3 / 5
鏡に映るもう一人の私
しおりを挟む
「ところでさ、景品で貰ったの、これだけ?」
宗一が今使ったばかりのローターを手にしながら問う。
「あ・・・他に、もう1個あったよ・・・。そこの、白い箱に入ってる・・・」
先程、人生で初めてイかされた由紀は、まだ動く気になれず、布団に包まりながら答えた。
それを聞き、宗一が床に置いてある箱の中から、ローションのボトルを取り出す。
「へぇ、いいね。次はこれも使おう」
宗一は、一旦立ち上がって部屋の隅にある姿見をベッドの方へ向けてから、ボトルを持って戻ってきた。
由紀は身体に巻いていた布団を剥ぎ取られ、後ろから宗一に抱きかかえられる形で、鏡と向かい合わせになるように座らされた。
「どう・・・由紀?さっき何も見えなかった分、今度は自分の感じてるところもしっかり見ような」
宗一が囁き、耳たぶを甘噛みする。
そうしながら、手のひらで乳房を優しく包み、もう一方の手で腰を撫でる。
身体がビクッと反応し、紅潮している顔が、由紀自身の目に飛び込んでくる。
由紀はたまらず、鏡越しに訴えた。
「や、やっぱり恥ずかしいです・・・まだ、明るいし・・・」
「また目隠ししたいの?だーめ、今度は認めない」
宗一も、鏡の中の由紀を見つめて返事をする。
それから、右手で由紀の顎を取って横を向かせた。
「大丈夫、すぐにそんなこと言う気なくなるから」
そう言って、いつものように優しく口付けを与える。由紀がそのキスをほっとした気持ちで受け入れると、ニュルリと舌が唇を割って入ってきた。
宗一の舌は、ゆっくりゆっくりと、歯の裏をなぞり、上顎を撫で、由紀の舌と上下左右に絡まる。一度ほぐされた身体には、そのゆったりさがもどかしく、由紀は自然と腰をくねらせ、右手で宗一の太腿を撫でていた。
唇を離し、宗一はふっと微笑む。
「ほら、そろそろ脱がなくちゃ、ね?」
そう言って由紀のキャミソールを脱がせ、次いでショーツも外した。されるがままな由紀は、改めて全てを曝け出した身体を自分自身で見つめることになった。
「由紀の身体、綺麗だろ?胸なんてこんな・・・」
と、両手で由紀の胸を下からすくい上げ、両方の突起をそれぞれの親指と人差し指でクリッと同時につねられると、ビリッと電気が走った。
「んんっ」
由紀は思わず目を閉じた。
「由紀、目を開けて」
宗一に言われ、改めて正面を見つめる。小さいながらも、乳首はピンクに染まりツンと上を向いて、食べ頃だと言わんばかりに、その存在を主張している。
「あ・・・」
「ね、こんなに、可愛い」
由紀は、恥ずかしいのに、頭がぼうっとして、言葉が出なくなってきていた。
「さっきイったからか、感度上がってるね。もっと、気持ちよくなれるかな?」
ーー今でも充分、今までで一番クラクラしている。そんなことってあるんだろうか。そんなことになったら、私はどうなってしまうのだろうか。
由紀が朦朧とする頭で考えている時、宗一はローションを数滴指に取り、その指を由紀の首元から垂直に下に滑らせた。
途端に、ぞくぞくぞくっと由紀の身体が反応する。
さらに宗一は手のひらにローションを馴染ませ、次は手を広げて腰からおへそにかけて撫でる。
「あっ・・・はっ・・・」
(な、なにこれ・・・なんか、身体の一回り内側を触られてるみたいな・・・)
肩から、背中へ。背中から、胸へ。
「あ・・・あぁんっ・・・」
ただ撫でられているだけだというのに、スルスルと滑る手がいつもの何倍もの気持ちよさで、由紀を襲う。
声を出し、くねくねと動いてしまう自分の姿が目に入っても、そのまま身を任せる他ない。
