54 / 91
第五章
上手くできる気がしない
しおりを挟む
ディックに聞いた方法が衝撃的すぎて、ルカは夕食の間心ここにあらずで、ユリウスに大丈夫か?と心配されるほどだった。
早々に食べ終えたユリウスは、ルカの隣に座ると「どうした?」と顔をのぞきこんできた。思わずユリウスの股へと視線を下ろしたが、俯いたと思ったユリウスはルカのあごを持って上向かせた。
「やっぱり元気がないな」
ユリウスはルカの目をのぞき込む。
「えっと、あの」
ルカはきょろきょろと辺りに視線を向けた。すぐ側にはカレル、リサ、アントンもいる。ユリウスとしたことはみんなにばれているのは知っているけれど、今ここでディックと話した内容を口にはできない。
ルカは残りの食事を平らげると、ユリウスの腕を引いて立ち上がった。
「どこに行くんだ?」
「ユリウスの部屋」
答えるとふわりと体が浮き上がった。
「大丈夫だよ、ユリウス」
「まぁいいだろ」
ユリウスはルカを抱いたまま部屋へ戻った。最近ではルカの寝る場所はユリウスの寝室になっている。ルカの部屋にはルカの服が置いてあるだけで、今ではポポのゲージもユリウスの部屋にある。
部屋に入るとポポがキキと鳴いた。ゲージに指を入れてちょっと遊んでやるとポポはくるくる回って枝を駆け上がった。
その間ユリウスはずっとルカを抱いたままだ。ルカはゲージから指を抜き、ユリウスの腕から降りるとユリウスをベッドに腰掛けさせた。
ともかくもディックに教えてもらったことをしてみよう。ユリウスの股の間に跪き、トラウザーズのベルトに手をかけるとユリウスはルカの手をつかんだ。
「なんだ? まだ月のものは終わってないだろう?」
「うん、そうなんだけど。ユリウスはセーエキ出したいかなと思って。上手くできるかわからないけど」
なんとかベルトを外すとトラウザーズを寛げた。その手をユリウスはまたつかみ、更にルカの腰をつかむと引き上げ、自分の隣に座らせた。
「また、ディックに何か聞いたんだろう」
呆れたようなユリウスの口調に、ルカはだってと俯いた。
「月のものがある間、ユリウスが我慢できなくて誰か他の人とするかもと思ったら嫌だったから」
それを聞いて、はぁとユリウスは息をついた。
「俺はよほどルカに信用されていないようだな。いいか? 以前にも言ったがな。俺にはルカだけだ。ルカ以外の者とはこういうことはしないぞ。それでも不安か?」
「ほんとにしない? でもしたことはあるんだよね」
「ルカと会う前の話だ。俺もいい大人だからな。過去のことを言われるとどうしようもないんだがな。今とこれからのことを約束するのでは不満か?」
ルカは首を振った。
「不満じゃない。わがまま言ってごめんなさい」
「そういうのはわがままとは言わん。俺には何でも話せ、ルカ。もやもやすることも、不安なことも一つずつ解決していってやるから」
「うん」
ルカはベッドの上に膝で立つとユリウスに顔を近づけた。
「キスはしてもいい?」
「ああ」
ユリウスはルカの後頭に大きな手を回すと自分の方へ引き寄せた。ちゅっと音を立てて、唇を吸われる。軽く口を開いてユリウスを迎え入れると、すぐに熱い舌が入ってきた。
ユリウスはじっくりとルカの中を堪能していき、そっと唇を離した。
「それでルカ。一体ディックには何を聞いたんだ?」
ルカが説明すると、ユリウスは額に手を当てた。
「あいつ、あれだけ釘を刺しておいたのにまた」
「わたしが聞いたからディックは親切に教えてくれただけだよ? 教えてもらったこと、してみようか?」
「いや、いい」
「どうして? ディックはとても気持ちいいって言ってた」
「いや、俺は口淫されるのは好まん。ああ、口でするのをそう言うんだがな」
「そうなんだ」
がっかりしたというよりほっとした。ディックの言うように上手くできる気がしなかったから。あんな大きなもの、自分の口に入ると思えなかったし、それに加えて歯も当たらないようになんてとても無理だ。
