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第9話
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ゼノラス視点
会議が終わって――俺は部屋で1人になって、頭を抱えて取り乱す。
会議は言い合いになって、ルリサの捜索をすることが決まる。
ルリサの居場所はわからないから、とにかく膨大な魔力を持つ女性を探すようだ。
それは今までもやっていたことで、目撃情報はまったくなかった。
「クソッッ! 恐らくルリサは、こうなることを予測して魔力を隠しているのだろう!」
実際は魔の森に住んでいるが、あんな魔境で生活するなど誰も考えない。
完全に思考の外の場所に住むルリサを、何も知らない俺達が見つけることは不可能だった。
「このままルリサの推測通りになれば、ギアノ国は滅びてしまうだろう!!」
大地の膨大な魔力を利用して、ギアノ国は今まで繁栄していた。
ルリサが力を持たなかった頃に全て戻すように提案するも、貴族達は拒んでいる。
元に戻す場合は莫大な損害が出て、国王は自己責任と宣言したからだ。
「ラベーリ家に貸しを作りたくなかったから、力を利用していた貴族達は今までルリサは関係ないと言っていたのに……ルリサを戻せと言い出すとはな!」
手の平を返した貴族達に苛立ち、俺は今後のことを考える。
サレアは使い物にならず、ルリサを連れ戻そうにも場所がわからない。
これからもルリサの推測通りになると想定して、対策が必要だ。
ルリサが失ったことで発生する被害は、俺達にはどうしようもないことだった。
「今はルリサの忠告が頼りだ……どうして俺は、あの時ルリサを守ろうとしなかったんだ……」
現状に恐怖した俺は、ルリサの追放に賛同したことを後悔していた。
会議が終わって――俺は部屋で1人になって、頭を抱えて取り乱す。
会議は言い合いになって、ルリサの捜索をすることが決まる。
ルリサの居場所はわからないから、とにかく膨大な魔力を持つ女性を探すようだ。
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「クソッッ! 恐らくルリサは、こうなることを予測して魔力を隠しているのだろう!」
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完全に思考の外の場所に住むルリサを、何も知らない俺達が見つけることは不可能だった。
「このままルリサの推測通りになれば、ギアノ国は滅びてしまうだろう!!」
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元に戻す場合は莫大な損害が出て、国王は自己責任と宣言したからだ。
「ラベーリ家に貸しを作りたくなかったから、力を利用していた貴族達は今までルリサは関係ないと言っていたのに……ルリサを戻せと言い出すとはな!」
手の平を返した貴族達に苛立ち、俺は今後のことを考える。
サレアは使い物にならず、ルリサを連れ戻そうにも場所がわからない。
これからもルリサの推測通りになると想定して、対策が必要だ。
ルリサが失ったことで発生する被害は、俺達にはどうしようもないことだった。
「今はルリサの忠告が頼りだ……どうして俺は、あの時ルリサを守ろうとしなかったんだ……」
現状に恐怖した俺は、ルリサの追放に賛同したことを後悔していた。
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