恋に落ちる主人と執事 -美しすぎる伯爵 少年編- 

小鷹りく

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少年編 第1章

蜜月1

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 温かいシャワーが白い玉のような滑らかな肌に落ち、艶めく双丘を伝って太もも、足首へと流れ落ちていく。背中を見せているだけなのにエリアスは落ち着かなかった。どこを触られるのだろう。体中が敏感になってレナードを待っていた。

 そっと振り返ったエリアスにレナードは優しく口づけ、背後から片手で腰を掴んだ。そしてもう片方はエリアスの口元へ運び、中指と人差し指だけ差し入れて咥えさせた。柔らかい口の中の舌先がどうすればいいのか迷っている。指を優しく動かして、舌先を撫でた。ぶるぶるとエリアスの肩が震える。

 片手で舌を撫でながら、腰の手をずらして脇腹を上へ上へとまさぐる。くすぐったいのかエリアスは腰を何度か捩った。

「くすぐったいですか」

 頭をぶんぶんと横に振って応える。可愛いと言ったら怒るだろうか。執事なのに主人に対してこんなに劣情をぶつけていることに背徳感を持つ。だが傍にいたい。守りたい。触れていたい。一つになりたい。愛しさはどうにもできなかった。だからここに居る。

「愛してます。エリアス」

 耳元でそう呟いて、胸を揉みしだいた。

「っぁ……」

 小さく呻いてやわく弄んでいた舌が動く。その舌をまた撫でた。唾液が垂れて水とは違う粘度の水分が指にまとわりつく。とろとろと口から流れてくるものも舐め回したい衝動に駆られた。

 人差し指と親指で、主人の乳首を摘み、糸を優しく縒るように愛撫した。クニクニと指を動かし、擦って先端を潰したり、つまんだり。その度にくぐもった声が漏れた。無防備な主人の口を犯し、乳首を愛撫して、レナードの中心は張りつめていた。行き場所はまだない。

 舌はレナードの指を押し返していた。苦しいのだろうか。抜こうとすると必死に指を吸い始めてドキリとする。

 ちゅるっと音がして、舌が指に絡み、堪らずレナードは胸を愛撫していた指をエリアスの双丘にずらした。

「んんー-っ!」

 指に驚いた腰が揺れる。だがどこにも逃げなかった。ただ恥じ入って身を任せている。

「怖くないですよ」

 優しく諭す様に言うと、またイヤイヤと頭を振った。構わず指で窄まりを撫でる。襞の上を何度も往復して、ほぐす様に優しく押しながら少しずつ指を奥に埋めて行った。指が入るとビクンと大きく体が動く。エリアスは自分の股間を抑えていた。萎えてはいない。

「大丈夫、痛くしません」

 痛い思いはさせていない、はず。媚薬を盛られた後、性器の処理だけでは薬の効き目は収まらず、中からも刺激を与えて何度もイカせた。本人は意識が飛んでいたからあまり覚えていないかもしれないが、媚薬がなくてもきっと気持ちいい。

 レナードはエリアスの口に入れていた指を抜き、再び振り向かせてまた口づけを落とし、舌を絡めた。双丘の中に埋めた指を少しずつ深くしながら、舌を吸う動きと指の抜き差しを連動させる。
 
 耳に舌が絡む音が響き、シャワーがその音をかき消していく。それでも二チュニチュと柔い肉が蠢く音がその合間に聞こえるとエリアスは耳を真っ赤に染めた。指が増えて今は二本の指が出入りしていて、そのままへたり込んでしまいそうだった。

「レナ……こわっぃ」

「大丈夫です。すぐに気持ち良くなります」

 自分では触らない部分に入ってこられる。その恐怖と期待に身体が強張り、中の指をぎゅうと締め付けた。

「ゆっくり、しますから」

 いれた指は抜かず、キスでエリアスの口腔を蹂躙する。蕩けるように舌を絡ませてもっと欲しいと口を開け始めた所、入れていた二本の指をそっと広げた。シャワーのお湯が中に入りそうにひくつく。

「ャッだ……」

「エリアス、愛してます」

 耳元の声に再び菊の花が窄まる。さらに指を奥に進めて肉壁を押しながらぎりぎりまで引き抜き、また奥へと挿れた。

「アッ……ぁッ……」

 奥から手前へ指で肉壁を擦っている間にざらざらとした膨らみを見つけ、そっと優しく押すとエリアスは弓なりにのけ反った。

「アァァッ!」

「まだイっちゃだめですよ」

 エリアスのカリ首を握り、射精を引き留める。エリアスは壁に手を着き、刺激にこれ以上耐えられそうにないと腰を下ろそうとした。

「この体勢、つらいかもしれないですね」

 レナードはシャワーを止め、エリアスにタオルを掛けて髪や体を拭き、抱きかかえてベッドへ下ろした。そして裸のエリアスに覆いかぶさり、主人の足首を捉えた。

「何?」

 不敵に笑ったレナードはエリアスの体を折り曲げて秘部を丸出しにした。


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