「今ほっとしたろう。したくないことを無理にしなくてもいいんだぞ」
「だってユリウスのために何かしたいと思ったから」
「気持ちは嬉しいが無理はするな。俺はルカが側にいるだけでいいんだ」
「ユリウス」
ルカは膝立ちしてユリウスの首に腕を回した。
ポポがききっと鳴いた。もっと遊んでと言われたような気がして、ルカはベッドから降りるとポポのゲージを開けた。
***
ポポと遊びだしたルカを見ながら、ユリウスは左の肩にそっと手を当てた。紋章が浮かび上がってからすでに四日ほど経つ。何かしら体に変化があるかもしれないと覚悟していたが、今のところ何もない。いつも通りだ。
ルカの月のものがあければ、ユリウスはまたルカを抱くだろう。その時、以前はなかった肩の紋章にルカが気がつかないわけがない。
カレルはなるべく秘してと言ったが、診察をするノルデンには早々にばれた。余計な心配をかけることにもなるので、ノルデンには正直に事の経緯を話した。
ルカにも、話すべきなのだろうな。
ユリウスはポポと戯れるルカを見ながら考えた。
ルカは責任を感じるだろうか。感じるだろうな。間違いなく。また自分を責めるだろう姿が容易に想像できる。
ユリウスはこうなる可能性をわかっていてルカを抱いたのだ。そこのところをよくよく説明して、納得させるしかないのだが。
ルカがポポと遊んでやっているのか、ポポにルカが遊ばれているのか。まるで意思疎通できているかのようなポポとルカを眺めながら、話すならば早いうちに、今日にも話そうとユリウスは決めた。
その日の夜、一緒にベッドに入った時にユリウスは話を切り出した。ルカの持っていたレガリアのこと、そのためにライニール王とオーラフ宰相がルカに執着していたこと、抱いた男のもとにレガリアが移ることがあることなど。王都でシミオンとエメレンスから聞いた話を説明した。
話し始めてすぐに、大事な話だとわかったのだろう。ルカはところどころわからない点だけ聞き返しながら、最後まで真剣に耳を傾けていた。
「それで、まさかユリウスに?」
「ああ。ここに」
ユリウスはシャツをはだけさせ、左肩を見せた。ルカが紋章に触れると、とくんと脈打つように一瞬熱くなった。
「……ごめんなさい」
謝るだろうと思っていたが、やはりルカは謝った。ユリウスはルカを腕の中に囲い、頬を自分の胸に押し付けた。
「わかっていてやったことだ。ルカが謝る必要はない。責任も感じるなよ。レガリアが俺に移ったからといって、今までと何の違いもないんだ」
「……わかった」
ルカは小さく呟いたが、本当に納得はしていないのだろう。
「俺を信じろ。ルカ」
どれほど言葉を尽くしてもルカは自分を責めることをやめないだろう。ユリウスはだからそう言って、抱きしめてやる以外に方法を思いつけなかった。
早々に食べ終えたユリウスは、ルカの隣に座ると「どうした?」と顔をのぞきこんできた。思わずユリウスの股へと視線を下ろしたが、俯いたと思ったユリウスはルカのあごを持って上向かせた。
「やっぱり元気がないな」
ユリウスはルカの目をのぞき込む。
「えっと、あの」
ルカはきょろきょろと辺りに視線を向けた。すぐ側にはカレル、リサ、アントンもいる。ユリウスとしたことはみんなにばれているのは知っているけれど、今ここでディックと話した内容を口にはできない。
ルカは残りの食事を平らげると、ユリウスの腕を引いて立ち上がった。
「どこに行くんだ?」
「ユリウスの部屋」
答えるとふわりと体が浮き上がった。
「大丈夫だよ、ユリウス」
「まぁいいだろ」
ユリウスはルカを抱いたまま部屋へ戻った。最近ではルカの寝る場所はユリウスの寝室になっている。ルカの部屋にはルカの服が置いてあるだけで、今ではポポのゲージもユリウスの部屋にある。
部屋に入るとポポがキキと鳴いた。ゲージに指を入れてちょっと遊んでやるとポポはくるくる回って枝を駆け上がった。
