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3章
第7話 Side北風真美
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3人で仲良く休憩していたら荒木くんが突然…
「…ももかちゃんのパパとママの今日の服装とかわかる?」
「え~と…あ!ママはピンクのマフラーしてた!」
「…もしかしてパパは青色のマフラーしてなかった?」
「してた!!」
「すごいね…荒木くんどうしてわかったの?」
「いや、今チラッと見えた。逆走してる夫婦が結構困り顔でいるのが」
「「え!?」」
そこからは速かった。3人で移動して荒木くんが見えた場所まで行ったら本当にももかちゃんの親がいた。ただ休憩してるだけじゃなくて本当に探してたんだ…。
「パパ、ママー!!」
「「桃香!!」」
ももかちゃんは自分の親が見えた瞬間に走って親に抱きついて泣き始めていた。やっぱり不安だったよね…。
「あ、おにいちゃんとおねえちゃんが助けてくれたの!」
「本当にありがとうございます!」
「なんとお礼をしたらいいのか……」
「あぁ~いや、別に気にしないでください。俺たちもももかちゃんと居て楽しかったですし」
むしろ私が救われたからね…。それらしいこともあんまりしてないし。
「でも、デートの邪魔をしてしまってすみません…」
デート!?やっぱり周りから見たら私と荒木くんはカップルに見えるのかな!?そう見えるなら嬉しいなぁ…。でも荒木くんはそれを否定しそうだけど…なんて思っていたら、
「ひみつ!」
意外にもそれに反応したのはももかちゃんだった。ももかちゃんの親に約束した時のポーズをして強く念を押すが、私以外の3人は首を傾げている。
ふっふふ。子供ってやっぱり可愛い!私もしゃがんでももかちゃんと同じ目線になって…
「ひみつ!」「ふふ。秘密ー」
同じポーズをして「ねー!」と笑い合う。こういう時間もいいなぁ。
「ばいばーい!」
「じゃあねーももかちゃん!」
「ばいばい、ももかちゃん」
そのままももかちゃんとはお別れすることになった。ももかちゃんは今度こそはぐれないようにパパとママとしっかり手を繋いでいる。その後ろ姿はとても楽しそうで笑顔だった。
「良かったねー、荒木くん──……」
振り向いてまだももかちゃん達を見送る荒木くんの顔はとても哀愁めいていて今まで見たことも無い顔をしていてそれがとても忘れられそうになかった。
「…親が死んでからたまに思うんだけどさ…」
「え?うん」
「朝、起きて生活するのが当たり前じゃないんだなって思う…。いつもの行動って無意識だから分かんないけどそれも保証されてるものじゃない。確率的に言えば明日にだってしぬかもしれない。それが10年以上も続いるのは奇跡だと思う。だからなんだって話だけど…まぁももかちゃんにとってもこんな日が続けばいいのになって思っただけ」
「……」
それは多分最も身近な家族が急に亡くなってしまった荒木くんだからわかることなんだと思う。言われてみればそうだと思うけど今の私にはまだその実感がわかない。きっと荒木くんと同じぐらいにその事実を理解していないんだと思う。
だから私は何にも言えなかった。
「ごめん、なんか湿っぽい話した」
「ううん、そんなことないよ」
「……北風、足大丈夫か?」
「え!?」
足って靴擦れのことだよね!?気づいてたの!?表情は変えてないつもりだったのに?
こういう時に誤魔化しても無駄なのはもう知ってる。すぐにバレるだろうね。こういう時無駄に鋭いからね。
「ちょっと痛いけど大丈夫。さっき休んでマシになったし」
もしかしてさっきの休憩も私のためだったりするのかな?荒木くんなら有り得る気がする。こういう些細なことでも気づいてくれることが嬉しくてつい頬が緩んでしまう。
「一応、見とくか」
そのままさっきまでや休んでいた場所まで休んでいた場所まで戻った。
「確かワセリンを塗ったら良かったはず……ってこんな会話したことあったな」
そう言われて思い出した。今のこの体勢は修学旅行の時、私が怪我して荒木くんが助けてくれた時にそっくりだ。
「そうだね。……あれから結構時間経ったよね」
本当にそう思う。修学旅行の時から私と荒木くんの関係は変わった。あの時はこんなふうになるだなんて想像すらしてなかった。私自身もこんなに変わるだなんて思ってすらなかった。……こんな気持ちになるなんて、恋をするなんてありえないと思っていた。………なのに……
「そうだな。…最近のことなのに妙に昔のことだと思うな」
「それほどにそれからの思い出が濃かったからじゃない?ほら、文化祭とか」
「……あぁ、言われてみれば確かに。文化祭はこれ以上ないほどに濃いな。一応簡単な治療ならしたぞ。もし、まだ痛かったらおんぶでもしてやろうか?」
そう言って荒木くんはいつも通りに笑う。半分ぐらい冗談なのだろう。冗談も言い合える関係になったと思えば、本当に仲良くなったんだと思う。
「おんぶしてって言ったらしてくれるの?」
「……冗談です」
とは照れつつも本当に痛かったらおんぶしてくれそうだよね。可愛いよね。
「大丈夫だよ。よしっ!行こっか!」
「おう」
足の痛みがさっきよりだいぶ楽になった。うん、これなら本当に大丈夫そう!ちょっと残念だけど。
荒木くんは手が冷たいのか自分の白い息をてに当てて温めている。ってあれ?
