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第60話
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もうラミダ達は何もできないと思っていたけど、リオウの本体に話を聞かれないよう対策を立てたようだ。
「リオウが話を聞かないように対策をとったって……まだラミダ達は、何かするつもりなの?」
不安になった私は思わず呟くと、ジークが冷静に話す。
「ラミダ達と同行していた者の中に、聖獣の専門家がいた」
「そうなの?」
ジークは聖獣の専門家を知っているようで、話してくれる。
「ああ。聖獣の専門家はリオウの分身を見て力を察し、対策をとったのかもしれない……それでも、手遅れだな」
「僕が忠告していますし、関わろうとは思わないはずです」
「そうだな。それでも冒険者の応援が来るまでは、警戒しておこう」
リオウの話を聞いて不安になったけど、ジークとヨハンは落ち着いている。
私も2人と同意見で、頷いて本心を話す。
「ええ……ラミダ達が何かしてきても、また追い返すだけよ」
聖獣の専門家に対策をとらせても、ジークの言う通りもう手遅れだ。
捕獲隊絡みで冒険者ギルドから応援の人達が村に来てくれるから、捕獲隊が何かできるとは思えない。
この時の私達は、もう大丈夫だと確信していた。
「リオウが話を聞かないように対策をとったって……まだラミダ達は、何かするつもりなの?」
不安になった私は思わず呟くと、ジークが冷静に話す。
「ラミダ達と同行していた者の中に、聖獣の専門家がいた」
「そうなの?」
ジークは聖獣の専門家を知っているようで、話してくれる。
「ああ。聖獣の専門家はリオウの分身を見て力を察し、対策をとったのかもしれない……それでも、手遅れだな」
「僕が忠告していますし、関わろうとは思わないはずです」
「そうだな。それでも冒険者の応援が来るまでは、警戒しておこう」
リオウの話を聞いて不安になったけど、ジークとヨハンは落ち着いている。
私も2人と同意見で、頷いて本心を話す。
「ええ……ラミダ達が何かしてきても、また追い返すだけよ」
聖獣の専門家に対策をとらせても、ジークの言う通りもう手遅れだ。
捕獲隊絡みで冒険者ギルドから応援の人達が村に来てくれるから、捕獲隊が何かできるとは思えない。
この時の私達は、もう大丈夫だと確信していた。
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