宗一が首筋に吸い付きながら、両手で由紀の胸を持ち上げ、乳首を手のひらで撫でたり、つねったりする。その度に、由紀は息を吐きながら、自分の膝をこすり合わせてしまう。
「・・・由紀。脚、開いて」
由紀は言われるがまま、少しばかり脚を開く。
「ローションなんて、必要ないぐらいだね、由紀。どれだけ、待ってたの?」
そう言いながら、後ろからの姿勢のまま、指を入れられる。1本、2本、3本と入ったところで、それぞれが中でバラバラの動きをし、クチュクチュ、グチュグチュとだんだんと強い音を立てる。
片脚はいつのまにか宗一によって、立膝の形にさせられていた。
「あっ・・・やっ・・・はぁんっ・・・」
鏡に映る姿は、もうどうしようもないくらいめちゃくちゃだった。
首筋を吸われ、胸を攻められ、片脚立ちで3本の指で蜜を掻き回されている。
その姿と、より勢いを増すグチュグチュと卑猥な水音が鳴り響き、今度は視覚、聴覚にダイレクトに刺激が伝わってくる。
宗一は手の動きを止めることなく言う。
「由紀・・・ほんと、エッチだね。自分が感じてる姿見て、余計に感じちゃってない?」
「やっ・・・だって宗一がぁ・・・」
こんな、まだ明るい中で。
真っ赤な顔で今にも泣きそうな顔をして、裸で宗一の手によって揺らされている自分が、こちらを見つめている。
由紀はどうしようもなくなり、きゅうっと、宗一が掻き回している中を締めた。
宗一が、一旦手を止める。
「・・・どうしたの?」
「お、お願い・・・欲しいの、宗一のが・・・。我慢、できない・・・」
宗一は野生の目をしたままふっと笑うと、それまでの座って後から抱きかかえていた姿勢から一転、由紀を抱えあげてベッドへ寝かせた。
※次回11/1更新予定
宗一が今使ったばかりのローターを手にしながら問う。
「あ・・・他に、もう1個あったよ・・・。そこの、白い箱に入ってる・・・」
先程、人生で初めてイかされた由紀は、まだ動く気になれず、布団に包まりながら答えた。
それを聞き、宗一が床に置いてある箱の中から、ローションのボトルを取り出す。
「へぇ、いいね。次はこれも使おう」
宗一は、一旦立ち上がって部屋の隅にある姿見をベッドの方へ向けてから、ボトルを持って戻ってきた。
由紀は身体に巻いていた布団を剥ぎ取られ、後ろから宗一に抱きかかえられる形で、鏡と向かい合わせになるように座らされた。
「どう・・・由紀?さっき何も見えなかった分、今度は自分の感じてるところもしっかり見ような」
宗一が囁き、耳たぶを甘噛みする。
そうしながら、手のひらで乳房を優しく包み、もう一方の手で腰を撫でる。
身体がビクッと反応し、紅潮している顔が、由紀自身の目に飛び込んでくる。
由紀はたまらず、鏡越しに訴えた。
「や、やっぱり恥ずかしいです・・・まだ、明るいし・・・」
「また目隠ししたいの?だーめ、今度は認めない」
宗一も、鏡の中の由紀を見つめて返事をする。
それから、右手で由紀の顎を取って横を向かせた。
「大丈夫、すぐにそんなこと言う気なくなるから」
そう言って、いつものように優しく口付けを与える。由紀がそのキスをほっとした気持ちで受け入れると、ニュルリと舌が唇を割って入ってきた。
宗一の舌は、ゆっくりゆっくりと、歯の裏をなぞり、上顎を撫で、由紀の舌と上下左右に絡まる。一度ほぐされた身体には、そのゆったりさがもどかしく、由紀は自然と腰をくねらせ、右手で宗一の太腿を撫でていた。
唇を離し、宗一はふっと微笑む。
「ほら、そろそろ脱がなくちゃ、ね?」