「荒木くん、カイロどうしたの?さっき2個持ってたよね?」
今私の手元にあるカイロともうひとつ荒木くんはカイロを用意していたのに今はそれがない。
「あぁ~、それならカステラ食べてる時にももかちゃんにあげた」
「そうなんだ…。あ!それならこのカイロ返そうか?」
「いや、そこまで寒くないし大丈夫」
とは言えど荒木くんの手はとても寒そうに見える。でもこういう時に荒木くんは断固として私にくれたカイロを受け取ろうとしないだろう。変なプライドが邪魔しているのかも。
「あ、ならさ、一緒にこのカイロ使わない?」
「……え?」
「手、冷たいでしょ?だからカイロ一緒に使えばどうかな?って」
「いや、一緒に使うって言ったってどうやって使うんだよ?まさかカイロを真っ二つにするだなんて言わないよな?」
……荒木くんは私をなんだと思っているのだろうか?そこまでバカじゃないし怪力でもなければ脳筋でもないんだけど??
「…普通に一緒に使うだけだよ。こうやって!」
そして私は無理やりカイロ越しに荒木くんと手を繋ぐ。ほら!こうすればお互いにカイロの熱を受け取れるでしょ?
「ぃぃ!?っ!北風!別に俺やっぱいいよ!カイロは北風が使ってくれ!」
「荒木くんだって寒そうだったじゃーん!」
ふふ。照れてる照れてる。さっきのお返しだ。
………暖かい…。とても暖かい。身も…心も暖まる。今、右手から全身に伝わる熱はカイロのおかげだけとは思えないぐらいに暖かい。
「暖かいね……」
「……そうだな…。暖かい……」
「荒木くんはさ、何おねがいするか決めた?」
「あぁ~、決めたっていうか俺は神社とかそういうところに行ってお願いすることは一緒なんだよな。『無病息災』だよ」
「へぇ~、そうなんだ!…なんというか荒木くんらしいね」
多分それは昔っからお願いしてたわけじゃ多分ないんだよね。何も言わないけどきっと荒木くんのお父さんとお母さんが亡くなってから願い始めたんだろうな…。
「北風は何をお願いするんだ?」
「え!?わ、私はねぇ……」
どうしよう!?未だに決まってないし、荒木くんみたいに立派なものでもない。むしろ私利私欲で溢れてるよ!
そんな時…
「おーい!神楽!真美ちゃーん!」
近くから私たちの名前を呼ぶ声がした。
「今のは月夜さんかな?よし!行こっか!」
「ほほぅ。それで俺から逃げれると?」
ドキッ!くっ!荒木くんの追及から逃れようと思ったけどやっぱり無理だよね!
「俺は言ったんだから言ってくれてもいいだろ?」
私はカイロ越しに繋いでいた荒木くんの手を離して1歩先に進み、振り返る。
「内緒だよ♪言ったら叶わないってよく言うじゃん!私は何としてもこの願いを叶えたんだ」
「お姉ちゃーん!」
「今行くー!」
決して今、顔が赤いのは寒さのせいだ。別に先にみんなところに行くのもその顔を荒木くんに見られたくないとかじゃ断じてない!
