次は幸せな結婚が出来るかな？

魔力切れ！

第2候補にしていた休憩地は幸い誰もおらず、休憩することが出来た。


馬車から降りたエメリアーナは、、、

(あぁぁーー！この解放感！！空気もすっごい美味しい気がする！頑張って耐えたよ！多分、、表情にも出さなかったと思うし、私！頑張った！)


休憩地は昼前に余裕で到着したので、このまま、ゆっくり昼食と休憩を取ることになった。


エメリアーナは昼食のスープとパンをアイテムボックスから出し、騎士達にスープの温めを頼み、草原で野外トイレを済ませ、レオニスに馬達に回復魔法を使いたいと言って、馬達の元に行き、回復魔法を使って行く。


馬達はエメリアーナの回復魔法を喜び、頭を寄せて感謝を示した。


レオニス「喜んでいるな！」


王女「はい！喜んでくれて、嬉しいです！」

(あぁー！動物は癒し効果があるわ！待って！群がらなくも全員じゃないや、全馬にしてあげるから大人しく待ってて！！前に怪我をした馬を治癒回復魔法を使って治した時に馬達に回復魔法を使ってあげようって考えた私は偉い！自画自賛よ！！)


エメリアーナに回復魔法をかけて貰った馬達は休憩地にある川の水を飲んだり、草原の草を食べて過ごし始めた。


３０頭の馬に回復魔法をかけ終わった頃に騎士が走って来た。


騎士「レオニス団長！」


レオニス「どうした？」


騎士「あそこの辺りにゴブリン３体現れまして、マイク文官が「私が倒します！久しぶりに魔法を放ちたい！」と言われまして、、、」


レオニス「そうか、、、まだあるのか？」


騎士「はい、、火魔法で倒されて、魔力切れで気絶されました」


レオニス「あっ！そうだ！マイクは魔力量が、、馬車に運んで置いてくれ！」


騎士「はい！わかりました」


報告に来た騎士は走って行き、マイクを抱えている騎士に指示をして、馬車に向かった。


(ゴブリン３体倒して、魔力切れで気絶！？これは私にとって良い報告だよね？どれ位で目を覚ますかわかんないけど、、夕方まで寝ててくれないかな？)


レオニス「エメリー！昼食を食べよう！」


王女「はい！レオニス叔父様？マイク様の昼食はどうしますの？」


レオニス「ボアの干し肉を私が持っているから目を覚ましてお腹が空いていたらそれを食べさせるよ」


王女「干し肉が昼食、、」


レオニス「今日、泊まる予定の街に着くまで寝ていてくれても良いがな、、それに、、エメリーも疲れただろう？」


王女「疲れましたが、、誰か聞いて欲しかったのだと思いますから、、」


レオニス「エメリーは優しいな！」


王女「そうですか？ありがとうございます」

(疲れたよ！本当に疲れたよ！わかっていたなら助けてよ！道中の休憩地で毎回、ゴブリン出て来ないかな？他の魔物でも良いから、、マイクの前に出ておいでぇー！魔物さま～！)