その間ユリウスはずっとルカを抱いたままだ。ルカはゲージから指を抜き、ユリウスの腕から降りるとユリウスをベッドに腰掛けさせた。
ともかくもディックに教えてもらったことをしてみよう。ユリウスの股の間に跪き、トラウザーズのベルトに手をかけるとユリウスはルカの手をつかんだ。
「なんだ? まだ月のものは終わってないだろう?」
「うん、そうなんだけど。ユリウスはセーエキ出したいかなと思って。上手くできるかわからないけど」
なんとかベルトを外すとトラウザーズを寛げた。その手をユリウスはまたつかみ、更にルカの腰をつかむと引き上げ、自分の隣に座らせた。
「また、ディックに何か聞いたんだろう」
呆れたようなユリウスの口調に、ルカはだってと俯いた。
「月のものがある間、ユリウスが我慢できなくて誰か他の人とするかもと思ったら嫌だったから」
それを聞いて、はぁとユリウスは息をついた。
「俺はよほどルカに信用されていないようだな。いいか? 以前にも言ったがな。俺にはルカだけだ。ルカ以外の者とはこういうことはしないぞ。それでも不安か?」
「ほんとにしない? でもしたことはあるんだよね」
「ルカと会う前の話だ。俺もいい大人だからな。過去のことを言われるとどうしようもないんだがな。今とこれからのことを約束するのでは不満か?」
ルカは首を振った。
「不満じゃない。わがまま言ってごめんなさい」
「そういうのはわがままとは言わん。俺には何でも話せ、ルカ。もやもやすることも、不安なことも一つずつ解決していってやるから」
「うん」
ルカはベッドの上に膝で立つとユリウスに顔を近づけた。
「キスはしてもいい?」
「ああ」
ユリウスはルカの後頭に大きな手を回すと自分の方へ引き寄せた。ちゅっと音を立てて、唇を吸われる。軽く口を開いてユリウスを迎え入れると、すぐに熱い舌が入ってきた。
ユリウスはじっくりとルカの中を堪能していき、そっと唇を離した。
「それでルカ。一体ディックには何を聞いたんだ?」
ルカが説明すると、ユリウスは額に手を当てた。
「あいつ、あれだけ釘を刺しておいたのにまた」
「わたしが聞いたからディックは親切に教えてくれただけだよ? 教えてもらったこと、してみようか?」
「いや、いい」
「どうして? ディックはとても気持ちいいって言ってた」
「いや、俺は口淫されるのは好まん。ああ、口でするのをそう言うんだがな」
「そうなんだ」
がっかりしたというよりほっとした。ディックの言うように上手くできる気がしなかったから。あんな大きなもの、自分の口に入ると思えなかったし、それに加えて歯も当たらないようになんてとても無理だ。
「今ほっとしたろう。したくないことを無理にしなくてもいいんだぞ」
「だってユリウスのために何かしたいと思ったから」
「気持ちは嬉しいが無理はするな。俺はルカが側にいるだけでいいんだ」
「ユリウス」
ルカは膝立ちしてユリウスの首に腕を回した。
ポポがききっと鳴いた。もっと遊んでと言われたような気がして、ルカはベッドから降りるとポポのゲージを開けた。
***
ポポと遊びだしたルカを見ながら、ユリウスは左の肩にそっと手を当てた。紋章が浮かび上がってからすでに四日ほど経つ。何かしら体に変化があるかもしれないと覚悟していたが、今のところ何もない。いつも通りだ。
ルカの月のものがあければ、ユリウスはまたルカを抱くだろう。その時、以前はなかった肩の紋章にルカが気がつかないわけがない。
カレルはなるべく秘してと言ったが、診察をするノルデンには早々にばれた。余計な心配をかけることにもなるので、ノルデンには正直に事の経緯を話した。
ルカにも、話すべきなのだろうな。
ユリウスはポポと戯れるルカを見ながら考えた。
ルカは責任を感じるだろうか。感じるだろうな。間違いなく。また自分を責めるだろう姿が容易に想像できる。
ユリウスはこうなる可能性をわかっていてルカを抱いたのだ。そこのところをよくよく説明して、納得させるしかないのだが。