そう言って由紀のキャミソールを脱がせ、次いでショーツも外した。されるがままな由紀は、改めて全てを曝け出した身体を自分自身で見つめることになった。
「由紀の身体、綺麗だろ?胸なんてこんな・・・」
と、両手で由紀の胸を下からすくい上げ、両方の突起をそれぞれの親指と人差し指でクリッと同時につねられると、ビリッと電気が走った。
「んんっ」
由紀は思わず目を閉じた。
「由紀、目を開けて」
宗一に言われ、改めて正面を見つめる。小さいながらも、乳首はピンクに染まりツンと上を向いて、食べ頃だと言わんばかりに、その存在を主張している。
「あ・・・」
「ね、こんなに、可愛い」
由紀は、恥ずかしいのに、頭がぼうっとして、言葉が出なくなってきていた。
「さっきイったからか、感度上がってるね。もっと、気持ちよくなれるかな?」
ーー今でも充分、今までで一番クラクラしている。そんなことってあるんだろうか。そんなことになったら、私はどうなってしまうのだろうか。
由紀が朦朧とする頭で考えている時、宗一はローションを数滴指に取り、その指を由紀の首元から垂直に下に滑らせた。
途端に、ぞくぞくぞくっと由紀の身体が反応する。
さらに宗一は手のひらにローションを馴染ませ、次は手を広げて腰からおへそにかけて撫でる。
「あっ・・・はっ・・・」
(な、なにこれ・・・なんか、身体の一回り内側を触られてるみたいな・・・)
肩から、背中へ。背中から、胸へ。
「あ・・・あぁんっ・・・」
ただ撫でられているだけだというのに、スルスルと滑る手がいつもの何倍もの気持ちよさで、由紀を襲う。
声を出し、くねくねと動いてしまう自分の姿が目に入っても、そのまま身を任せる他ない。
宗一が首筋に吸い付きながら、両手で由紀の胸を持ち上げ、乳首を手のひらで撫でたり、つねったりする。その度に、由紀は息を吐きながら、自分の膝をこすり合わせてしまう。
「・・・由紀。脚、開いて」
由紀は言われるがまま、少しばかり脚を開く。
「ローションなんて、必要ないぐらいだね、由紀。どれだけ、待ってたの?」
そう言いながら、後ろからの姿勢のまま、指を入れられる。1本、2本、3本と入ったところで、それぞれが中でバラバラの動きをし、クチュクチュ、グチュグチュとだんだんと強い音を立てる。
片脚はいつのまにか宗一によって、立膝の形にさせられていた。
「あっ・・・やっ・・・はぁんっ・・・」
鏡に映る姿は、もうどうしようもないくらいめちゃくちゃだった。
首筋を吸われ、胸を攻められ、片脚立ちで3本の指で蜜を掻き回されている。
その姿と、より勢いを増すグチュグチュと卑猥な水音が鳴り響き、今度は視覚、聴覚にダイレクトに刺激が伝わってくる。
宗一は手の動きを止めることなく言う。
「由紀・・・ほんと、エッチだね。自分が感じてる姿見て、余計に感じちゃってない?」
「やっ・・・だって宗一がぁ・・・」
こんな、まだ明るい中で。
真っ赤な顔で今にも泣きそうな顔をして、裸で宗一の手によって揺らされている自分が、こちらを見つめている。
由紀はどうしようもなくなり、きゅうっと、宗一が掻き回している中を締めた。
宗一が、一旦手を止める。
「・・・どうしたの?」
「お、お願い・・・欲しいの、宗一のが・・・。我慢、できない・・・」
宗一は野生の目をしたままふっと笑うと、それまでの座って後から抱きかかえていた姿勢から一転、由紀を抱えあげてベッドへ寝かせた。
※次回11/1更新予定
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる