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第19話
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ダゴン視点
城の玉座の間に到着して、俺に対して国王が激怒している。
アリカが出てから呼び出されたことは数回あるが、今日は発言に驚くしかなかった。
「ここ最近、隣国のルーアス公爵家で連絡用の魔法道具が完成したようだ。アリカがいるのは間違いない!」
「本当ですか!」
「アリカは今までの魔法道具よりも遥かに性能がいい魔法道具を完成させている! お前とメディナがアリカを追い出さなければ、何も問題なかったんだ!」
そう言って、国王が隣国で作られた連絡用の魔法道具について悦明した。
今までの物よりも魔力の消費を抑えられているようで、俺は尋ねる。
「性能がよくなっているのなら、アリカは関係ないのではありませんか?」
「隣国でアリカがいなくなってすぐ完成したのなら、アリカが関わっているに決まっているだろう!」
目撃したわけではなく、結果からアリカがいると国王は考えたらしい。
そして……俺はこれから、国王が激怒している理由を知ることとなる。
城の玉座の間に到着して、俺に対して国王が激怒している。
アリカが出てから呼び出されたことは数回あるが、今日は発言に驚くしかなかった。
「ここ最近、隣国のルーアス公爵家で連絡用の魔法道具が完成したようだ。アリカがいるのは間違いない!」
「本当ですか!」
「アリカは今までの魔法道具よりも遥かに性能がいい魔法道具を完成させている! お前とメディナがアリカを追い出さなければ、何も問題なかったんだ!」
そう言って、国王が隣国で作られた連絡用の魔法道具について悦明した。
今までの物よりも魔力の消費を抑えられているようで、俺は尋ねる。
「性能がよくなっているのなら、アリカは関係ないのではありませんか?」
「隣国でアリカがいなくなってすぐ完成したのなら、アリカが関わっているに決まっているだろう!」
目撃したわけではなく、結果からアリカがいると国王は考えたらしい。
そして……俺はこれから、国王が激怒している理由を知ることとなる。
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