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プロローグ
はじまり
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祝福の鐘の音と共に空に響いたのは、今日二人占めした、大好きな友人達の笑い声。
私は、友人達の手を離れて段々と小さくなっていく色とりどりの風船を見送りながら、何故か無性に泣きたくなった。
心の中は幸せな気持ちで満たされている。
――エン……私の隣にエンが居る。
友人達に囲まれ、困ったように笑うエン。
――あ、私今……
私は、友人達の手を離れて段々と小さくなっていく色とりどりの風船を見送りながら、何故か無性に泣きたくなった。
心の中は幸せな気持ちで満たされている。
――エン……私の隣にエンが居る。
友人達に囲まれ、困ったように笑うエン。
――あ、私今……
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