩越しに振り返った天河の目には涙が浮かんでいた。
「天河っ?! どうした?」
飛びついて抱きしめようとして、その手のなかにある物体に気がついた。体の中の血が、サーッと降りていくのを感じた。昨夜枕の下に隠したんだった!!
「こんなの使うなんて……僕じゃ足りないんだね……グスッ」
「ち、違う!!」
「でも、これ」
「それは! その!」
もしも理由を言ったら、天河は逃げてしまうかもしれない。でも、正直にいうしかないと思った。
ベッドに乗り上げ、向かい合って座る。
「これは、一人でシてた」
「うん……僕、あんまりエッチさせてあげられないから、ごめんね。下手くそだし」
「違うっ!」
思わず叫ぶと、天河がびくっと震えた。いけない、怖がらせてしまった。大きく深呼吸をして、俺は意を決して話し始めた。
「それは天河の代わり。俺、いつも無理をさせてたから、天河はつらいと思って」
「え……?」
「それ、天河と同じ名前だったから……」
「えっ? えっ? じゃあ、僕に飽きたんじゃないの?」
「飽きるわけないっ! 天河はいつも可愛くて色っぽくて最高の恋人だ!」
「よ、良かった……」
うるうるして見上げる天河が愛おしい。ギュッと抱きしめて髪を撫でる。
「あの、さ」
「ん?」
少しだけ体を離して見つめ合う。
「あんなのじゃなくて、僕を、使ってほしいな……」
「っ?! 天河!!」
思わずガバッと押し倒しキスをして、舌を絡めながら全身を愛撫する。俺の健気な恋人は何て煽り上手なんだ!!
「あっ、待って、脱ぐ、からぁ」
「うん」
二人で制服を脱ぎながら弄り合う。すると、天河が自分からローションを手にとった。
「ねぇ、僕をオナホにしていいよ……」
そう言いながら、足を開いて自分で蕾にローションを垂らして弄り始めた。俺はそのエロい場面を見逃すまいとガン見している……
天河がためらいがちに自分の指を挿入し、クチュクチュと出し入れして、指でくぱぁと開いた。
「ここに、太いのがほしいな……」
「俺も、挿れたいっ!!」
押しを抱えて寝転んだ天河を、真上から貫いた。ずっぽりと俺を飲み込んだ蕾は、ひくつきながら締め付けてくれた。
「はぁ、はぁっ! 天河、天河が一番、気持ちいい!!」
「あっ、あん! 僕も、きもちいい!」
俺のはでかいのに、すっかり蕩けて喘ぎまくる天河。何て淫らな天使なんだ!
じゅぷっ、ぬぽっ、ぐちゅっ……
天河の中から聞こえるいやらしい音はまるでオーケストラのようだ。俺はその音に酔いしれながら天河を愛した。
ああ……天河の中は最高だった。指で中を堪能したらうっかりイかせてしまい、天河の精液が飲めなかった。とても残念だ。次は飲ませてもらおう。
セックスは儀式をしていないからクリームの力を借りたけど、最初は俺のを飲み込むのは大変そうだった。ローションも常備だな! だけど、めちゃくちゃ感じてくれて、きゅうきゅうと締め付けて堪らなかった。
気絶してしまった天河を清めて、寝顔をみながら俺は焦りが出てきた。みんな天河はフツメン(習った)だというけれど、俺には天使にしか見えない。涙と鼻水を垂らしながら喘いで絶頂する色っぽい顔を知られたら、奪いにくる奴がいるかもしれない!! 俺といる時の天河はまさに天使。愛らしい上に色気を身につけてしまったらどうなるんだ。絶対に誰にも渡すものか……
だから、こう提案した。
「てんが(の可愛い顔)を見られたくない。だから、学校では、ちょとだけ離れる」
一緒にいたら、ちんこもビンビンになってしまう。学校で勃起したときに数式を唱えて抑えたことが何度もあった。だからそういったのだが、この言葉が苦しい結果を呼ぶとは思わなかった。日本語が怪しいせいで天河を悲しませるなんて……
「いいよ……」
切なげな顔が、この時は浮かれていたせいで恥ずかしそうに見えていたんだ。
その後、いっぱいセックスをした! と言いたいところだが、そうはいかなかった。天河はシングルマザーの家庭で、夕食の支度をしてあげるのだという。だから支度を手伝いに天河の家に行ったこともある。壁が薄いからとセックスはお預けだ……俺に家に来たときだけセックスできる。
だから、俺は溜まっていた。不満というわけじゃなく、とにかく天河が抱きたくてしかたなかった。一人で夜天河を思いながら何度も抜いたが、ある日クラスメイトに聞いた言葉が気になったので検索をしてみた。
サイトはR18だが、自分でYESかNOを選ぶだけだった。日本のセキュリティは甘いな。
「これは……!」
いわゆるオナホール……なんてことだ! これは買うしかない! だが、購入は難しいだろう、と思いつつチャレンジしたら、ファミリーカードで買えてしまった。嬉しいが、いいのか日本!
