小さな幸せ

惚気編

数日間 2

 寝る前に、起きて朝10時だったら朝マックを配達してもらおう。
みたいなことを言っていた気がして、一応目が覚めたからスマホで時間を確認すると、ちょうど朝10時。

 隣で寝てる彼女におはようって言うと、可愛い声でおはよって返してくれた。
昨日の夜にそんな話をしたの覚えてる？
って聞いたら当たり前よ！
何食べたい？
って聞かれたからいつものやつにした。
パンケーキなのだ。
ホットケーキかもしれない。
未だにこの違いがわからないのは、また今度詳しく話を聞いてくれ。
彼女はなんか色々頼んでた。
んで、気がつくと届いてて、彼女がパジャマ姿で玄関まで取りに行ってくれた。
一緒に住んでるみたいでいいわね…って思ってにこにこしていたのは秘密でね。

 そして、食べたあとはダラダラとテレビを見て、スーパーに買い物に行って、結構重いもの買ったのよ。
重いものを持つよ？って言ってくれる彼女は頼もしい。
ちゃんとスーパーに行くだけでもメイクしてたから可愛すぎて1回死にかけたよね。
帰ってからは彼女がご飯を作ってくれた。
砂肝焼いてくれたり、レシピ動画で見た料理作ってくれたり。
あとは私がピーマン嫌いすぎて食べたことがなかった、ピーマンの肉詰めを作ってもらった。
めちゃくちゃお肉の旨味とピーマンの苦さがいい感じで、ピーマン嫌いの私も美味しく食べれた。
今度は作り方教えて貰って自分でも作ろうかなって思います。

 その日の夜も一緒にお風呂に入って、彼女の方が痩せてるのに膨らんでるところはしっかりと膨らんでて許せねぇって思った。
でもそんなのも楽しいのよね。
明日の夜には彼女は帰ってしまうから寂しいなぁって思って寝る時はくっついて寝た。