次は幸せな結婚が出来るかな?

キルア犬

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転んでないけどただでは起きない

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エメリアーナがヴェノム・サーペントの毒を浴び、
苦しんでいる者達に治癒魔法を使った。


王女「ダンレス総団長、、大丈夫かしら?」


ダンレス「えぇ、、他の者達は、、」


王女「大丈夫よ!ダンレス総団長が最後だったの」


ダンレス「私が最後ですか、、王女、治癒魔法、ありがとうございます」


王女「いいえ、、出来ることをしただけよ」


エメリアーナは周囲を見回し、ダンレス総団長で最後だったかを確認しようとして、少し離れた所にいた騎士達が持っている物に目がとまる。

(んん?あれは何?なんかの巻き物と魔石を持っているみたいだけど、、まさかね、、回収した?でもタランチュラのドロップ品は離れてても白い巻糸だとわかったから、、可能性があるんだよね、、)


エメリアーナが予想した通り、被害に遭わなかった騎士達はダンジョンの出入り口の内部にドロップされた品と魔石を警戒しながら回収していた。


ダンレス「ダンジョンの様子は?」


ダンレス総団長は起き上がり、全身に浴びせられた水のせいで前髪が鬱陶しかったのか髪を払い上げながら、現状確認をした。


レオニス「ヴェノム・サーペントの後は魔物の気配は今のところはないようです」


ダンレス「そうか、、」


レオニス「ダンレス総団長!今の内にエメリアーナを宿に連れて行きます」


ダンレス「わかった」



その後、、宿屋にて、、、


チャプン


王女「ふぅ~!気持ちいい~!」

(あぁ~~!お風呂は最高!泡立ちが微妙な石鹸でもないよりは良い!!洗った感じは大事!!大蛇の唾液?体液?を浴びたと思い出すだけで気分が下がるし、、これは王宮に帰ったら絶対に魔物図鑑を貰うわよ!借りない!本が高価だろうが知ったことか!
知ってると知らないでは心持ち?覚悟?どっちでもいいけど、、違うしね!)


エメリアーナはメイド達に全身を洗って貰い、ローブも皮手袋を使用して洗って貰った。


エメリアーナが湯船でゆっくり浸かっている間に護衛達とメイド達も交代しながらお風呂に入った。


風呂からあがると髪に香油を垂らし馴染ませてもらい、緩めの三つ編みにして貰った。


エメリアーナが宿屋のお風呂でゆっくり入っている間にレオニスと同行した騎士達はさっさと入り、ダンレスとオスカー達と交代し、2人が戻り次第、宿に戻って来た。


宿屋の食堂で、、、


レオニス「エメリー!ご飯だよ」


王女「はい!お待たせしました、、まだ気配はないみたいですね!」


レオニス「あぁ、、そうだね、、朝まで出て来ないと良いんだが、、、」


(それは、、フラグですよ!イケ叔父!やめて!あの匂いをまた嗅がされると考えると眠れなくなる)


王女「次の可能性がある魔物はどんな魔物です?」


レオニス「次かい?次は、、、」









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