大人になっても断れない私

変化する私

馬鹿な理由

すると、1時間後ぐらいに、

「久しぶり！RINEの整理でみんなに電話かけてるんだ！」

と言う意味不明な返答が返ってきた。電話は長いこと鳴っていたが、そんな長い時間コールを流す必要があったのか？もし、私があの場で出たらなんとアンタは言ったんだろう？かけておいてまさか、気不味い空気を流したりしないよね？要件ないのに電話してきたのはアンタだもんね？

と自分でも謎に意地の悪い事を考えながら、次のメッセージが送られてきた。

「久しぶりだし、電話したい！いつなら、電話できそう？」

と言う内容のメッセージを見た時はもう笑いを堪えるのに必死だった。

話すも何も私とアンタは直接話したことすらねぇよ

と言う黒い笑みが私を包んだ。