ワクワクしながら届いたそれ。夜を待ってコンドームを装着し、そっと俺の天河に挿入する……だいぶ感触は違うが、それでも挿入の快感は素晴らしかった。まぁ、本物の方が千倍は気持ちいいがっ!!
「くっ、ふっ! 天河っ!」
天河の奥深くに射精するイメージでオナホに射精する……これは、癖になりそうだ。親にバレないか心配だが、複数回使えるタイプを常備するべきかもしれない。たまにセックスできる日は天河をめちゃくちゃに抱いてしまうからだ。こうして、俺のオナホライフは始まり、天河に対して獣じみたセックスをすることは減っていった。
今日は久しぶりに俺に家に天河が来ていた。両親が帰るまでの間、いつもセックスをしてばかりでつい負担をかけてしまうので、今日は部屋で映画をみていた。いつも夕食を作る天河が楽をできるように、俺の家では俺が作ると決めていたので支度をして呼びにいくと、ベッドに寝転んでいたはずの天河が起き上がってこちらに背中を向けていた。
「天河? ご飯ができたよ」
最近日本語の発音も上達して、普通に話せるようになったので、名前を呼ぶのもスムーズになった自負がある。
でも、天河は振り向かない。
「天河?」
「ディール君……僕、もしかして、緩んでる?」
肩越しに振り返った天河の目には涙が浮かんでいた。
「天河っ?! どうした?」
飛びついて抱きしめようとして、その手のなかにある物体に気がついた。体の中の血が、サーッと降りていくのを感じた。昨夜枕の下に隠したんだった!!
「こんなの使うなんて……僕じゃ足りないんだね……グスッ」
「ち、違う!!」
「でも、これ」
「それは! その!」
もしも理由を言ったら、天河は逃げてしまうかもしれない。でも、正直にいうしかないと思った。
ベッドに乗り上げ、向かい合って座る。
「これは、一人でシてた」
「うん……僕、あんまりエッチさせてあげられないから、ごめんね。下手くそだし」
「違うっ!」
思わず叫ぶと、天河がびくっと震えた。いけない、怖がらせてしまった。大きく深呼吸をして、俺は意を決して話し始めた。
「それは天河の代わり。俺、いつも無理をさせてたから、天河はつらいと思って」
「え……?」
「それ、天河と同じ名前だったから……」
「えっ? えっ? じゃあ、僕に飽きたんじゃないの?」
「飽きるわけないっ! 天河はいつも可愛くて色っぽくて最高の恋人だ!」
「よ、良かった……」
うるうるして見上げる天河が愛おしい。ギュッと抱きしめて髪を撫でる。
「あの、さ」
「ん?」
少しだけ体を離して見つめ合う。
「あんなのじゃなくて、僕を、使ってほしいな……」
「っ?! 天河!!」
思わずガバッと押し倒しキスをして、舌を絡めながら全身を愛撫する。俺の健気な恋人は何て煽り上手なんだ!!
「あっ、待って、脱ぐ、からぁ」
「うん」
二人で制服を脱ぎながら弄り合う。すると、天河が自分からローションを手にとった。
「ねぇ、僕をオナホにしていいよ……」
そう言いながら、足を開いて自分で蕾にローションを垂らして弄り始めた。俺はそのエロい場面を見逃すまいとガン見している……
天河がためらいがちに自分の指を挿入し、クチュクチュと出し入れして、指でくぱぁと開いた。
「ここに、太いのがほしいな……」
「俺も、挿れたいっ!!」
押しを抱えて寝転んだ天河を、真上から貫いた。ずっぽりと俺を飲み込んだ蕾は、ひくつきながら締め付けてくれた。
「はぁ、はぁっ! 天河、天河が一番、気持ちいい!!」
「あっ、あん! 僕も、きもちいい!」
俺のはでかいのに、すっかり蕩けて喘ぎまくる天河。何て淫らな天使なんだ!
じゅぷっ、ぬぽっ、ぐちゅっ……
天河の中から聞こえるいやらしい音はまるでオーケストラのようだ。俺はその音に酔いしれながら天河を愛した。
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