「……はぁ…。それで言うなら俺の今年はろくなことにならなさそうだな………」
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「本当にありがとうございます!」
「なんとお礼をしたらいいのか……」
「あぁ~いや、別に気にしないでください。俺たちもももかちゃんと居て楽しかったですし」
むしろ私が救われたからね…。それらしいこともあんまりしてないし。
「でも、デートの邪魔をしてしまってすみません…」
デート!?やっぱり周りから見たら私と荒木くんはカップルに見えるのかな!?そう見えるなら嬉しいなぁ…。でも荒木くんはそれを否定しそうだけど…なんて思っていたら、
「ひみつ!」
意外にもそれに反応したのはももかちゃんだった。ももかちゃんの親に約束した時のポーズをして強く念を押すが、私以外の3人は首を傾げている。
ふっふふ。子供ってやっぱり可愛い!私もしゃがんでももかちゃんと同じ目線になって…
「ひみつ!」「ふふ。秘密ー」
同じポーズをして「ねー!」と笑い合う。こういう時間もいいなぁ。
「ばいばーい!」
「じゃあねーももかちゃん!」
「ばいばい、ももかちゃん」
そのままももかちゃんとはお別れすることになった。ももかちゃんは今度こそはぐれないようにパパとママとしっかり手を繋いでいる。その後ろ姿はとても楽しそうで笑顔だった。
「良かったねー、荒木くん──……」
振り向いてまだももかちゃん達を見送る荒木くんの顔はとても哀愁めいていて今まで見たことも無い顔をしていてそれがとても忘れられそうになかった。
「…親が死んでからたまに思うんだけどさ…」
「え?うん」
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「……」
それは多分最も身近な家族が急に亡くなってしまった荒木くんだからわかることなんだと思う。言われてみればそうだと思うけど今の私にはまだその実感がわかない。きっと荒木くんと同じぐらいにその事実を理解していないんだと思う。
だから私は何にも言えなかった。
「ごめん、なんか湿っぽい話した」
「ううん、そんなことないよ」
「……北風、足大丈夫か?」
「え!?」
足って靴擦れのことだよね!?気づいてたの!?表情は変えてないつもりだったのに?
こういう時に誤魔化しても無駄なのはもう知ってる。すぐにバレるだろうね。こういう時無駄に鋭いからね。
「ちょっと痛いけど大丈夫。さっき休んでマシになったし」
もしかしてさっきの休憩も私のためだったりするのかな?荒木くんなら有り得る気がする。こういう些細なことでも気づいてくれることが嬉しくてつい頬が緩んでしまう。
「一応、見とくか」
そのままさっきまでや休んでいた場所まで休んでいた場所まで戻った。
「確かワセリンを塗ったら良かったはず……ってこんな会話したことあったな」
そう言われて思い出した。今のこの体勢は修学旅行の時、私が怪我して荒木くんが助けてくれた時にそっくりだ。
「そうだね。……あれから結構時間経ったよね」
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「そうだな。…最近のことなのに妙に昔のことだと思うな」
「それほどにそれからの思い出が濃かったからじゃない?ほら、文化祭とか」
「……あぁ、言われてみれば確かに。文化祭はこれ以上ないほどに濃いな。一応簡単な治療ならしたぞ。もし、まだ痛かったらおんぶでもしてやろうか?」
そう言って荒木くんはいつも通りに笑う。半分ぐらい冗談なのだろう。冗談も言い合える関係になったと思えば、本当に仲良くなったんだと思う。
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「大丈夫だよ。よしっ!行こっか!」
「おう」
足の痛みがさっきよりだいぶ楽になった。うん、これなら本当に大丈夫そう!ちょっと残念だけど。
荒木くんは手が冷たいのか自分の白い息をてに当てて温めている。ってあれ?
「荒木くん、カイロどうしたの?さっき2個持ってたよね?」
今私の手元にあるカイロともうひとつ荒木くんはカイロを用意していたのに今はそれがない。
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「あ、ならさ、一緒にこのカイロ使わない?」
「……え?」
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「いや、一緒に使うって言ったってどうやって使うんだよ?まさかカイロを真っ二つにするだなんて言わないよな?」
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「ぃぃ!?っ!北風!別に俺やっぱいいよ!カイロは北風が使ってくれ!」
「荒木くんだって寒そうだったじゃーん!」
ふふ。照れてる照れてる。さっきのお返しだ。
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「暖かいね……」
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ドキッ!くっ!荒木くんの追及から逃れようと思ったけどやっぱり無理だよね!
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私はカイロ越しに繋いでいた荒木くんの手を離して1歩先に進み、振り返る。
「内緒だよ♪言ったら叶わないってよく言うじゃん!私は何としてもこの願いを叶えたんだ」
「お姉ちゃーん!」
「今行くー!」
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