婚約者から妾になれと言われた私は、婚約を破棄することにしました

天宮有

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第13話

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アシェル視点

 エミリーに婚約破棄を言い渡された時、俺は自らの行動を後悔した。

 その後……父の国王にキアラと関わるなと言われて、エミリーを憎むようになる。
 後悔していたことを忘れるほどで、俺はエミリーを消すための方法を考えていた。

 部屋で1人になった俺は、これからの行動を思案して呟く。

「そうだ――エミリーが犯罪者となれば、俺は婚約者にしたくなかったことにできるだろう!」

 エミリーを妾にしたかったのも、危険だったから婚約者にしたくなかったことにすればいい。
 そうすれば父も納得して、キアラと関わっても構わなくなるはずだ。

 エミリーを消すこともできるから、俺はそのための準備をはじめる。
 協力者が必要で、今度は裏切らない奴を選ぶ必要がありそうだ。

「評判は悪くなっても、俺は王子……今までいい思いをさせていた奴なら、俺の指示を聞くだろう!」

 俺は決意して、エミリーを消すために準備していく。
 その計画は傍から見れば無茶苦茶なものだが、今の俺は冷静になれなかった。

 その後――エミリーを消す計画のせいで、俺は再び後悔することになる。
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