ルカがポポと遊んでやっているのか、ポポにルカが遊ばれているのか。まるで意思疎通できているかのようなポポとルカを眺めながら、話すならば早いうちに、今日にも話そうとユリウスは決めた。
その日の夜、一緒にベッドに入った時にユリウスは話を切り出した。ルカの持っていたレガリアのこと、そのためにライニール王とオーラフ宰相がルカに執着していたこと、抱いた男のもとにレガリアが移ることがあることなど。王都でシミオンとエメレンスから聞いた話を説明した。
話し始めてすぐに、大事な話だとわかったのだろう。ルカはところどころわからない点だけ聞き返しながら、最後まで真剣に耳を傾けていた。
「それで、まさかユリウスに?」
「ああ。ここに」
ユリウスはシャツをはだけさせ、左肩を見せた。ルカが紋章に触れると、とくんと脈打つように一瞬熱くなった。
「……ごめんなさい」
謝るだろうと思っていたが、やはりルカは謝った。ユリウスはルカを腕の中に囲い、頬を自分の胸に押し付けた。
「わかっていてやったことだ。ルカが謝る必要はない。責任も感じるなよ。レガリアが俺に移ったからといって、今までと何の違いもないんだ」
「……わかった」
ルカは小さく呟いたが、本当に納得はしていないのだろう。
「俺を信じろ。ルカ」
どれほど言葉を尽くしてもルカは自分を責めることをやめないだろう。ユリウスはだからそう言って、抱きしめてやる以外に方法を思いつけなかった。
0
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結】異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます
七夜かなた
恋愛
仕事中に突然異世界に転移された、向先唯奈 29歳
どうやら聖女召喚に巻き込まれたらしい。
一緒に召喚されたのはお金持ち女子校の美少女、財前麗。当然誰もが彼女を聖女と認定する。
聖女じゃない方だと認定されたが、国として責任は取ると言われ、取り敢えず王族の家に居候して面倒見てもらうことになった。
居候先はアドルファス・レインズフォードの邸宅。
左顔面に大きな傷跡を持ち、片脚を少し引きずっている。
かつて優秀な騎士だった彼は魔獣討伐の折にその傷を負ったということだった。
今は現役を退き王立学園の教授を勤めているという。
彼の元で帰れる日が来ることを願い日々を過ごすことになった。
怪我のせいで今は女性から嫌厭されているが、元は女性との付き合いも派手な伊達男だったらしいアドルファスから恋人にならないかと迫られて
ムーライトノベルでも先行掲載しています。
前半はあまりイチャイチャはありません。
イラストは青ちょびれさんに依頼しました
118話完結です。
ムーライトノベル、ベリーズカフェでも掲載しています。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
『階段対策会議(※恋愛)――年上騎士団長の健康管理が過剰です』
星乃和花
恋愛
【完結済:全9話】
経理兼給仕のクラリスは、騎士団で働くただの事務員――のはずだった。
なのに、年上で情緒に欠ける騎士団長グラントにある日突然こう言われる。
「君は転倒する可能性がある。――健康管理対象にする」
階段対策会議、動線の変更、手をつなぐのは転倒防止、ストール支給は防寒対策。
全部合理的、全部正しい。……正しいはずなのに!
「頬が赤い。必要だ」
「君を、大事にしたい」
真顔で“強い言葉”を投下してくる団長に、乙女心を隠すクラリスの心拍数は業務超過。
さらに副団長ローレンは胃薬片手に「恋は会議にするな!!」と絶叫中!?
これは健康管理?それとも恋愛?
――答え合わせの前に、まず“階段(概念)“をご確認ください。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる