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第36話
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私は部屋に戻り、マルクスが一緒にいてくれる。
今後の予定は聞いたけど、マルクスは話しておきたいことがあるようだ。
「ポーションを多く作ると言っていたが、大丈夫なのか?」
「はい。何も考えられなくなるぐらいで抑えますので、先に用事を済ませてからポーションを作ります」
マルクスは心配してくれるけど、今まで楽だったのが前と同じ程度になるだけだ。
それでも作れるポーションの量は前の倍以上だから、冒険者達の力になれるのは間違いない。
「そうか……悪いのはザライン国だ。エミリーが無理をする必要はない」
マルクスはポーションを多く作ることが危険だと考えて、私を案じてくれる。
それは嬉しいけど、エトラス国を護れず後悔したくはない。
「はい。それでも私はこの街を、エトラス国を守りたいと想っています」
「わかった。エミリーを狙う者がいるのなら、俺はその敵を容赦しない」
マルクスが決意を話して、私は笑顔を浮かべる。
狙われていると聞いたけど――マルクスがいてくれるのなら、何も問題はなかった。
今後の予定は聞いたけど、マルクスは話しておきたいことがあるようだ。
「ポーションを多く作ると言っていたが、大丈夫なのか?」
「はい。何も考えられなくなるぐらいで抑えますので、先に用事を済ませてからポーションを作ります」
マルクスは心配してくれるけど、今まで楽だったのが前と同じ程度になるだけだ。
それでも作れるポーションの量は前の倍以上だから、冒険者達の力になれるのは間違いない。
「そうか……悪いのはザライン国だ。エミリーが無理をする必要はない」
マルクスはポーションを多く作ることが危険だと考えて、私を案じてくれる。
それは嬉しいけど、エトラス国を護れず後悔したくはない。
「はい。それでも私はこの街を、エトラス国を守りたいと想っています」
「わかった。エミリーを狙う者がいるのなら、俺はその敵を容赦しない」
マルクスが決意を話して、私は笑顔を浮かべる。
狙われていると聞いたけど――マルクスがいてくれるのなら、何も問題はなかった。
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